ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ミズタ

みずた

ゲーム『スプラトゥーン3』の追加コンテンツ『サイド・オーダー』に登場するキャラクター。
目次 [非表示]

『ボクはミズタ

 イイダとは… ムカシの知り合いってとこかナ』


概要編集

スプラトゥーン3』の追加コンテンツ『サイド・オーダー』に登場するキャラクター。

秩序の街に迷い込んだハチヒメが、秩序の塔のエレベーターで出会ったタコガール。その正体は前作追加コンテンツ『オクト・エキスパンション』にて深海メトロのステージBGMを手掛けていたDJ、Dedf1shその人


深海メトロに足を踏み入れたことでネル社消毒され、自らの意思を失った過去を持つはずだが、なぜか上記のセリフのように自我をはっきり保っているかの如くハチ達と会話を行っている(理由は後述)。

ハチ達より先に塔に辿り着いていたようで、塔の構造などに詳しく、目的は不明だがハチとヒメをサポートしてくれるらしい。イイダとは旧知の仲だという。


一人称は「ボク」、二人称は「キミ」。過去にDedf1shがインタビューで「消毒されてしまったタコの女の子のDJ」と紹介されているため、ボクっ娘ということになる。表情はクールだが、DJが故か喋り方は陽気であり、「HEY」が口癖で台詞はカタカナ混じりになっている。


フルネームは「ミズタアハト」。海外名は「Acht」。



容姿編集

ミズタさん

消毒されたオクトリングらしく、ゲソは青く肌は緑である。また、指先とゲソ先が赤い。

服装はサイズの大きいトップスにヘッドホンとタコっぽい絵の描かれたキャップ、右腕にリストバンドを装着している。

また、後頭部は刈り上げにゲソを一本垂らす特徴的な髪型をしている。後頭部をよく見るとゲソの左側に「ミズ」、右側に「タ」という剃り込みが入っているようだ。

スプラ公式SNSによる紹介


ジャケット画像の姿とほぼ同じだが、一点だけ異なる箇所として左手に包帯を巻いている。本人によれば「塔に幽閉された際にスケルトーンに襲われて怪我した」らしい。



作中では編集

この先、サイド・オーダーのネタバレを含みます。








































サイド・オーダーの物語前は、ミズタは上記のように「消毒」されて自我を失いながら深海メトロでBGMを奏でていた。


しかし、イイダの開発した秩序の世界こと仮想現実ネリバース」が暴走して精神だけが仮想現実に取り込まれたことで、ハチやヒメとともに今回の騒動に巻き込まれてしまった。

もともとネリバースが「消毒」されたオクタリアンの心を修復・記憶を復元するために開発されていた面もあり、幸か不幸かミズタはこのとき自我を取り戻したのである


その後はイイダの声がする秩序の塔へと向かい、塔の攻略を試みたのだが、先述の理由で左手を負傷。さらに、塔内の移動手段であるエレベーターの中に閉じ込められてしまった。


しかし、後からハチとヒメがエレベーターにやってきたことで2人と合流。自身は怪我をして攻略が難しいことから、2人に直接的な塔の攻略は任せつつ、自身は二人のサポートに徹している。

また、エレベーターのコンソールから塔の情報を引き出すことで、塔の構造やカラーチップなど、塔の攻略に必要な情報を入手して二人に共有している。この技術はイイダと同じ場所で学んだスキルだという。本人曰く、エリートだったイイダほど上手くはできないそうだが。




秩序の塔の攻略が進み、イイダが今回の事件の黒幕であるオーダの支配から解放され、自我を取り戻した後は、イイダと2人でサポートに回る。

ミズタがイイダのことを「ムカシの知り合い」と言っていただけあり、その後はイイダとも仲良さげに話している様子が度々見られる。

しかも、ヒメを含む誰に対しても敬語で話すイイダが、唯一ミズタと話す時だけは砕けた口調で会話している、というちょっと珍しい光景も。どうやら「ムカシの知り合い」どころか、友人の仲だったのだろう。


中には、ミズタが塔のエレベーターにずっといるという話題が出た際、「ミズタって昔からカベ際とかせまい所とか好きだったでしょ?」とミズタ自身も自覚が無かったことをイイダが指摘する場面もあり、それなりに長い付き合いだったと思われる。

また、イイダ曰く戦いの訓練をよくサボっていたらしく、戦闘は苦手らしい。塔を攻略できず負傷したのも、訓練をサボっていたことが原因だった模様。

イイダが何も告げずにオクタリアンの地下世界から地上に脱出したことについてイイダ自身は気にしていたが、ミズタの方は特に気にしてないと返している。


ミズタから見た現在のイイダは昔とあまり変わっていないようだが、イイダがヒメを「センパイ」と慕い、強く尊敬している様子は昔のミズタも見たことがなく、「ムカシとチガウトコもあるみたいダネ」と冷静に評していた。

また、自身が消毒前と現在で大きく見た目が変わっていることを自覚しており、見た目が変わっているのに何故自身のことが分かったのかとイイダにも聞いているが、「声とかフンイキですぐにわかったかな」と返されている。

作中ではヒメとイイダに若干振り回される常識人枠と化している(ハチは終始無言なので実際の心境は不明。ちなみに、2人のやり取りを見たミズタが困ったように「キミがいてくれてよかったヨ」とハチに話しかける場面がある)。


なお、深海メトロに囚われていたためか、イイダがヒメとともにテンタクルズを結成し、ワールドツアーを開催するほどの大物になっていることは知らなかった。


本来タマシイの一部である筈のパレットは、ミズタのものだけ無かったが、これはミズタのタマシイが秩序の世界に取り込まれた際、パレットに変わるよりも先にミズタ自身に定着したからではないか、とイイダは推測している。


負傷した左腕は、最終決戦での復活時に包帯が消滅していることから治療されたことが覗える。

最終決戦ではイイダ・ヒメとコラボし、「オンリー・オブリガート」「フルスロットル・テンタクル(Last Order)」を再生した。



素顔編集

オーダコとの決戦では一瞬だけ彼女の眼が見えるが、イイダとまた違う形の垂れ目かつ、イイダと同じ「∞」状のハイライトが入っているようである。また、この後にヘッドホンをズラして片耳だけ外に出すのだが、ピアスを付けていることも確認できる。

ミズタさん

赤いゴーグルを着けている理由だが、上記ニンドリのインタビューによれば、ゴーグル自体はタコゾネス由来のものだが「素顔がけっこうきゅるんとしているので、クールに見られたくてゴーグルをしています」らしい。

……どうやら素顔はコンプレックスのようだ。


なお、他のオクタリアンなどは消毒されると目が黒く濁る特徴があるが、ミズタの目は黒くなっていない(ただしタコゾネスもゴーグルの隙間を確認する限り目は黒くならない模様→参照)。


過去編集

秩序の塔を「ハチのパレット」で攻略していくことで手に入る『イイダの開発日記?』に、彼女の昔の写真が載っており、昔のミズタは現在とは逆にゲソ先が青かったことが分かる。現在はヘッドホンで隠れている耳も、当時はヘッドホンを着けておらず、当時も耳にいくつものピアスをつけていたようだ。

潜

また『イイダの開発日記?』には彼女がイイダに向けたと思しきメールが書かれており、彼女の過去や、彼女とイイダの昔の関係が垣間見える。昔のミズタとイイダは同じタコゾネス養成所の生徒の同期で、真面目で優秀なエリートだったイイダに対し、ミズタはサボってばかりの不良で、よく教官に呼び出されていたらしい。


ニンドリのインタビューによると、不良といっても無気力なだけで、講義や訓練をしょっちゅうサボったり服装規定を破ったりする程度で、攻撃的な振る舞いなどはしなかった模様。それでも勤勉を美徳とするタコ社会では異端者で、教官の手を焼かせており、「根も葉もない噂を流されたりして周囲から勝手に恐れられていたのではないでしょうか」とも語られている。


