「ワタクシ、車掌をつとめさせていただきまス
ナマコ車掌 と申しまス」
「チャレンジ失敗でス」
概要
スプラトゥーン2の有料追加コンテンツ『オクト・エキスパンション』に登場する特殊なナマコ。謎の組織ネル社が運営する地下鉄「深海メトロ」の列車の運行や、各駅(ステージ)での試練の監視など、ありとあらゆる業務をそつなくこなしている。
「約束の地」を目指す被検体にさまざまなことを教えてくれる案内役の一人で、深海メトロに迷い込んだ8号にも様々なことを教えてくれる。
しかし8号がミッションに失敗した場合、8号に背負わせた「検体キット」と呼ばれる爆発物を起動させ、「チャレンジ失敗でス」の台詞とともに容赦なく8号を爆殺し、ミッションをリトライさせられる。
冷酷に見えるものの、ナマコ車掌はあくまで自身の職務を忠実に実行しているだけ……なのだが、大半のプレイヤーが爆殺されまくったためナマコ車掌にトラウマを覚える人も少なくなかったらしい。
特徴
セリフは上記のようにカタカナ混じりになっている。
モデルは深海に棲むセンジュナマコ。ステージが始まる前の改札では、足をうんと伸ばしていたり、手らしき物で空中をあおいでいたり(現実のナマコも行う行為で、餌を集める行為である。また、メトロ周辺には餌となるマリンスノーが漂っている)、壁に張り付いていたりと様々なモーションを行う。
また、ナマコ車掌をインクショットで攻撃すると、前作のアタリメ司令やヒーローモードのアオリのようにインクまみれになる。壁に張り付いているときに攻撃すると落ちる。
ネタバレ注意
設定画集『ハイカラウォーカー』や、2018年夏季にタワーレコード渋谷店で開催された「Splatoon展」によると、実は地下鉄の運営の為だけに生成された生命体であり、「めっちゃいる」らしい(たしかに地下鉄の運営を考えると一匹では無理である)。
設定の中にはステージ(駅)によってはプレイヤーの頭に乗ってくることにもなっていたらしい。……ステージ失敗時の冷酷さはそういうことだったのである。
しかし、全てのステージをクリアすると、なにかお祝いを贈ろうとするも、特になにも用意できず、いつも通りNAMACOポイントをプレゼントしてくれるというお茶目な一面もある。
ストーリークリア後に深海メトロを訪れると、ネル社は無くなったが、深海メトロは平常通り運行中だという。電車内には一般の乗客も沢山乗っているため、メトロ周辺の住民の生活の足になっているからだろう。
ファイナルフェスでは秩序派陣営に所属。
「遺された意思を受け継ぎ、この世界に真の秩序を取り戻そうとする謎の組織、ネル社。しかし、彼らが秩序と呼ぶ世界には、意思など存在しないのかもしれない。」との事。
関連タグ
イルカ:次回作ヒーローモードの同じポジションのキャラ。
ナマコフォン:次回作に登場するナマコ型の携帯端末。特に関連性はないが、どちらもナマコで共通しており、もしやネル社の製品では……!?とプレイヤーの間で言われてたりする。