概要
髭などの体毛を剃る(shave)為の道具。日本では主にこの用語は電気髭剃り機(電気カミソリ)を指す。
電気カミソリとは、外刃を内部に仕込んだモーターで動かして、接触した皮膚に生えた毛を剃り落とす器具の事である。本来、髭を剃るには泡立てやクリームの刷り込み、熱した濡れタオルでの蒸し返しなどが必要であったが、寒冷地や砂漠ではそれらに必要な水が不足するため、「なら水を使わずに剃り落とすしかない」という発想でアメリカ陸軍の軍人ジェイコブ・シックによって1921年に発明されたのが最初らしい。
とはいえ、便利だからとテキトーに剃っていると肌荒れを起こす原因となるため、親記事でも書いた通りシェーバーによる剃毛でも事前の準備やアフターシェーブローションの使用は推奨される。
昔の推理小説などでは「充電中のシェーバーを浴槽に投げ込んで感電死させる」と言うトリックが使用されたことがあった(『名探偵コナン』など)が、近年では充電中は使用不可能になっており、こうした危険な事態は避けられているらしい(勿論、コードにキズがあったら感電死するので絶対にやらないように)。