世界初の商用ジェット旅客機であるデ・ハビランド コメットは、4つのジェットエンジンを搭載した。初期のジェット旅客機の多くは4発機であり、ボーイング707やダグラスDC-8なども4発機であった。近年の4発機として有名なものは、ボーイング747やエアバスA340、エアバスA380などであろう。あの伝説の超音速旅客機・コンコルドも実は4発機であった。しかし最近では、「燃費向上」「少ないエンジン数でも大きなパワーが得られるようになった」「多くのエンジンが必要な大型機の需要が少ない」「エンジンが少ないほうがコストが下がる」などの理由から、以前に比べて4発機の数は激減しており、エンジンが2基の「双発機」がほとんどとなってしまった。
4発機
よんぱつき
4つのエンジンを搭載したジェット機のこと