概要
『スプラトゥーン3』の2023年秋Drizzle seasonから登場したバトルステージ。スプラトゥーンシリーズ史上初の寒冷地を舞台としたステージとなる(※)。
流氷の流れる海上を進む、巨大な運搬船の上がバトルの舞台となる。船はバンカラ街から離れた海域を航行しているらしい。
バンカラジオでも言及されているが、「オヒョウ海運」は船の名前ではなく、船を所有している会社の名前となっている。すりみ連合のマンタロー曰く、バンカラ地方でも一、二を争うほどの規模を誇っているらしい。また、船が航行している海域は電波が届かないらしく、ネットが使えないとのこと。
公式X(旧名Twitter)から『バトルのあとは温かいカップラーメンで一息つきたいところだ』と言及されているとおり、ステージのクラゲがカップラーメンを食べている様子が覗える。
カップ麺はバトルごとに変化するらしく、サッポロ一番のカップスターしょうゆ味まんまな見た目の赤白の容器や、シーフード味っぽい青い容器、何味か分からない黄緑色の容器、辛ラーメンじみた赤黒の容器になってたりする。
他にも、船に並走するように飛ぶカモメやトビウオの姿を見ることも。ただ、現実のトビウオは暖かい海に生息する筈だが……。
また、フェス中の本ステージでは夜空にオーロラが現れる。北極か南極に近い海なのだろうか?
※ 同作のオルタナでも雪や氷らしきものはみられるが、登場人物らの台詞によれば、オルタナにあるのは雪でも氷でもなく寒くもないとのことで、そもそも寒冷地ではない。また、そもそもバトルステージではない。詳細は同記事を参照。
余談
「オヒョウ」とは大きいもので全長3mを超えるとも言われる巨大なカレイの一種。平たい大型船舶のステージにはピッタリな名前と言えるだろう。北極海付近の寒冷な海の深海に生息するが、するとこの船の周りは北極海なのだろうか?
ステージが置かれている運搬船は「半潜水式重量物運搬船」という特殊な船だったりする。これは甲板を水面下に沈め、水上に浮かぶ重量物を下から掬い上げて甲板に搭載することで、船舶などの巨大な物体を丸ごと乗せて運搬する船である(関連動画も参照)。
要は、機械マニアのイイダが性能を熱弁しそうな程のあまりにもニッチすぎる船なのである。現実でも創作でもまず目にすることが無さそうな船だが、何故イカ研はこんなものを出してきたのだろうか……
このため実際のステージも船の一部が海面下に沈んでいる。海中に沈んだ甲板の上には巨大な掘削リグを積み荷として乗せているが、マンタローによるとこれは「海底をほっていろいろ調査するための巨大な装置」とのこと。ステージ自体は掘削リグと甲板の間にあり、ステージの頭上を掘削リグの底部が天井のように覆い被さっている。
なお、マンタローによると掘削リグについて、
- マンタロー「前にドリルパイプの回転音がどうとかってテレビで熱弁してるヒトがいて…だれだったかなぁ」
と語っている。
イイダが船の性能を熱弁しそうと記述したが、もしや……?(掘削リグについての話なので、船の方は意外にも守備範囲外なのだろうか)
関連動画
オヒョウ海運初登場のPV、0:46~
半潜水式重量物運搬船「ブルー・マーリン」(IMO 9186338)
船橋の形状などが似ており、元ネタと考えられる
関連イラスト
関連タグ
オヒョウ:名前の元ネタ。
ハイカラシティ付近に位置するステージ
ハイカラスクエア付近に位置するステージ
バンカラ街付近に位置するステージ
タカアシ経済特区 オヒョウ海運
※オヒョウ海運はバンカラ街から離れているが、便宜上「バンカラ街付近に位置するステージ」の項目に記載する。