概要
スプラトゥーンシリーズのPvE型式モード『サーモンラン』に登場するステージの一種。ステージ外にそびえる巨大なダムが特徴。登場作品は『スプラトゥーン2』と『スプラトゥーン3』。
よく間違えられるが「シャケナ」ではない。ロックンロールなどで聞かれるShake It Up,baby(シェケナベイベー)の「シェケナ」である。
公式映像
動画再生時点(1:51~)より本ステージ。
小ネタ・裏設定
設定画集『イカすアートブック2』によると、シェケナダムはイカたちの生活圏に比較的近い場所にあるシャケのナワバリで、ダムにより特殊な潮の流れが形成されているという。潮位が頻繁に変わるため、地元漁師でもほとんど寄り付かないらしい。
このステージの詳細位置は不明だが、ファミ通のインタビューで公開されたスプラトゥーン世界の地図では、ハイカラ地方のハイカラ湾内に「防鮭ダム」なる施設が存在する。恐らくこれがシェケナダムなのだろう。
ところで「防鮭」の読みは「ぼうけい」「ぼうしゃけ」どちらなのだろうか。
また上の公式動画によると、ステージ自体は人工島らしく、ハイカラスクエアから離れた隔離エリアにあるという。
ステージの外にイカ釣り漁船に似た船がいるが、これはタコの偵察船「イカ釣り不審船」であることがアートブックで明かされている。シャケとタコは通商条約を結んでいる設定なるので、おそらくシャケとの交易に来ているのだろう……不審船だから交易というより密輸か?
立ち回り
通常潮
おおよそ丘のような構造で、塗れる壁や金網など、サーモンランのキホンが詰まっている。
撃ち下ろしは容易だが、高台や金網により絶妙に視界が悪く、また低地に降りると残り2方向の低地で何が起こっているかを確認できない。
そのため寄せが重要となるステージだが、まともに使える高台がコンテナ横しかなく、キャパが圧迫されている状態でコウモリやヘビの突撃を許すと簡単に崩壊する。
2方向や桟橋に海岸三銃士が湧いた状態で、桟橋側の高台にコウモリが居座ったり、ハシラやヘビ、ザコシャケが広場を制圧し始めると危険な状態。早急にスペシャルで打開を図りたい。
高台裏の壁は全面塗ることができるので、なるべく塗っておくとコンテナへのアプローチコースが増える。上位勢においてはトライストリンガーや高連射力ブラスター、一部のスロッシャー類などの壁塗りが得意なブキが割り当てられた場合、ウェーブ開始前に塗り潰すことが義務化している。
桟橋方向に湧いたタワーは「桟橋タワー」と呼ばれ、最優先討伐対象である。大抵の場合は幾重ものオオモノに守られているので、スペシャルで強引に吹き飛ばすが湧きが変わってからの討伐を推奨する。
ちなみに、桟橋部分はイカダッシュジャンプで飛び移れる。
満潮
金網。干潮の反対側にある金網地帯が最も危険で、ここはヒト状態での移動を余儀なくされる上に最奥にタワーカタパが出現するというS級の危険地帯。ナベブタやヘビ、テッパンなどに封鎖されやすく、出現した時点でハイパープレッサー・メガホンレーザー5.1ch・トリプルトルネード・ジェットパックの発動が選択肢に入る。2体出現した時点で即刻発動すべきであり、ナイスダマの発動が選択肢に入る。サメライドは届かない。
まだ危険な要素はあり、湧き地点がコンテナを囲い込むようになっており、挟撃に遭いやすい。
反対の高台にコウモリが湧いたり、ナベブタがヘビやバクダンを護り始めたり、ダイバーを塗り切れなかったり、ハシラが幾つも稼働し始めると崩壊の兆候。スペシャルを使ってでも早急に滅亡させ、全滅を防ぎたい。
崩壊してしまった場合は、ハシラの上や反対の高台が起点となる。幸いにも狭いので、ナイスダマやサメライド、ホップソナーなどを連続発動すればある程度の立て直しが効く。
↓金網部分。ここに三銃士が湧くと地獄となる
干潮
道が狭く、遮蔽物が少ない。
ヘビやナベブタの封鎖がしんどいため、基本的には寄せて迎撃のスタンスで戦うことになる。
しかし迂回ルートがないため、封鎖された先に三銃士が湧いてコンテナ付近が滅茶苦茶にされる恐れもある。特にナベブタを下ろさずに撃ち落とすことが困難なため、長射程はナベブタの撃墜を優先したい。スペシャルの使用も〇。
ナベブタの上を乗り継いで海岸へ向かうムーブも刺さりやすい。
特殊ウェーブ
ヒカリバエ
コンテナ横の高台に集合し、襲い来るシャケを全員で迎撃する。これ以外の行動は全て地雷認定されうるほどに絶対的な防衛方法で、高台が狭いために1人でも違う行動をとり始めた瞬間に崩壊することも珍しくない。
ローラーがいない場合、特に左側からのシャケがインコースを通るために迎撃しづらい。ローラーがいれば相当楽だが、前に出すぎると2wayの波に飲まれて即死するため位置取りが難しい。
高台側面での初手・常時セミは地雷行為である。高台の下に落ちたイクラの回収は極めて困難だ。
許されるのは立て直し・納品の時間稼ぎのみで、この場合は逆にセミが推奨される。
グリル発進
基本的に、コンテナ左の広場を通るルートを通らせる。
コンテナの高台付近に来たら集中放火して停止させ、そのまま爆散させてやろう。コジャケの処理を忘れずに。
問題は右側、金網地帯に湧くグリルである。コイツが湧いた場合、桟橋方向の壁にセミをするか降りることで、コンテナ裏のスロープへ誘導することができる。右側から来て高台に進入された場合、即座のスペシャル発動が選択肢に入る。
なお、グリルを左側に誘導した場合でも、コジャケは右側から来る可能性がある。注意。
ドスコイ大量発生
コンテナの左右と後方高台で3基。しかし、それぞれが欠陥を抱えている。
右側大砲は全ての方向の制圧ができるが、右から湧いたヘビやテッパン・モグラの突撃を受けやすく、ナベブタの妨害を受けやすい。そのため、度々後退する可能性がある。
左側は左と正面の制圧ができるが、右側へはコンテナが邪魔をしてほぼ攻撃できない。
後方砲台は右側の制圧や砲台を邪魔するナベブタなどの排除が可能だが、中央および左の海岸に届かない。
一例として、基本的に右側を使用し、それに加え左の砲台を使用する方法がある。右側砲台はモグラやナベブタの妨害を受けたら後方砲台に移動して殲滅し、再び右に戻るというムーブが可能。
左側は右側が時折退避することを理解している必要がある。右側が退避した場合、左と正面の海岸三銃士は自身が処理しなければならなくなるからだ。
ともかく、柔軟に砲台を乗り換えての殲滅が重要である。
関連イラスト
関連タグ
『2』のサーモンランから登場のステージ
シェケナダム