概要
宇宙の平和を守る金属生命体シーマの中核にして大小様々なシーマを生み出す母胎とも言うべき存在。半透明のボディは自由に形を変える事が可能で、ゾーンνの道中では画面中央に正八面体の状態で現れ、ボス戦に突入するとクリオネのような形状に変化。戦闘の最中にも正八面体や貝類のような姿に変化する。
ゾーンνクリア後のエピローグでは、惑星ダライアスを誕生させる鍵にもなっている。
特徴
『Gダライアス』の最終面ゾーンνのボスとして登場。ゾーン内のルート分岐によって体色と攻撃方法が異なり、上のエリアYでは青いボディ、下のエリアZでは赤のボディのジ・エンブリオンが出現する。
頭部(アタックヘッド)や弱点のコア、コア周辺にあるニードルビットからホーミングレーザーやナパーム団、βビームを始めとした苛烈な攻撃の数々を繰り出し、コアからは不完全体のエクリプスアイの頭部やレフナイトなどの敵キャラを次々に生成して突撃させてくる。頭部は破壊可能だが、倒さない限り何度でも再生してしまう。ちなみに頭部とコア以外の本体の部分には接触判定がない。
その後の去就
『ダライアスバースト』にもJゾーンのエンディングで登場。宇宙を破壊しうる力を秘めたバースト機関の存在を感じ取った事で実体化し、ダークヘリオスを撃破したTi2やリーガの前に現れる。
長きに渡るベルサーとの戦いで疲弊した人類が再びシーマとの全面戦争に突入すれば滅亡は免れない為、シーマと同じく亜空間ネットワークに意識を持つTi2はこれを回避すべくジ・エンブリオンとの対話に臨み、そのまま未帰還となった。
以降のシリーズではジ・エンブリオンは直接登場していないが、『ダライアスバースト クロニクルセイバーズ』ではシーマのものと思しき勢力が人類とベルサーとの戦闘に介入している。