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破壊神マグちゃん

はかいしんまぐちゃん

「破壊神マグちゃん」は、上木敬による漫画作品。週刊少年ジャンプ2020年29号から2022年10号まで連載。
目次 [非表示]

ほんわか破滅系コメディ新連載爆誕!!


概要編集

少し間が抜けてはいるが心優しい少女宮薙流々と、かつては破壊神として信仰されていた「マグちゃん」ことマグ=メヌエク。そんな全く違う両者が家族となって繰り広げるドタバタ日常コメディ。

主な略称は『マグちゃん』。


ストーリー編集

混沌教団が召喚した破壊神マグ=メヌエクと対峙する聖騎士団!!

人類の命運を懸けた最終決戦の火ぶたが切って落とされ……てから数百年

とある田舎町の少女・流々が拾った宝石から、伝説の破壊神は遂に復活を遂げる!!。

傍若無人に納豆を食い、ビームを吐く破壊神マグちゃんは世界を混沌に染め上げてしまうのだろうか!?


作風編集

コメディ漫画の王道、いわゆる『エブリデイ・マジック』系の漫画。

邪神と言うアンダーグラウンドな題材を採っていながら、下ネタブラックジョーク等の人を選ぶ要素は薄く、内容的には尖った要素は少ない。

それでも、緻密に練られた話の展開とキャラクターの扱いに見られる作者のストーリーテリングの実力から、新人作家の新連載作にもかかわらず、非常に評価が高い。新連載1話目から多数の読者を獲得している人気漫画であり、いわば堅実な良作と評価できる。


また、この時期の少年ジャンプでは「チェンソーマン」、「呪術廻戦」、「僕のヒーローアカデミア」と言った中〜長期の連載作品で、半端ではないヘビーな鬱展開が繰り広げられていた。そんな中、本作の対照的なほのぼのとした温かい世界観に癒される人が続出した事実も、読者の心を掴んだ大きな理由である。

当時Twitterで「マグちゃん」で検索を掛けると、検索候補に「マグちゃん 助けて」とサジェストされていたと聞けば当時の読者の阿鼻叫喚っぷりが窺えるだろう。

殊更に『優しい世界』とまで言われる程、出てくる全てのキャラクターのビジュアルが愛らしく、性格的にも嫌味が無く好感度が高い点等から、近いジャンルの「僕とロボコ」でも「ジャンプ初心者用に健全な漫画」として作中で選定されている。



登場人物編集

CVは関連動画のボイスコミックでの配役

上位存在編集

混沌教団により異界から顕現した、高次元の存在たち。人間などの他の生物を「下等生物」と呼ぶ。

基本的に寿命の概念が無い永劫不滅の存在で、それゆえに面子を重んじる傾向にある。また、それぞれが固有の「権能」と呼ばれる特殊能力を持つ。

作中では多くが「封印の宝珠」によって弱体化し、小さな愛らしいマスコット形態になっているが、本来の姿は巨大な異形の怪物である。


邪神編集

上位存在の中でも、「神」と呼ぶに値する位持ちの存在。

全部で六柱存在し、まとめて「最上位六柱」とも呼ばれる。


マグ=メヌエク(マグちゃん)

マグちゃん

CV:藤倉光

主人公。遥か昔に異世界で混沌の神として恐れられし「『破滅』のマグ=メヌエク」と呼ばれていた破壊神。(第一柱)

600年前の戦いで聖騎士団に封印され、永きに渡る眠りの間にその肉体を失い、ぬいぐるみ程の大きさに弱体化してしまった。その影響で、現在の外見はほぼ『一つ眼のメンダコである。

尊大な性格とかつての経験から、人間を下等生物として見下す反面、自分が知るそんな人間像からほど遠い流々が気になっている。

彼が持つ破滅の権能は今でも引き出すのが可能で、納豆数パックで全力を放てる程に燃費が良い(但し、肉体が疲弊している為、引き出した後は衰弱して干からびる)。あまりに燃費が良すぎる為に、ハンバーガーとフライドポテトを食べた時はエネルギーがあふれ出て爆発した。食事は好きだが、食レポがマズそう(それのみならず、全般的に的確ながら難解な言い回しが多い)。