そんなミズタに対し、エリートのイイダは飛び級を重ねて早々に卒業してしまったため、同期ながら一緒に居た時間は少なかったらしい。それでも二人でレコードを貸し借りする仲で、ミズタ曰く「ヤバい音源」(後述)をイイダから見せられたことや、お互いに借りたまま返し損ねているレコードもあるという。その後も腐れ縁は続き、イイダが養成所にチューターとして戻ってきた際、教官に叱責されていたミズタをイイダが庇ったり、イイダがDJタコワサ将軍のワサビ補給部隊へ抜擢される直前には二人で写真も撮っている(画像)。設定資料集『バンカラウォーカー』の短編小説では、この時の様子が描かれている。


もっとも、ミズタは自身が不良であることを自覚しており、イイダに対して「キミみたいなエリートが不良のボクと関わって大丈夫か?」という思いを抱いていたようだ。実際、上記のようにイイダが教官に叱責されていたミズタを庇ったところ、養成所内で悪い噂を流されたこともある(二人を昔から知る教官が裏で火消しに回り、すぐ沈静化したそうだが)。


それでもイイダは関係を断とうとはせず、エレベーター内の会話ではイイダの開発した音ゲーを、養成所の同期だけでなくミズタにも遊ばせたという話がある。ちなみに件の音ゲー、ミズタいわく「鬼畜難易度」「思い出すだけでハキそう」で、同期の中で唯一クリアしたのもミズタだけだったらしい。


イイダと別れてからは後方での警備担当をずっとしていたそうだが、本人的には楽で良かったという(短編小説によると、正規の利用者すら来ない資材置き場の警備担当だった)。

イイダの地上脱出後も、ミズタは地下から脱出することなく音楽に傾倒し、兵長に見つからない深層の基地にあるクラブで長らくDJをしていた。開発陣によれば、エリートながら地上へ脱出したイイダと、不良ながら地下に留まったミズタという対比関係にしている模様。


深海メトロに足を踏み入れたことについては、「アソコでのキオクはほとんどナイんだケド」としつつ、「あんな世界は二度とゴメンダヨ」と語っている。

過去に公式SNSがDedf1shとして紹介した際は「理想の音楽を追求した結果、地下の実験施設に足を踏み入れて「消毒」されてしまった」と説明されていたが、サイド・オーダーでは、何者かに意思を奪われ、DJとして音楽をかける作業をさせられていた、と本人の口から語られている。


足を踏み入れたのが本意だったのかは不明だが、その後消毒されて機械的にDJをさせられたことについては不本意だったのだろう。



その後編集

サイド・オーダーの事件の後は自力で地上に出たらしく、テンタクルズやハチの助けを借りつつ、ハイカラ地方を中心にDJ活動や楽曲制作を楽しんでいる模様。

今回の物語のエンディングでも、「Dedf1sh feat.テンタクルズ」の名義でテンタクルズとのコラボ曲『#47 slumber』を発表している。それでも元がインドア派らしく、表にはあまり出ないらしい。


そんなすぐに地上で生活できるのか……?と思いきや、未払いだったDedf1sh名義の曲の使用料を回収して当面の生活費を得た模様。

設定資料集『ハイカラウォーカー』でも、Dedf1sh名義の曲が地上で流通していることを示唆する文言や、作中世界のゲーム会社『アンチョビットゲームズ』がイカラジオ2にDedf1shの曲を収録するのに権利関係で苦労した、とする文言があるため、恐らくそれらの使用料を回収したのだろう。


また、クリア後再攻略中のエレベーター内での会話にて、地上脱出後はテンタクルズのワールドツアー後半にも参加したことが語られる(直接ツアーに参加したか、コダコと同じくオンライン参加かは言及されないが、話の内容的に恐らくは前者)。


後に『Ordertune(オーダーチューン)』と共に公開された書き下ろしイラストでは、地上脱出後のミズタが、私室らしき場所で観葉植物達に囲まれながら音楽活動をする様子が描かれている。かつて深海でDJをしていたときは無表情だった口元には微笑みが浮かんでおり、地上での生活を満喫しているのだろう。

