概要
『スプラトゥーン3』に2024春Fresh Seasonから実装のバトルステージ。
バンカラ街の郊外に位置する大きな空港で、最近民営化されたらしい(わざわざ民営化するあたり、バンカラ街の経済難は相当なのだろうか……?)。
民営化にともなって施設の魅力アップが図られたらしく、その一環で、搭乗手続き待ちの旅客の目を楽しませるため、対戦ステージが新設されたのだという。
ステージ内にはプロペラリフトが設置されており、トキシラズいぶし工房にあるような横に移動するものと、アンチョビットゲームズにあるような縦に移動するものの二種類がある。
周囲には多数のジェット機の姿があり、テンタクルズのラッピングを施した旅客機や、JALやルフトハンザドイツ航空のパロみたいなエンブレムを尾翼に描いた旅客機、タカアシ経済特区で見られる小型のビジネスジェットなどなど、様々な飛行機がみられる。
また、他のステージと同じく多数のクラゲの姿があり、パイロットやキャビンアテンダント風の恰好をしている。
マスコットは「カジさん」という、カジキマグロと旅客機を合体させたような外見のキャラ。
バンカラジオでマンタローが語るところによると、最近カジさんのグッズが学生の間で大ブームらしい。なお、ウツホは「飛行機にスラッとした足が生えとるキモカワ系のヤツ」と認知しているが、足が生えているのはカジさんの着ぐるみだけらしい。
屋根が波立っているターミナルビルが特徴的だが、この特徴からするに元ネタは仙台空港だろうか。仙台空港もまた、比較的最近である2016年に民営化されている。
ターミナルビル内の一部店舗は、タラポートショッピングパークにある店舗と同じである。
余談
オヒョウ海運で重量物運搬船などというマニアックすぎる船が出てきた時もそうだが、どうもイカ研のステージ担当デザイナーには相当な乗り物オタクが混ざっているとしか思えないくらい、本ステージには様々かつニッチな乗り物が見える。
まず飛行機だが、テンタクルズのラッピングが施された飛行機はボーイング747のような二階建てなのにボーイング727のようなT字尾翼の3発機、機内食を運ぶフードローダーが横付けしているA380風の旅客機は一見普通に見えてよく見るとAn-225じみた6発機などなど、その手の知識のある人間が見たら大興奮しそうな変態機がめっちゃ居るのである。
普通の旅客機も多いが、それらも現代では少なくなった3発機や4発機ばかりで、デザイナーの趣味全開である。
飛行機以外の乗り物も豊富かつマニアックで、飛行機を牽引するトーイングトラクターや、航空機燃料供給用らしきタンクローリー、前述したフードローダー、コンテナ牽引車、タラップ車などなど、このステージには乗り物好きには堪らないほど様々かつマニアックな空港の乗り物が溢れているのである。
空港自体の造形も気合が入っており、滑走路をよく見るとPAPIらしきものまである。
どれもこれも相当な乗り物/空港オタクかその手の界隈の人間でないと気づけないような程凝った造形がされており、もう一度言うが、イカ研のデザイナーには相当な乗り物オタクが混ざっているとしか思えない。
関連動画
関連タグ
カジキマグロ:名前の元ネタ。
ハイカラシティ付近に位置するステージ
ハイカラスクエア付近に位置するステージ
バンカラ街付近に位置するステージ
バイガイ亭 カジキ空港