現在は信者獲得に動いており、様々な方法で人類への勧誘を繰り返している。


ナプターク(ナプタくん)

推しキャラ描きました。

CV:岡林史泰

混沌の神の第五柱。通称「『狂乱』のナプターク」

マグちゃんと同じように封印されており、そのため大きなヒトデのぬいぐるみのような姿に弱体化してしまっている。昔は色々とあったらしく、マグちゃんとは犬猿の仲。態度と口はデカいが小心者。

権能は声により生物の精神へ介入・狂気をもたらしその生命体を意のままに操れる。

強力な権能だがマグちゃんの策略に嵌り、復活直後の弱体化した体で100匹ものヤドカリを操って大きく疲弊・それ以上操るのはキャパオーバーで不可能になってしまい、以来ゴミ漁りをするまで落ちぶれてしまう。もはや錬の家のゴミバケツを散らかす害獣扱いだったが、後に錬の姉により定食屋での勤労に至り、次第に料理の道を進み始める。クロール泳法が特技。

登場する度に何かしらとナレーションに「恐るべき邪神」と紹介されるのがネタになっている。


ウーネラス(ウネさん)

ウッフフー

混沌の神の第四柱。通称「『摂理』のウーネラス」

他の邪神からは“魔女”とも称される魔術の神。登場しているのは分体で、本体は秘境にある聖騎士団本部に引き籠もっている。

聖騎士団に肩入れしており、マグちゃん達邪神を封じる為の宝珠を作ったのも彼女。権能「摂理の脈動」であらゆる魔道具を精製する。

聖騎士団に肩入れしている理由は、「過去に自分を討伐しに来た聖騎士を見て萌えたから」で、以来聖騎士団を箱推し・協力している。しかし、非力で脆弱な人間が、圧倒的力を持つ邪神に挑み続ける姿に萌えた彼女は、聖騎士が負ける事態も楽しみの1つとして観戦しており、やはり邪神として一筋縄ではいかない。

また、邪神ではあるが、尊敬や畏怖とも無縁な態度の流々にも気にする事なくフレンドリーに接し、作り出した魔道具もアニメからモデルにしたりと、俗にまみれている。趣味に生きる彼女の行動は読みづらく、他の邪神から「何を企んでいるのか?」とよく聞かれる。

モチーフはクリオネ


ミュスカー(ミュっさま)

運命のミュスカー

混沌の神の第三柱。通称「『運命』のミュスカー」

邪神達の中で唯一人間の形態を取る。

現代の混沌教団を率いており、マグちゃんを破壊神として招き入れようと画策している。ウーネラスの裏切りを予見した上で封印されて、誰よりも早く復活を遂げていた。

超聴覚から集めた情報から、自身の望んだ結果へと誘導して事象をもたらし、バトルではウーネラスに完勝する程に強い。反面、真面目なツッコミ気質で、流々やナプタークにはペースを乱されがち。

モチーフはイカ


ノス=コシュ(ノスコさん)

夢幻の邪神

混沌の神の第六柱。通称「『夢幻』のノス=コシュ」

無位の2体に続きミュスカーによって封印を解かれる。嗅覚を介して生物に夢を見せ、眠らせる権能を持つが、性格は非常に怠惰。

モチーフはウミユリと思われる。


ユピスス(ユッピー)

久遠のユピスス

混沌の神の第二柱。通称「『久遠』のユピスス」

超然とした言動を見せ、時間次元に介入する権能を持つと、ある意味で最も邪神らしい存在。

モデルはクラゲと思われる。


無位の存在(むいのモノ)編集

上位存在の中でも、神と呼ぶに値しない低位の存在。


ゾンゼ=ゲ(ウニ助)

ウニ助

最初に現れた無位の存在。通称「『暗澹(あんたん)』のゾンゼ=ゲ」

300年前に封印されたが、何者かの手によって封印を解かれ復活した。針のような魔力体で相手を刺しネガティブにする能力を持つ。

臆病でネガティブで自分を常に卑下しているが、性格は善良であり「にんげん」も下等生物とルビをふるものの見下していない上に、騒動を収めようとする時には積極的。

モデルはウニの一種ガンガゼ


グ=ラ(グラッシー)

