雷の姫巫女
いかずちのひめみこ
雷の姫巫女とはミツハ・フォン・ヤマノ(山野光波)の異名の一つ
概要
「雷の姫巫女」とは「老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます」の主人公「
ミツハ・フォン・ヤマノ」こと「山野光波」がその場を潜り抜ける為に咄嗟に考えた偽名だったのだが、その後いろいろ有って国家単位で知れ渡ってしまう。
関連イラスト
大雑把な経歴(ネタバレ注意)
- 雑貨屋兼相談所で有る「雑貨屋『ミツハ』」を開業
- ある日、貴族らしき少女が護衛を付けずに来店。余りの無防備ぷりに危機感を感じ咄嗟に尾行を始めると、予想通り誘拐事件が発生。即座に犯人1人にテーザーで攻撃。残りの犯人に何者かと問いただされ咄嗟に「姫巫女」と名乗り、更にベレッタ93Rを使って威嚇射撃を実施。困惑している隙をついて少女を救出・脱走を試みようとした直後、撒かれていた護衛達が追い付き少女は無事救助されるが、その際に護衛達に「姫巫女」と名乗った所を聞かれた事・少女がこの国の王女サビーネだった事を知り姫巫女と名乗った事を後悔する。(なお、この一件でサビーネに惚れられる事となる)
- ある日、『アルダー帝国』が王国に一方的に戦争を吹っ掛けてくる。ミツハは成り行きで軍事会議に参加してしまうが、伝令兵を装った暗殺者が司令官の暗殺を狙いボーガンを撃とうしてきた為、咄嗟に盾になろうと割り込んだが、彼女の目の前にアレクシスが飛び出し、矢を数発受けてしまう。この現状がミツハの逆鱗に触れてしまい、「恐怖と絶望という言葉の、本当の意味を。そして、地獄はこの世にあるのだということを」と帝国に報復を宣言し、『傭兵団ウルフファング』を全員緊急招集し出陣する。(その際に姫巫女の一件を目撃した一般住民がいた為、「雷の姫巫女」が住民に広がってしまう。)
- 帝国軍の口上の使者に対して口上をもみ上げる最中に射殺。名誉も誇りも無いのかと罵られるが、即座に「一方的に条約を破り、裏切り者の手引きで我が国にこそこそと忍び入り、魔物と手を組んで一般の平民を殺し略奪に来た盗賊風情に、名誉や誇りを口にする資格などない!神はお怒りである。いかに勇敢に戦おうとも、いかに手柄を立てようとも、帝国兵士は神の許に召されることはない。皆全て、地獄に堕ちるのだ!」と宣言し蹂躙を開始。帝国側の援軍としてやってきた3人のドラゴンに対してウルフファングの『神様』(20ミリ機関砲)やRPGを使って妹分である『リュリュ』(127歳)と弟分の『ティエリ』(76歳)を射殺。それを目の前で目撃していた『ヨル兄』と慕われていた兄竜(200歳以上)は泣き叫びながら逃げ去り(その後この事を後悔して生涯「『人間に関わるな』、『人間に手出ししてはならぬ』」と小竜達に注意をし続ける事となる)、残った魔物もミツハの脅しで撃退する。(なお、この描写はコミカライズ版でもかなり切なく重すぎた事から、アニメ版では兄竜のみが参戦。歯1本抜け落ちる程度に軽くぶちのめされて逃げ帰るという描写に変更された(その為妹・弟竜は登場しない為、死んでいない)。
- 帝国を退けた功績を称えられミツハは貴族となり、市民からは雷の姫巫女様と称えられるようになる。
- ミツハが領主として管理しているヤマノ子爵領に海外から『ヴァネル王国』の戦艦がやって来る。一方的に領土と宣言、隷属を要求したうえ見せしめに山羊に対して銃を発砲、更に艦砲射撃を行い重要施設を破壊した上で宣戦布告という余りの無礼ぷりにブチ切れて正当防衛の名の元一方的に返り討ちにし、敵戦艦3隻を無傷で拿捕・456人を捕虜にする。
- 海外からの脅威に備えて国連組織『大同盟』を設立する事が決定。周辺諸国に『大同盟』への参加を要請する為にミツハは王国からの使者として各国を周る(この際に雷の姫巫女として名前が大陸全土に広がっている事を知る)。
- ミツハに返り討ちされてボロボロのアルダー帝国は、ダリスソン王国に対して侵略を開始するが、レミア王女との『レミア王女殿下を護るという約束』を果たすために戦争への介入を開始し、帝国を再びウルフファングと共に返り討ちにする。
- ある日コレットちゃんと買い物をしていた所、暗殺者に襲われ、ミツハを庇いコレットが大けがを受ける。その理由は、ミツハを『神の使いを自称する貴族の小娘』だと思い込んでいるアルダー帝国が暗殺者をよこしたものだった事が発覚し、報復としてアルダー帝国を1人で軍事施設を消し飛ばし、政権を崩壊させてしまう。(この結果、ミツハ及び周辺人物に手を出してはいけないという大陸全土共通認識が生まれる。)
- ある日、雑貨屋ミツハに『御使い、雷の姫巫女様』宛ての直訴状(告発状)が届く。その内容はザビーネによるとエスノール伯爵領で『悪代官による高い税率、器量の良い若い娘の召し出し、刃向かう者の粛清という』問題が発生した為、そこの領主に替わって対処して欲しいという物だった。雷の姫巫女として調査をしている内に戦争の傷跡が癒えず、対処に苦労している隙を付かれ領主の知らない内に帝国の残党が侵入し実権を乗っ取っていた事が発覚する。領主と共にミツハはその不正を行っている代官の元へ向かうが待ち伏せされ領主の護衛が刺されてしまう。ミツハは死んでいく護衛から敵を倒してほしいと依頼されそれを承認。侵略者を捕虜候補を残して殲滅する。