概要
努力家だが凡才の兄と放蕩だが天才の弟。作中では天才ながらも横暴で好き勝手に振る舞う阿含に真面目な雲水がいつも振り回されている。神龍寺監督との会話から、雲水が阿含の悪評の責任は全て取るという約束で阿含の在籍を認めさせているらしい。
雲水は自身の才能のなさをカバーすべく日々努力を重ねているが、同時に阿含の才能を畏怖し、自身の能力の限界を受け入れてしまっている。
「敵わない」と知りながらも努力を続けられるその達観した姿勢を同じく凡人としての悩みを持つ桜庭は尊敬しているが、雲水自身割り切っているつもりでもどうしてもやり切れない思いも存在することが世界編で描写されている。
阿含はそんな雲水に対し「雲子ちゃん」などと呼び横柄に振る舞いながらも、彼からの助言はキチンと耳を傾けている。また、自身と兄の関係に関しては内心では複雑な感情を抱いているようである。
名の由来は東大寺などで知られる、阿吽の像からで金剛力士像が特に有名なほか、狛犬などでも阿吽像がある。なお、阿とは物事の始まり、吽とは物事の終わりを意味しており、無限の可能性を秘めている阿含と終わりを達観した雲水の比較に適合した名前となっている。
補足
双子だけあって２人の身長、体重、顔立ちはほぼ同じで、髪型を同じにすると見分けが殆ど付かなくなるようである。(アニメ版では阿含の方が色黒の肌をしている)
ただし、血液型は雲水はＡ型、阿含はＢ型となっており、利き手も雲水は右手なのに対し阿含は左手である。
関連イラスト
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