無位の存在共

ゾンゼ=ゲと同じく無位の存在。通称「『金剛』のグ=ラ」

気性が荒いが単純な性格で、相手の言葉を真に受けて素直に従う場合も。

肉体の再生と強化に特化した権能を持ち、それを活かしてサンドアートを仕上げる器用な一面もある。

モチーフはカニの一種カラッパ


ニニツィ(ニニっち)

如月セイラとニニツィ

3番目に登場した無位の存在。通称「『亜空』のニニツィ」

ワームホールのようなものを作り出し、空間を自在に移動する権能を持つ。

「待遇の良さ」を理由にウーネラスと同様聖騎士団に協力しており、現在は後述するセイラと共に行動している。

モチーフはチンアナゴ。ただし、本体はこれに近い。


シュロ=シモー(シュロ氏)

無位の存在『忘却』のシュロ=シモー

最終回の回想シーンにて登場した無位の存在。通称「『忘却』のシュロ=シモー」

本編では詳細不明のまま登場し、最終巻のおまけページにて名前と通称、立ち位置が無位の存在である等が判明した。

モチーフはセンジュナマコ


尚、シュロ=シモーが登場したコマを注視すると、ミュスカーの腕に新たな結晶体が握られている。これが邪神か無位の存在かは不明。



下等生物編集

上位存在を取り巻く人間や動物たち。

人間キャラクターの名前は、多くがクトゥルフ神話の地名をもじったものになっている。

(例:流々→ルルイエ、錬→レン高原、イズマ→インスマス、尾瀬唯歌→オーゼイユ街、小深山桔梗→狂気山脈、大砂→オオス=ナルガイ、那須谷→ナスの谷、閼伽村→アーカム、セイラ→セイレムetc...)

人間編集


宮薙流々

マグちゃんとルルちゃん

CV:北奈つき

海辺の田舎町に住む中学生の少女(第1話時点で2年生)。本作のもう1人の主人公。

父親を小さい頃に亡くし母親が「海の向こう」へ出稼ぎしている為、家で1人暮らしをしている。裕福ではない生活を送っているが、とても明るい性格の持ち主であり、食材に困ったら潮干狩りに出かける生活力もある。マグちゃんの身を心配し、その幸せを願う無邪気で心優しき少女。ただし、マグちゃんがやらかした時の制裁には、雄々しいラリアットを繰り出したりとアグレッシブな側面も。

時折自分をちゃん付けで呼ぶ等あざとく見えるが、時折語尾に「~だぜ」を付けて喋る、邪神達の尊大な言動等に業を煮やすと結構荒い言動を起こしたりと(物を破壊したマグちゃん縛って洗濯物のように吊るす、能力の行使に失敗したナプタくんに対し「ぎゃーすかうるせぇ」と一蹴しつつチョップを放つ等)、良くも悪くも逞しい。


藤沢錬

おでかけ

CV:小黒幸希

流々の幼馴染で同級生、思春期真っ只中の中学生。流々が気になっており、破壊神であるマグちゃんとあまりに親し気な状態を心配している。しかしその恋心をマグちゃんに知られ、いいように利用されている。実家は定食屋で自身も手伝っている。しかし、最近はバイトが入って以降、放課後に部活に参加できるだけの余裕ができた模様。

流々との関係は良好なものの、現状は芽が無いらしい。


藤沢燐

鏻さん!

