ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

クリオネ

くりおね

ふよふよ泳いでいる姿は愛らしいが、捕食のしかたがおぞましいことで有名な海生生物。殻の無い巻貝の仲間である。
目次 [非表示]

概要

 軟体動物の一種。実はこれでも巻貝の仲間である。和名は「ハダカカメガイ」。


身体には透明な部分が多く、一対の翼足でふよふよと泳ぐ


北半球にいる「ハダカカメガイClione limacima」と南半球に分布する和名が無い「Clione antarctica」の寒冷な海域にそれぞれ一種ずつ確認されていたが、2016年にオホーツク海産の「ダルマハダカカメガイ」が新種記載され、太平洋と大西洋の個体群が遺伝子的にも形状的にも別種として区別されるようになり、太平洋のクリオネの学名はClione elegantissimaはとされた。


この時に、新種に「ダルマハダカカメガイ」、大西洋の種に「ダイオウハダカメガイ」、南半球のクリオネに「ナンキョクハダカカメガイ」という和名が提案された。


2017年には富山湾の深海で新種が発見されてる。2023年現在で、確認されているのは5種となっている。


また同じハダカカメガイ科のイクオハダカカメガイは、ハダカカメガイ属に分類されるという説もある。


その神秘的なの姿と主に見られる生息地が北海道沿岸部などの寒流域であることから「流氷の天使」と称され、英名も「Sea Angel」である。


…だが、エサ(小動物)を食らう時のエグさでも有名。詳細はバッカルコーンの記事を参照。

この関係で、一部では温和な顔で意外と毒舌な細田博之自民党前幹事長の二つ名にもなっていたりする。


主に餌となるのはミジンウキマイマイと呼ばれる泳ぐ巻き貝であるが、このミジンウキマイマイは成長サイクルの都合一年の僅かな期間しか出現しないので、クリオネは1年以上の絶食に耐えられるようになっている。


そしてクリオネの寿命は2年程度であることから、「一生に一度しか食べない」とか「飼育するなら餌はいらない」とか言われることも多いが、野生のクリオネはプランクトンなどで食いつないでいるという説も存在する。


実際に一年も断食させると体長が半分になってしまう。


クリオネがモチーフのキャラクター

特撮

ゲーム

漫画

バーチャルYouTuber

その他


随時募集中

関連タグ

流氷 オホーツク海

くぱぁ バッカルコーン

じみんの日々

モーモン:普段はかわいらしい姿、捕食時の行動が恐ろしい姿であることが共通

関連記事

親記事

巻貝 まきがい

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 2208307

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました