概要
英名:ハリバット
北極海付近の寒冷な海の深海に生息する。分類上はカレイの仲間だが、生態はヒラメの方に近く、非常に獰猛。
雌の方が大型化するが、特筆すべきはそのサイズで、大きなものだと全長3m、体重は200kgを超える(つまりメイン画像は決して誇大表現ではない)。
あまりに大きいと船上で暴れた拍子に死傷者も出るため、釣り上げる際は船に引き上げる前にショットガンや拳銃で頭を打ち抜いて衰弱、絶命させると言えば、どれほどとんでもない魚かお分かりいただけるだろう。
カレイの仲間だけあって当然食用になり、ムニエルやフライ、フィッシュアンドチップスの他、回転寿司ではヒラメの代わりにエンガワが提供されている。
ちなみに水曜どうでしょうのシェフ大泉で記念すべき第1回の食材にあった「ハリバット」は、本種を含む大型カレイの総称で、「神聖なカレイ」の意味。
欧米では昔特別な日に食べる食材だったため、この英名となった。