概要
『スプラトゥーン3』に登場する、色とりどりの屋台が立ち並ぶ屋外市場が舞台のバトルステージ。バンカラ地方の海上マーケットで、怪しい商品を扱う屋台がひしめき合っているとされる。
背景にはやや古臭い木造建築の立ち並ぶ市場と市街地が近くに広がっているが、その奥には近代的な高層ビル群やモノレールの高架など発達した都市が広がり、貧富と新旧の建物が入り混じる混沌とした景色となっている。その反対側には海面のやや濁った海と埠頭が存在しており、クレーンを載せたフィーダー航路用らしき小型コンテナ船や漁船の姿がある。
ステージ内に積み上げられた段ボール箱は、インクショットで吹っ飛ばすことが可能。特にキャンピングシェルターの散弾をほぼ全て当てた際にはビックリするくらい遠くにかっ飛ぶ。
公式映像
再生時点(3:11~)より本ステージ。
映像は発売時点のもの。
ちなみに初お披露目がこの『スプラトゥーン3ダイレクト』だったためか、今作から初登場のバトルステージで唯一、公式SNSによる説明が無い。
余談
ヤガラいちば?ヤガラしじょう?
本ステージの「ヤガラ市場」の漢字部分を「いちば」と読むか、「しじょう」と読むかで意見が分かれそうだが、公式では一応「いちば」である。上記のスプラ3ダイレクトで「いちば」と発音されている。
裏設定と小ネタ
設定画集『イカすアートブック3』によると、バンカラ地方沿岸の埋立地にある巨大な市場らしい。果物、魚、衣類、日用品など雑多なものがひしめき合うカオスな空間で、客や店同士での小競り合いは日常茶飯事とのこと。漁船や貿易船によって届けられた品物や、バンカラ地方のクレーターから出土した文字通りの「掘り出し物」を扱う店も多いという。
ウツホ曰く、あんこが詰まった無数の名を持つ例のお菓子を売る屋台もあるそうだが、その屋台では「大判焼き」の名前で売られているとのこと。
また、マンタローがここでナマコフォンを購入した際、よくみたら「ナメコフォン」というパチモンだったというエピソードが語られている。
タカアシ経済特区
高層ビル群の方向を見るとタカアシ経済特区らしき工事中のビルが見える。逆も同様で、タカアシ経済特区から海側を見るとヤガラ市場が見える。
発売当初、タカアシ経済特区は見えなかったが、タカアシ経済特区実装直前のVer.5.0.0アップデートでヤガラ市場のステージ外風景がひっそりと変更されるサイレントアプデ(アップデート告知には記載無し)が行われた後、ヤガラ市場からタカアシ経済特区が見えるようになった。世界観的に考えれば、タカアシ経済特区は再開発が進んでいるという設定なので、急ピッチでビルが建てられたのだろう。
ヤガラ市場から見たタカアシ経済特区(0:31~)
関連イラスト
関連タグ
ヤガラ(魚):名前の元ネタ。
ハイカラシティ付近に位置するステージ
ハイカラスクエア付近に位置するステージ
バンカラ街付近に位置するステージ
ヤガラ市場 クサヤ温泉