老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めますの主人公山野光波のセリフ。
内容はweb版をベースにしています。
大まかな流れ
ある日、光波は王様に呼ばれて、王国が帝国と戦争をする話を聞き、娘のサビーネ連れて避難をするように頼まれる。
しかし、あまり開店期間が殆ど無いとはいえ、自分の店を捨てて逃げることは出来ない(万が一のために店ごと転移できるのでその点は問題ない)ので、当初は断ったが、城下町の人間が少なくなったことで、サビーネや情報の事を気になり城に向かっていく。
成り行きで軍事会議に参加してしまうが、伝令兵を装った暗殺者が司令官の暗殺を狙いボーガンを取り出した。
咄嗟に盾になろうと割り込んだが、彼女の目の前にアレクシスが飛び出し、矢を数発受けた。
光波は肩に矢を受けながらも、暗殺者をハンドガンで射殺した。
特に重症を負ったアレクシスを見て、光波は狂ったように笑いだした。
「自重したんだよ。私、自重してたんだ」
「この世界の進歩を狂わせないように。真面目な人が割を喰わないように。そりゃ、少しはやり過ぎたりもしたけれど、一応は結構自重してたんだよ。その結果が、これか……」
金貨8万枚を貯める為に、世界を渡る能力を手に入れたとはいえ、異世界の秩序を変えないように最低限の生活をしていたが、その甘さ等が友人を瀕死状態になってしまった。
「やめた。もうやめた~! もう、自重するのやめた~~!!私の本気を、見せてやる!」
能力をフルに使い、地球の近代兵器を使って、戦争を仕掛けた帝国軍を報復する為、光波は自重するのをやめた。
まずはアレクシスを治療する為に地球に戻る必要があり、彼を抱えて皆の前で転移をする。
その前に一同に、城の中庭のスペースを空けるように頼むと(ウルフファング達を転移する為に、そのスペースを確保する必要がある)、何故その必要があるか聞かれると、こう答えた。
「用意します、無敵の軍勢を。そして明後日の夜明け、敵軍の兵士達は知ることになるでしょう
恐怖と絶望という言葉の、本当の意味を。そして、地獄はこの世にあるのだということを」
まだ未成年とはいえ、10代の日本人の少女には見えない言動と表情で、アレクシスと共に地球に転移した。
アニメ版では
若干変わっており、「恐怖と絶望という言葉の意味を、ヤツらに教えよう…」になっている。
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転生吸血姫と元勇者、人類を蹂躙する:似たような展開がある小説家になろうの作品。ただし、ろうきん8は復讐ものの展開は無い(騒動後は何事も無かったかのように日常に戻ってる)。