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クリオネ

くりおね

ふよふよ泳いでいる姿は愛らしいが、捕食のしかたがおぞましいことで有名な海生生物。殻の無い巻貝の仲間である。
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概要編集

 軟体動物の一種。実はこれでも巻貝の仲間である。和名は「ハダカカメガイ」。


身体には透明な部分が多く、一対の翼足でふよふよと泳ぐ


北半球にいる「ハダカカメガイClione limacima」と南半球に分布する和名が無い「Clione antarctica」の寒冷な海域にそれぞれ一種ずつ確認されていたが、2016年にオホーツク海産の「ダルマハダカカメガイ」が新種記載され、太平洋と大西洋の個体群が遺伝子的にも形状的にも別種として区別されるようになり、太平洋のクリオネの学名はClione elegantissimaはとされた。


この時に、新種に「ダルマハダカカメガイ」、大西洋の種に「ダイオウハダカメガイ」、南半球のクリオネに「ナンキョクハダカカメガイ」という和名が提案された。


2017年には富山湾の深海で新種が発見されてる。2023年現在で、確認されているのは5種となっている。


また同じハダカカメガイ科のイクオハダカカメガイは、ハダカカメガイ属に分類されるという説もある。


その神秘的なの姿と主に見られる生息地が北海道沿岸部などの寒流域であることから「流氷の天使」と称され、英名も「Sea Angel」である。


…だが、エサ(小動物)を食らう時のエグさでも有名。詳細はバッカルコーンの記事を参照。これでは天使どころか真逆の「流氷の悪魔」である。

この関係で、一部では温和な顔で意外と毒舌な細田博之自民党前幹事長の二つ名にもなっていたりする。


主に餌となるのはミジンウキマイマイと呼ばれる泳ぐ巻き貝であるが、このミジンウキマイマイは成長サイクルの都合一年の僅かな期間しか出現しないので、クリオネは1年以上の絶食に耐えられるようになっている。


そしてクリオネの寿命は2年程度であることから、「一生に一度しか食べない」とか「飼育するなら餌はいらない」とか言われることも多いが、野生のクリオネはプランクトンなどで食いつないでいるという説も存在する。


実際に一年も断食させると体長が半分になってしまう。


クリオネがモチーフのキャラクター編集

特撮編集

ゲーム編集

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その他編集


随時募集中


関連タグ編集

流氷 オホーツク海

くぱぁ バッカルコーン

じみんの日々

モーモン:普段はかわいらしい姿、捕食時の行動が恐ろしい姿であることが共通

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