錬の姉。物臭な性格でテンションは低く、楽をする努力に余念がない一方で「流々を甘やかすのが趣味」と断言して憚らず、面倒見は良い。

将来の夢は実家の食堂を継ぐ事。アイスが好きで、よくアイスの棒を咥えている。

実はファザコン。


イズマ・キサラギ

描きかけの絵を仕上げよう。

かつてマグちゃんら混沌の神々を封印した聖騎士団の末裔。「混沌の波動を感じる」「それが俺の、聖騎士の宿命」等と呟き、傍から見ればイタい厨二病少年だが、雷でナプタくんを黒焦げにする程の実力を持つ。

日頃は人里離れた異郷の地で修業をしている為一般常識に乏しく、正義と邪神討伐の為ならば、人以外の器物破壊も辞さず、あたり構わず聖剣を振り回して警察にしょっぴかれたりする(ちなみに、その聖剣は警察が押収済み)。

とは言え、風邪に罹った流々を気遣ったり、その風邪が感染ったマグちゃんの暴走を食い止める為に協力する等、彼なりの良識もきちんと持ち合わせている。

聖剣なしでも吹雪を起こせるが、その威力は流々に心地よい涼感を感じさせる程度であった。


尾瀬唯歌

尾瀬唯歌とゾンゼ=ゲ

流々のクラスメイトの友人。登場回のサブタイトルに「悪童」と書かれるようにイタズラ好きで腕白。その憚らない言動(と、精神年齢の低さ)から友人以外からは浮いた存在ではあるが、あくまで子供っぽく自分に素直なだけで悪気はなく、友人思いで流々が病欠した時は泣きながら見舞いにお菓子を持ってきていた。


小深山桔梗

小深山桔梗とグ=ラ

流々のクラスメイトの友人。愛称は「キョーちゃん」。

学業成績は優秀。眼鏡を掛けた大人しめの少女……に見えて、実はオカルト研究会に所属している熱いオカルトマニアで、裏の顔はわりとマッド

先輩の卒業により彼女の所属するオカ研は存続の危機にあったが、流々・唯歌・錬・(生徒に扮した)マグちゃんが所属したことで廃部を免れ、後にイズマ、セイラが所属する等、メインキャラたちの拠点になっている。

謎の生命体マグちゃんに興味を抱き、寛容にその研究に身を差し出してくれたマグちゃんには、敬意と忠誠を誓っている。


宮薙涙衣

宮薙涙衣とマグ=メヌエク(お父さんモード)

流々の母親。詳細は不明だが、海外で医療関係の仕事に従事している。

おおらかで穏やかな性格で、マグちゃんにも初対面から分け隔てなく接する。

帰省するたびにに変なお土産を買ってきては、流々とマグちゃんを困惑させる。


島津泰子

商店街のスナックやすこを営むバーのママ。喋るタコやヒトデたちが来ても動じずに客として酒を振る舞い、話も聞く懐の深い女性。


閼伽村奏

閼伽村奏とミュスカー(弱)とシュロ=シモー

愛倉第一中学の教師。担当は理科。

かなり厳しい教師で、特にイズマに対しては厳しく接する。

その正体は混沌教団の団員で、ミュスカーより派遣された刺客。教師の立場を利用して聖騎士を遠ざけ、魔導書や過去の文献を読み漁って復元させた混沌舞踊でマグちゃんを教団に招き入れようとしたが、流々とのダンス勝負の果てに腰を痛めて失敗する。

教師として真面目に生徒の学力向上に努めており、腰を痛めてもコルセットをして授業を行い、イズマが課題をこなして赤点を取らなかった時は人知れずその結果を喜んだり、良くも悪くもダブルスタンダードを貫いている。

ちなみに常にダンスをしている為か、脱いだ時はなかなかの肉体美を見せている。


セイラ・キサラギ

破壊神マグちゃんからイズマ君の妹ちゃんでセイラちゃん

イズマの妹。

魔術の変身手鏡の力で変身し、学校に潜入していた。正体が割れた後は、流々らが所属するオカ研の後輩となった。


動物編集

チヌ

チヌ

マグちゃんの眷属である犬畜生。彼から付けられた称号は『血濡れし漆黒の猟犬』(チヌは頭文字から取った略称)。

元はとある一家のペットの犬の子供で、はぐれた上に雨で匂いも嗅げなくなった所をマグちゃんに拾われ、保護(マグちゃん曰く「狩猟」)された。

現在は元の家に帰還したが、マグちゃんを今でも慕っており、随所随所でその成長ぶりを読者に見せる。


狂乱の軍勢

ナプタークの「狂乱の咆哮」により操られ、彼の眷属となった100匹のヤドカリたち。通称「ヤドカリーズ」。

「狂乱」の権能で知性が底上げされ、それぞれが意思を持つようになっている。基本的にナプタークの命令に忠実に動き、彼のことを「りーだー」と呼んで尊敬している。ナプタークも最初は彼らを煙たがっていたが、時が経つにつれ彼らを大事に扱うようになる。

一方で元がヤドカリなので知性にも限界があり、命令を曲解することもある。


海原の覇者

ヤドカリーズ同様、「狂乱の咆哮」により眷属になったホホジロザメ

ヤドカリーズ同様にナプタークを尊敬しており、時に彼を救うこともあるが、その容貌からナプタークに恐れられている不憫な子。

ちなみにメス。



用語編集

流々からマグちゃんに渡された新品のプロフィール帳。友人の概念がないマグちゃんは「服従の意思として名を記すもの」と認識しており、広がっていくキャラクターの和の象徴と言える。


  • 聖騎士団

イズマが所属する、上位存在から人々を守るための組織。かつて邪悪な神々を封印した聖騎士によって結成され、異国の秘境にある聖騎士団本部を拠点とする。

所属する聖騎士たちは皆特徴的な十字の瞳を有し、魔力を用いて冷気や炎、雷を起こす等、一般人からすれば常識外れな力を持つ。

しかし、その力も本領を発揮した邪神には遠く及ばず、邪神を封じた偉業も混沌の邪神・ウーネラスが彼等に萌え、他の邪神を裏切り協力しなければ成し得なかった。

現在は彼女の本体を拘束という形で本部に匿い、ネット・空調・娯楽が揃った快適な環境を提供する代わりに、彼女の作る魔道具の恩恵に授かるフィフティフィフティの関係を築いている。


  • ふじさわ食堂

藤沢家が経営する食堂。錬の母・蘭が女将、父・禄が料理長を務めている。

たまに流々もお世話になっており、錬と燐も店の手伝いをしている。

最近は新人バイトが入って、子供達も放課後を堪能する余裕が出来ている。


  • 影潜みし破滅の神殿

オカルト研究会。先輩の卒業で小宮山桔梗1人だったが、彼女の友人達の入部と、謎のUMAで活動実績を示し存続に成功。以降は流々にとって友人の集まりや、学校の間のマグちゃんの預け場所が出来、マグちゃんも「魍魎の資料が豊富だ」と読書に勤しむ様になる。


  • 愛倉市

物語の舞台。

市ではあるものの相当な田舎で、ショッピングモールの『マルノヤ』以外に主だった施設がなく、夜中になれば商店街は『スナックやすこ』くらいしかやっていない。

名前から察するにラヴクラフトが由来と思われる。


  • 混沌教団

過去に破壊神としての本領を発揮していた頃のマグちゃんを召喚し、聖騎士団と対立していた邪教集団。

彼の眼を模した頭巾を被り、「いあいあ」と呪文を唱えながら舞って、マグ=メヌエクへの崇拝を示していた。他にも入信名簿に血文字で名を記してマグ=メヌエクへの服従を誓ったり、牛などの生贄を捧げるといった慣習があったようだ。

現代の混沌教団はミュスカーが支配している。


関連動画編集

ジャンプ公式第1話ボイスコミック

前編


後編


関連タグ編集


クトゥルフ神話:マグちゃんの外見や能力から連想する読者が居る中、第1巻の後書きで「某創作神話っぽい要素があったりなかったりするのですが(省略)」と言及した。

作中では、上位存在のビジュアル、人間キャラや土地の名前などに要素が見られる。


ポケモンデビチルメダロットガチャフォース

2巻後書きにて、作品の根幹である『小型パートナーもの』として「好きな作品」と明言した作品。


森林王者モリキング僕とロボコ:本作と同じく2020年度に週刊少年ジャンプ誌上にて連載が開始された「人外相棒との呑気で面白おかしい生活」を描いた日常系コメディ作品。それに加えて後者は本作と同じくジャンプ公式でボイスコミック化されている。


侵略!イカ娘:『海から来た人外の存在が主人公と暮らす』と、本作とコンセプトが似通った漫画作品。

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