神龍寺ナーガ

しんりゅうじなーが

漫画・アニメ『アイシールド21』に登場する架空のアメフトチーム。

概要

神奈川県の高校『神龍寺学院』のアメフト部。

創部以来、関東大会で9連覇中の東日本最強チーム。

ライバルと言われる王城ホワイトナイツでさえ、実際には一度も白星を挙げることができず、その様はそれぞれの学校名にかけて、「王と神」と喩えられてきた。

春の東京大会二回戦において、泥門デビルバッツと王城の対戦を偵察に現れたのが初登場。

黄金世代が卒業したことで王城が大幅に弱体化したことを見抜いた。

そして、関東大会準決勝において王城と対決。エースの金剛阿含不在でありながら、王城を完封してみせ、泥門がクリスマスボウルに出場するにあたっての最大の障害であると強く印象づけた。

しかし、そんな神龍寺も、西日本最強の帝黒アレキサンダーズには敵わず、全国では2位に甘んじていた。

選手の実力は高いものの、監督である仙洞田寿人による極端な才能・実力主義の悪影響によって阿含や一休といった選手の暴走を抑える事が出来ず、また戦術も選手の才能頼みの部分もある等、其処が災いして関東大会では泥門にまさかの敗北を喫している。

デビルバッツ創設メンバーであるヒル魔、栗田の三人は当初はこの神龍寺ナーガに入る予定であり、勉学で劣る栗田がスポーツ推薦、ヒル魔とムサシは一般受験で入るところだったが、阿含が推薦枠を横取りして栗田を追い出したため、栗田のために他2名も入学をやめ泥門を選ぶこととなった。

なお、余談ではあるが作中で明確に男子校である唯一のチームでもある。

名前の由来となったナーガとはインド神話に登場する蛇神のこと。メンバーはけっこうイロモノ揃いで、仏像や高僧、山伏などといった社寺関係や西遊記、鞍馬天狗などの創作に基づいている。