概要
ノーティス・エギングは、スプラトゥーンシリーズの舞台となるイカ世界に存在するスタープレイヤーである。作中本編では一切登場しないが、関連書籍にてその存在が明かされている。
初出は2017年11月29日発売の設定画集『イカすアートブック2』。同紙の64ページに「キャラクターイメージ案その①」と題して、彼を紹介したのが最初。続く2018年12月28日発売の設定集『ハイカラウォーカー』では66ページに、エンペリーのクツギア「エギング4シリーズ」の紹介文で彼についての言及がある。
これらの紹介によると、ノーティス・エギングはチーム「ドック・オブ・ベイ」のエースシューター兼オフェンスで、ヘジテーションからの切れ味鋭いクロスオーバードライブでここ数年のリーグを支配し続けており、伝説とまで評されているという(技のほとんどがバスケ関連用語だが、相当激しく動くのだろう。リーグはリーグマッチのことだろうか?)。
作中にも登場するクツギア「エギングシリーズ」は彼にとって初のシグネチャーモデルであり、名称通り自身の名を冠したもの。彼の持ち味であるインサイドでのステップを最大限引き出すことに成功しているという。
彼自身が作中に登場したことは無いものの、「エギングシリーズ」の存在からも分かる通り、設定上はイカ世界にも存在している人物となっている。
エギングJrの父?
さて、「エギング」という名前やスター選手という設定、もしコロコロコミックの漫画版『Splatoon』の読者で、鋭い方なら何かピンと来ないだろうか?
……そう、漫画版に登場するエンペラーチームのエギングJrが「スター選手の息子」という設定なのである。つまりノーティス・エギングはエギングJrの父である。
- 漫画版登場キャラのエギングJr
詳細はエンペラー(コロイカ)の記事も参照していただきたいが、元々エンペラーチーム自体がゲームの制作中にスタッフが考案した、言うなれば「半ゲーム公式のキャラクター」であり、それを漫画版キャラとして登場させたという経緯がある。
実際、『イカすアートブック2』の67ページでは「キャラクターイメージ案その②」と題し、スタッフらが考案したであろうエンペラーチームのデザイン案も描かれている。そこにはエギングJrらしきイカも描かれているが、「伝説のプレイヤー、ノーティス・エギングの息子」と紹介されていたりする。覚えておくとちょっと自慢できるかもしれない。