概要
北太平洋の縁海の一つである。
「オホーツク」の名の由来は、ロシアの川で北岸からこの海に注ぐ「オホータ川」の河口部にできた町「オホーツク」に由来する。
宗谷海峡を隔てて日本海と、千島列島(クリル諸島)およびカムチャツカ半島を隔てて、北太平洋とそれぞれ接している。
また、オホーツク海からカムチャツカ半島北部を越えるとベーリング海へ出る。
北部には大陸棚が広がっているが、南部へ行くと深くなる。
知床半島は世界でも最も低緯度で流氷が見られる海域として知られている。
この流氷はアムール川(黒竜江)の河口で川の水が凍ったものとよく誤解されるが、オホーツク海の流氷は、海水が凍ってできたものである。
2010年には北海道の支庁改編案に基づき、旧・網走支庁が「オホーツク総合振興局」と名前を変えた。これはたとえば韓国に「鎮西市」や「呼子郡」が登場するような奇妙なことなのだが、これは当該地域の本来の地名である「北見」が「北見市」を名乗る野付牛に独占(いわゆる僭称地名)されてしまったためである。
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オホーツク総合振興局
樺太 北海道 カムチャツカ半島
オホーツク海気団
流氷 クリオネ 知床 宗谷 オホーツク サロマ湖