「いらっしゃいマセ☆
ココナッツクラブへ ようこそっ」
概要
ヤシガニさんとは『スプラトゥーン3』に登場するキャラクターであり、作中での装備アイテム「ギア」の「クツ」を販売するクツ屋『ココナッツクラブ』の店主である。
モデルはそのままヤシガニ。店名の「ココナッツクラブ」は英語でヤシガニのこと(Coconut crab)である。英名は「Mr. Coco」で、おそらく「Coconut」から来ている。
今作の舞台「バンカラ街」にてクツ屋「ココナッツクラブ」を経営している。
過去作のクツ屋と同様、スニーカー・革靴・サンダル・足袋等多種多様なクツを販売している。
シリーズ全体のキャラクターの中でも屈指の巨体で、タンクトップを着ているがピッチピチに伸びている。
どうやらバンカラ地方の甲殻類系種族は、気候の影響で他の地域より脱皮とそれに伴う成長が多く、従来の倍以上の体躯を得る者もいるらしい。
他には両腕にリストバンドを、下半身にはデニムのハーフパンツを着用している。ロブやシガニーと同様に6本の脚全てにクツを履いているが、左右で一揃いの1足(つまり、計3足)を履いている二人に対し、地面についている足以外はすべてバラバラの靴を履いているのが特徴。
顔は縦長の粒良な瞳と口の周りに2対の伸びた細い髭を持ち、頭にはベースボールキャップ状の帽子を被っている。タンクトップの下には胸毛のようなものが見える。
なお、タンクトップの柄は「体を半分に割られ、中から味噌がドロリと垂れたカニ」というなかなかショッキングなもの。
『やさしい』……?
喋り口調はいわゆるオネエ系の丁寧かつフレンドリーなもので、高い声色で語尾に「☆」や「っ」、カタカナを付けたり、クツを購入した際には目を輝かせたり。
それはそれで体躯とはまた異なるインパクトのある仕草をする。
その巨体からは想像し難いが昔はアイドルを志していたらしい。しかし変声期で上手く歌えなくなり諦めたという。上記の口調や仕草は元アイドル志望だったから故なのだろうか?
入店にはちょっと勇気がいるが、入ってしまえばやけに落ち着く空間になっていて、ついつい長居してしまうイカも多いらしい。
温厚そうな人柄とは裏腹に、その巨体から想像できる通りの怪力の持主で、本作のアートブックの説明文によれば両手のハサミの力は体重の約90倍となる(これは実際のヤシガニと同じ)。
そういう都合もあってか、2023年夏ニンテンドーマガジンでは「筋肉自慢せいぞろい」という企画で、作中に戦うようなシーンがないにもかかわらずドンキーコングやガノンドロフたちとともに筋肉自慢キャラとして選出されてしまった。
それだけならまだ良いのだが、公式ツイッターでの紹介文では「たぶんやさしい」と、ちょっと気になる記述がされている。
⇒ 該当ツイート
アートブックの説明文も同様で「やさしいはず」だの「捕まれば逃げることは不可能」だの不穏な記述が散見される。恐ろしいことにこれらの記述は原文ママである。
この言葉の意味はおカネがないときにヤシガニさんからクツを買おうとすれば分かるかも……?
実際出会えばイメージは変わる……と思う……。
また、店にいる間はなぜか時々「こちら側」へと視線を向けてくる(プレイヤーキャラではなく、画面を見ているプレイヤーそのものと目が合う形になる)。他の店の店員だとこのような動きは見られないが……。
関連イラスト
関連タグ
クロちゃん:ヒゲの強面とは裏腹の、つぶらな瞳や甲高い声、特徴的な話し方など、一部プレイヤーの間で似ていると話題になった。ちなみにクロちゃんも元はアイドル志望だったという共通点がある。