概要
スプラトゥーンシリーズに登場するバトルステージの一種。『スプラトゥーン』と『スプラトゥーン3』に登場する。
ハイカラ地方沖に広がるハイカラ湾を縦断するように架橋された巨大な斜張橋となっている。
日本の橋で言うと東京湾アクアライン、あるいはレインボーブリッジの立ち位置だろうか。
スプラトゥーン
初代『スプラトゥーン』から登場。
このとき橋はまだ工事中だが、普通にこの頃からバトル用のステージとして利用されている。縦に長く、金網の足場などで二層になった地形が特徴的なステージで、立体的なバトルが繰り広げられる。
ちなみにシオノメ油田から似たような橋が見えるが、この橋は吊橋型なのに対し、マサバ海峡大橋は斜張橋型で構造が異なるので別物である。潮風の影響か、橋の上は風が強いらしい。
ハイカラニュースでのステージ紹介によれば、完成するとハイカラ地方で一番長い橋になるそうである。
スプラトゥーン3
その後、『スプラトゥーン3』で再登場。
初代から7年が経過し、ようやく開通した。橋梁部構造の上部には自動車道と歩道が開通しており、これらの部分は外部アプリ「イカリング3」の機能「ロブイチ」から確認できる。開通に伴い、バトルのステージは橋梁部構造の下部へと移動した。工事が完了したことでステージ形状は大きく変化しており、全くといって良いほど原型を留めていない。
工事が長くかかっていた理由として、イカたちが工事現場でバトルをしていたからと推測されているが、詳細は不明。
設定画集『イカすアートブック3』によると、この橋は軟体世紀2020年(『3』の2年前、初代の5年後)に開通したとされる。それまでは何年も開通していなかったが、ハイカラ湾内に突如謎の巨大彫像が浮上する事件が発生。このとき大量の漂流物が発生して船舶航行に重大な支障が発生、架橋運動が活発化したことでようやく開通に至ったという。このとき浮上した彫像は『3』のステージ内からも確認できる。
また、バンカラジオのステージ紹介にて、上記の彫像が流れ着いた際は連日ニュースになっていたことが語られている。本編開始時点では流石に話題になることは殆ど無くなったものの、像の近くまでボートで行く見学ツアーが現在でも催されているとのこと。
なお、橋の開通によりハイカラ地方とバンカラ地方の交流が活発化し、『3』の舞台となるバンカラ街はこれを機に再開発が急速に進んだ経緯がある(前述のシオカラーズの別の会話によれば、橋開通前もフェリーで両地方を行き来できていた模様)。
また、ステージ内の形状は7年間で大きく変化したが、ステージ外の地形や景色は先述の彫像を除き、初代と『3』では同じままである(ただ、ある場面でプレイヤーが彫像の上から見ることができる景色とは大きく異なる。数年のうちに彫像が海流で流されてきたのだろうか?)
ファミ通のインタビューで公開された地図をもとにすると、バンカラ地方側の岸に観覧車が見えるのが分かる。スメーシーワールドやマンタマリア号の近くにも観覧車は見えるが、どれも形状が異なるので全て別物である。
関連イラスト
スプラトゥーン
スプラトゥーン3
関連タグ
明石海峡大橋:名前の元ネタ。
オクト・エキスパンション:『スプラトゥーン2』の追加コンテンツ。橋開通の遠因となった出来事が描かれる。
ハイカラシティ付近に位置するステージ
ヒラメが丘団地 マサバ海峡大橋