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マンタマリア号

まんたまりあごう

ゲーム『スプラトゥーン』シリーズに登場するバトルステージのひとつ。巨大な帆船が舞台。
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概要編集

スプラトゥーンシリーズに登場するバトルステージの一種。

ハイカラ地方の港に浮かぶ大型帆船の上を舞台にしたステージ。巨大なマストと、その周囲に張られたネットの足場が特徴的なステージとなっている。『スプラトゥーン2』、『スプラトゥーン3』で登場する。


ステージは純白の巨大な帆船の上が舞台で、ステージ内は水密扉や救命ウキワ、救命ボートなどなど、イカにも「船の上」という感じのオブジェクトが配置されている。ステージ外には港沿いに商業ビル群の立ち並ぶ都市と、キレイに澄んだ青色の空と海が広がり、爽やかな景色になっている。船の上なので、当然ながらステージ外周は海に囲まれているのだが、イカタコたちは水が苦手で泳げないのに、わざわざバトルしたがるらしい。


設定画集『イカすアートブック2』やイイダの発言によると、マンタマリア号は引退した船で、今は使われずに展示されている。バトルのステージになった理由もそれなのだろうか?週末は家族連れやカップルで賑わう定番の観光スポットになっており、映画のシーンを真似するため船首に行こうとするイカが多い。が、船首は立入禁止になっている模様で、注意されている彼らの姿がたびたび目撃できるという。


元ネタ編集

名前の元ネタは、現実世界でコロンブスによる初の大西洋横断航海のときに使われた帆船「サンタ・マリア号」と思われる。この船自体は現存していないが、複製されたものが世界に何隻か存在しており、かつては神戸港にも復元されたレプリカ船があった。後述するヒメの発言から、マンタマリア号の方にも複製のレプリカ船、または姉妹船が存在するようである。


しかし、マンタマリア号は元ネタよりも遥かに巨大な船で、しかも塗装が元ネタとは真逆の純白色に染められており、外観は似ていない。どちらかといえば横浜市みなとみらい21地区の、日本丸メモリアルパーク内に係留された大型帆船「日本丸(初代)」に近く、外観はこちらがベースになっているようである。実際、「日本丸」も引退して展示されている船であり、ステージ外に広がる港やビル群の景色も、みなとみらい21地区に似ている。


小ネタ編集

ヒメの誕生日プレゼント編集

『2』のハイカラニュースにおける本ステージの紹介にて、テンタクルズヒメが、


ヒメ「この船…

   昔 誕生日にもらったのと同じヤツだ」


……と発言しており、ヒメはマンタマリア号の姉妹船を持っている模様。ホウズキ家のセレブっぷりが垣間見えるエピソードである。ちなみに元ネタのひとつである「日本丸(初代)」にも、設計が同じ姉妹船「海王丸(初代)」がある。


なお、特別公式サイト「スプラトゥーンベース」におけるヒメの説明では、「バトルで使われてる「マンタマリア号」を誕生日にプレゼントされた」と記述されており、姉妹船ではなくマンタマリア号そのものをプレゼントされたとも考えられる。



地球深部探査船「ちきゅう」編集

ちきゅう

『2』では2018年4月頃から、ステージ外の海上に巨大な櫓のある大型船が出現するようになったが、この船は現実世界にも存在する。国立研究開発法人JAMSTECとのコラボフェス「未知の生物 vs 先進の技術」に合わせて登場した、JAMSTECの所有する地球深部探査船「ちきゅうである。フェスの告知では、機械マニアのイイダが「ちきゅう」の魅力を熱く語ろうとして、ヒメに止められている。


ただ、同じ船といっても人類滅亡から約1万2000年経過したのがスプラトゥーンの世界なので、完全に同じというよりイカたちが造った同じ設計の船、とかの可能性が高そうである。ラストフェスミステリーゾーンDEAR SENPAI』のステージ外の海上にも「ちきゅう」は居座っている。『3』では登場していない。



保安船編集

『2』では「ちきゅう」の他にもヨットや、海上保安庁が使っていそうな巡視船の姿をステージ外の海上に見ることができる。巡視船はアートブックによると「保安船」という名称だが、スプラトゥーンの作中では警察などが登場することはまず無いので、何気にNew!カラストンビ部隊を除けば唯一登場している治安維持組織の存在だったりする。


アートブックの記述から察するに、タコの偵察船「イカ釣り不審船」を取り締まっている模様。この不審船はネギトロ炭鉱サーモンランシェケナダムなどに現れるイカ釣り漁船みたいな船のことである。保安船は大砲みたいなのを搭載しているが、これは放水砲らしい。しかしインク生命体のイカやタコに放水したら結構な攻撃力になりそうだが、大丈夫なのだろうか……


デボン海洋博物館には、ガチマッチの一部ルールで保安船の色違いの模型が展示されることがある。『3』ではヨットだけの登場になり、保安船は「ちきゅう」ともども登場しなくなった。


関連イラスト編集

残夏とマンタマリアマンタマリア号


関連タグ編集

スプラトゥーン2 スプラトゥーン3

スプラトゥーン・登場ステージの一覧


サンタ・マリア号:名前の元ネタ。

マンタ:名前の元ネタその2。マンタローではない(本人もバンカラジオウツホに「マンタマリア号を造ったヤツはマンタローのファンだったりせんか?」と聞かれたが、「この船、ボクより年上だからね?」と返している)


ハイカラシティ付近に位置するステージ編集

デカライン高架下 ハコフグ倉庫

シオノメ油田 アロワナモール

Bバスパーク ホッケふ頭

モズク農園 ネギトロ炭鉱

タチウオパーキング モンガラキャンプ場

ヒラメが丘団地 マサバ海峡大橋

キンメダイ美術館 マヒマヒリゾート&スパ

ショッツル鉱山 アンチョビットゲームズ


ハイカラスクエア付近に位置するステージ編集

バッテラストリート フジツボスポーツクラブ

ガンガゼ野外音楽堂 コンブトラック

海女美術大学 チョウザメ造船

マンタマリア号 エンガワ河川敷

ザトウマーケット デボン海洋博物館

アジフライスタジアム スメーシーワールド

ホテルニューオートロ ムツゴ楼


バンカラ街付近に位置するステージ編集

ユノハナ大渓谷 ゴンズイ地区

ナメロウ金属 マテガイ放水路

ヤガラ市場 クサヤ温泉

ナンプラー遺跡 タラポートショッピングパーク

タカアシ経済特区 オヒョウ海運

バイガイ亭 カジキ空港

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