概要
『スプラトゥーン3』に登場するバトルステージの一種。
かつて稼働していた巨大な放水路を改装したバトルステージで、バンカラ街の地下深くにある。長年放置され老朽化が進んでいたが、近年になってバトルステージとして改装され、人気のスポットとして生まれ変わった。
全体としては薄暗い景色が広がっているが、所々天井が崩落しており、その部分から太陽光が差し込む。太陽光の当たる部分にはヒマワリなどの花々が咲いて蝶が舞い、地下でありながら幻想的な光景が広がっている。また、花々の周囲で花冠を作って遊ぶ小さなクラゲたちの微笑ましい姿を見ることも。
設定画集『イカすアートブック3』によると、この放水路は先の大戦で破壊された後、長年放置され、解体する費用もなく負の遺産と化していたらしい。しかし、比較的崩落の少ないエリアをバトルステージとして開放した経緯がある。
古くからの放水路ファンは反対の声を上げたようたが、バトルステージとして人気爆発したため、現在反対運動は沈静化しているとのこと。
放水路は大雨や洪水の多い地域に作られるので、砂漠の広がるバンカラ地方も洪水は頻発している、と推測できる(ビッグランでも大規模な潮位変動が起きている他、ナメロウ金属にも巨大船が、クレーターにも謎の鉄塔が流されてきている)。
第3回のフェス「好みの味は?辛いvs甘いvsすっぱい」ではトリカラバトルの舞台にもなった。
ビッグラン
2023年6月には第3回ビッグランの舞台となり、シャケたちが大量遡上してきた。これまでのビッグランは前作から続投のステージが舞台だったので、今作から登場のステージとしては初のビッグランとなる。元から天井部分に照明があるので、特殊WAVEを除けば他のステージほど通常時より薄暗くなることはない(といっても照明は暗めなので、元々薄暗いのだが……)
干潮時はシャケの沸き場が全方向である為、処理が遅れると挟み撃ちにあう。
ところでビッグランを含むサーモンランのバイトでは、クマサン商会のヘリでシャケを狩る場へと移動するのだが、地下にあるマテガイ放水路にはどうやって移動するのだろうか…… と思いきや、上記の崩落した天井部分から直接ヘリが入ってきた。
クマサン商会のヘリのパイロットは、とんでもない操縦技術の持ち主のようだ。ただ、他の狩り場だとバイト中のヘリは上空を旋回し続けるのに対し、マテガイ放水路は飛行できる空間が限られるためか、上記の崩落部分の下でホバリングし続けている。
何気に、トリカラバトルとビッグラン両方のステージに選出される偉業を達成した初のステージである。
バトルでは
『マニューバーとチャージャーが非常に輝くステージ』と言えるだろう。
チャージャー用の狙撃台とマニューバーがスライドで縦横無尽に無双出来る地上という構成となっている。
裏を返せばマニューバーとチャージャー以外のブキが活躍することはほぼ無い(※2024年春シーズン開始時点)。
関連イラスト
関連タグ
首都圏外郭放水路:ステージ自体の元ネタ。ただし、マテガイ放水路が推定100年以上前に破壊されて稼働停止しているのに対し、こちらは20年前から現役バリバリで稼働している。天井も崩落していない。ヘリコプターが飛行できるほど広くもない。
マテガイ:名前の元ネタ。
ハイカラシティ付近に位置するステージ
ハイカラスクエア付近に位置するステージ
バンカラ街付近に位置するステージ
ナメロウ金属 マテガイ放水路