ミズタ

設定資料集『バンカラウォーカー』において、キンメダイ美術館の近所にある2DKの物件を借りて暮らしているということが明かされた。一室を防音室として使用しているため居住空間が狭いこと、近所にスーパーが無いことが悩みらしい。


2024年9月開催のグランドフェスティバルでは、サイド・オーダーをクリアしているとフェス専用会場に姿を現す(未クリアの場合は出現しない)。

フェス開始から48時間はウニステージ左のテントに立ってライブを見守っているが、そのテントにはイイダの私物らしきノートPCが置かれており、テンタクルズの控室用テントなのだろう。48時間経過後は、シャコガイステージのVIP席に移動しており、どうやらVIPとしてフェスに招待されていた模様。


なお、地上脱出後も外見は消毒された姿のままとなっている。






余談編集

本名のミズタ・アハトはそれぞれ

  • ミズタ→ミズダコ
  • アハト→ドイツ語で「8」(Acht)

が由来だと思われる。

親しい仲ということで、おそらく名の方である「アハト」呼びじゃないのか?と思う方もいるかも知れないが、イイダも本名は「イイダ・マリネ」でありながら「マリネ」と呼ばれることはない。地下のタコ社会では名・姓の順番で表記されるのが普通なのか、それとも苗字呼びが普通なのか……

ちなみに、ドイツ語版での名前は「Ahato」となっている。「Acht」表記でないのはハチ(Nr.8)との混同を防ぐためか。


ミズタの言うイイダの「ヤバい音源」とはSquid Squad(「スプラトゥーンに登場するアーティスト一覧」参照)の「Splattack!(初代のメインテーマ)」ではないか?という説がある。

というのも、前作のオクト・エキスパンションでの洗脳3号戦では、「Splattack!(Octo)」というアレンジBGMが流れるのだが、アーティスト名が「Dedf1sh」となっている。

地下の閉鎖空間に地上産である「Splattack!」の音源があるとは考えにくい上、タコ世界から深海メトロに移動する際に持ってきた可能性も低いことから、もしかしたら元はイイダから貰った音源なのかもしれない。


ナワバトラー編集

「急に呼ばれたと思っタラ、

 カードゲームの相手をしろダッテ?

 イカの世界では コレがフツーなのカ…」


「まあイイサ 手加減は無用ダヨ

 キミの実力、見せてもらおウ」


サイド・オーダークリア後は、ナワバトラーの対戦相手として呼び出すことも可能。いつのまにかナワバトラー道場に登録されてしまっていたらしい。

ただしこの時対戦するプレイヤーはハチではない(=新3号になっている)らしく、ミズタに勝利すると「ところでキミ、「ハチ」ってヤツを知ってルカ?…イヤ、何か近いモノを感じたんだケド 知らないならイインダ」というセリフを話す。


デッキ

ステージ:へだたりウォール

総マス数:162マス

カード:

カード名マス数採用理由
ミズタ16自身のカードは確定
ヒメ18イカ、サイド・オーダー関連
イイダ18
オーダーマニューバー6
司令16オクト・エキスパンションのボス
スミナガシート12消毒・ノンカラ処理?
タコトルーパー8イカ、すべてオクタリアン
タコミラーボール12
タコポッド2
大容量タコポッド11
タコミサイル5
タコッペリン号9
タコスタンプ4
タコドーザー14
タコゾネス11

関連イラスト編集

ミズタちゃんミズタ

ミズタちゃんDedf1sh!

ミズタ(スプラトゥーン3/サイドオーダー)ミズタさん

消毒無題


外部リンク編集

ミズタについて言及したインタビュー記事。


関連タグ編集

スプラトゥーン3 サイド・オーダー

8号 ヒメ ヒメドローン

イイダ

消毒(スプラトゥーン)


フウカ:ミズタと同じくゲソが青い、指先が赤い、片目隠れのオクトリング。容姿が似ているだけで流石に作中では関係なさそうだが……?

関連記事

親記事

Dedf1sh でっどふぃっしゅ

子記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 1199796

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました