概要
『スプラトゥーン3』に登場するアイテム。
バンカラ街のイカやタコの若者たちが持っている携帯電話。前作でイカ達がイカ型のスマホを使っていたのに対し、こちらはガラケー。
紫色かつ表面に凹凸の多い形状をしており、折り畳むと名前の通りナマコそっくりな見た目になる。
ゲーム開始直後から各プレイヤーが装備しており、イカやタコはナマコフォンでバンカラジオを視聴、あるいはラジオ機能で音声をながら聞きできる。ただし、使用できるのはナマコフォンの機能だけで、ナマコフォンをプレイヤー自身のイカタコが実際に使用する描写はない(街中で遭遇する他のプレイヤーのイカタコが使用している様子を見ることはできる)。
ザッカ屋ではオキモノとしても販売されているが、85850Gと値段がややお高め。
ガラケー故の頑丈さと、どこでもつながるアンテナの強さがバンカラ地方に適しており、バンカラ街ではかなりのシェアを占めるとされる。
アートブックによると、表面の凹凸はすべてアンテナ。
「マジでどこでも繋がる」通信品質の良さから急速にシェアを拡大したらしい。
バンカラジオのステージ紹介では、マンタローがヤガラ市場でナマコフォンを購入した際、よくみたら「ナメコフォン」というパチモンだったというエピソードが語られている。
ちなみに前作ではイカ型スマホが主流で、ハイカラスクエアにいるイカタコ達が持っていた。本作ではイカッチャのテーブルにあったり、バンカラ街の携帯電話店にディスプレイされていたり、スパイキーが所持していたりする。
尚、スパイキーのスマホは画面バッキバキである。
DLC『サイド・オーダー』配信後、同DLCをクリアすることで行けるようになるハイカラスクエアでは、ナマコフォンよりもスマホを使っているイカタコが多く、未だ主流であることが確認できる。
余談
サイド・オーダーの軽ネタバレ注意
『サイド・オーダー』の舞台となる仮想現実ネリバースは、ナマコフォンを経由することでアクセスすることが出来るようにされた事がイイダの開発日記にて語られている。ところがイイダによると、ナマコフォンにはセキュリティホール(脆弱性)が存在したとのことで、悪用すればナマコフォンを持っている人を無理やりネリバースに接続できる状態となっていた(流石にそれはマズイので、イイダも後で開発会社に連絡予定だった)。
そしてネリバースが暴走させられたことで、ネリバースには次の人たちがタマシイを無理やり取り込まれた状態となった。
このうちイイダ、ヒメ、8号の3人はイイダのノートパソコンを介してアクセスした様子が開発日記内に見られるが、それ以外の人々に関してはナマコフォンを経由してアクセスしたことになるため、彼らはナマコフォンユーザーということが分かる。
普通にアクセスしてそうな司令やアタリメの姿が無いのは、彼らがナマコフォンを持ってないからなのかもしれない(アタリメに関してはオクト・エキスパンションでナマコフォンでない普通のガラケーを弄っている様子がある)。
オープニングでネリバースに取り込まれたような描写のあるプレイヤーは一体どうなったのかは不明。
……それにしてもタコワサ将軍がナマコフォンユーザーなのは少々意外である。
そしてスパイキーはまさかの携帯複数台持ちだった。プライベート用とビジネス用は分けているのだろうか。
関連イラスト
関連タグ
ナマコ車掌:前作のオクト・エキスパンションに登場したナマコ。何かしら関連性があるのではなイカ?……とプレイヤーの間で囁かれているが、今のところ謎。