曖昧さ回避
- ゲーム『スプラトゥーン2』『スプラトゥーン3』に登場するキャラクター。英語名は『Murch』、本項ではこちらを解説。
- ゲーム『星のカービィ2』に登場する雑魚敵。カービィが吸い込むとニードルをコピーできる。下段中央のキャラクターに該当。
概要
ゲーム『スプラトゥーン2』の舞台、ハイカラスクエアでギアパワーのつけ変え作業を担っている一つ目のウニ(トックリガンガゼモドキ)の少年。
前作でギアパワーの付け替え作業で大金を稼いだダウニーに憧れて子分となり、彼の代わりにギアパワー専門の仕事を請け負っている。
人物
容姿は頭にバンダナを巻いてドレッドヘアのように纏めており、身長的にはプレイヤー達インクリング(イカ)の半分程度。
出身はダウニーと同じ地方。ダウニーの華やかな成功を語る記事を見てハイカラスクエアにやってきた。ダウニーに教わった方法にアレンジを加えて、独自のスタイルを構築しているという。しかし彼の作業には実質的な無賃労働もあり、ダウニーのように稼げていないともいわれる。
また、アタマ屋の雇われ店長をしているミウラから何故かとてもかわいがられている(というかダル絡みされてる)らしい。当人はしつこくて少しウンザリしている模様。
スプラトゥーン3
続編『スプラトゥーン3』でも続投されたが……
前作の5年後の世界観なので、なんと当時の彼の面影は単眼以外になく、ダウニー並の大人キャラに成長しており、身長もインクリングの倍程の大きさになっている。尖っていた性格も現在では礼儀正しくなっており、髪型も変わってバンダナも外した。
あまりお金を取ることがなかったためかは不明だが、『3』での本人をよく見ると、『2』当時のイカホを使い続けており、イカホの画面がバッキバキになっている。
活動拠点も5年の間にバンカラ街へと移っている。しかし変わりゆくバンカラ街の様子やさまざまな人に触れたことで、ダウニーの仕事の怪しい面についても多少理解したらしい。それでも根本にあるダウニーへの憧れは否定しきれず、しかもダウニーから学んだ生き方しか知らないため、複雑な心境に葛藤しているという。
仕事
ダウニーはランダムな抽選(通称ウニガチャ)で、完全に確率による運であったため、任意のギアパワーを付けることは非常に難しかったが、彼はそういったソシャゲーじみたガチャ系の機能よりも更に利便性が高い。
彼は新しい要素として、ギアのクリーニングを行い、「ギアパワーのかけら」として分解して取り出し、それを一定数集めて本来の”ギアパワー”に変換・復元し、任意で好きにギアに取り付けることが出来るという非常に便利な技術を習得している。
かけらを集める手間は掛かるものの、ぶっちゃけダウニーより有能。公式も認めている(当のダウニーは路地裏ではなく、カフェにくつろいでデスクワークをしている)。
そのほかにもダウニーが行っていたギアパワー欄の付け足しや、他のイカのギアの注文、ゲソタウンで注文したギアの受け取り等もできる。
実質的にダウニーの上位互換と言える。
しかし彼も一人の業者というべきか、一定のランクに達していないとクリーニングなどは請け負ってくれない。
そもそもクリーニング代のお金と、分解のためのギア・ギアパワーが必要であり、先にバトルをこなさないとクリーニングどころかブキや服の購入も出来ないが、戦っていればランクも上がり、お金も溜まるため、それほど気にすることはない。
しかしスロットの付け足し(レア度アップ)や付け直しはフェスやランク上昇でもらえるサザエでしか行えず、前作のように一定の金額で組み直すことは出来ない。
成長したスパイキーにできること
『3』では成長した影響かより有能になり、ギアパワーのかけらを普段より多く使うことでメインギアパワーを付け替えられるようになった。限定ギアパワーは3種類のかけらを組み合わせることによって付け替えられる。
余談
発売直後の『3』では注文したギアをたまに0ゲソで買えてしまうバグが発生することがあった。
このギアは改造ギア疑惑なので買うのはやめておいた方がいいが、幸いにも現在この問題は修正されている。仮に購入したら違法改造とみなされBANされる危険性もあるのでご注意を。
『2』のファイナルフェスでは秩序派陣営に所属。
夢に向かって邁進することで、道が開けると信じる彼の瞳に映る景色は、混沌の使者と共に歩む秩序の世界に違いないとのこと。『3』では実際に混沌の街バンカラ街のイカタコ達と共に歩んでいる。
しかし『3』までの間に現実を知ってしまった彼に、未だ夢に向かって邁進するだけの意思は残されているのだろうか……?
また、『2』から『3』で急成長した理由はインタビューで明かされており、ひさびさに見た親戚の子がめちゃくちゃ大きくなっていた、というのをやりたかったらしい。