カラステングゴミムシダマシ

ぷれなぱてす

ゴミムシダマシ科Phrenapates属の甲虫の総称。メイン画像右下の昆虫。

概要

和名	カラステングゴミムシダマシ
学名	Phrenapates sp.
分類	鞘翅目多食亜目ゴミムシダマシ上科ゴミムシダマシ科アラメヒラタゴミムシダマシ亜科 Phrenapatini族 Phrenapates属
体長	約３.５cm
分布域	南アメリカ大陸

Phrenapates属に分類されるゴミムシダマシ科甲虫８種の総称。

和名のカラステングは勿論烏天狗から。

ペルーやコロンビアなどの南米に分布する。

乾燥した熱帯林に生息し、樹上で見られる。

体型は長楕円形でやや平ら。

体色はニスを塗ったような光沢がある赤みがかった黒色で、クワガタに似た大顎と、何故か少し右に曲がった頭角を持つ。

属名の「Phrenapates(プレナパテス)」は古代ギリシア語で「魂を欺くもの」「自己欺瞞」「欺瞞的なもの」の意。

種小名bennettiiはイギリスの軍医「ベネット（G. Bennett）さんの」という意味。

種小名dux(ドゥクス)はラテン語で「指導者」を意味する。

種小名educator(エデュケーター)は「教育者、先生」を意味する。

種小名fortunaensisは単語fortuna「偶然、運命、幸運」または運命の女神フォルトゥーナに由来する地名由来と考えられる。

種小名gilloglyiは、おそらく人名のギログリーからと思われる。

種小名latreilleiはフランスの昆虫学者ピエール・アンドレ・ラトレイユへの献名。

種小名mandibularisは「大あごの」という意味。

ohausi＝空虚？