概要
中部地方の日本海側である北陸地方の中央に位置し、「能登半島国定公園」の範囲に含まれる。
石狩湾や若狭湾や玄界灘などと共に日本海岸を代表する湾の一つであり、日本海では最大の外洋性内湾である。
流入する河川は常願寺川などが知られている。
春と冬には蜃気楼が発生することもあり、2014年には「世界で最も美しい湾クラブ」への加盟が認められた。
比較的陸地から近い距離にありながらの水深の深さと、ブリやホタルイカや白エビやベニズワイガニやトラフグや岩ガキなど魚介類の豊富さで知られている。また、海洋深層水の産地としても知られる。
かつては捕鯨も行われており、現在ではほとんどのクジラやイルカが見られなくなったが、たまにはミンククジラやツチクジラやオウギハクジラ等が来遊し、また、長崎県からミナミハンドウイルカが移住してきたために観光資源になっている。