概要
ナガノ氏の漫画『ちいかわ』に登場するキャラクター。『島編』と呼ばれる長編エピソードに登場する。
いわゆるちいかわ族と呼ばれる、主人公達と同じ小動物のような姿をした種族のキャラクター。ただし、モチーフの動物などは不明。
グレーの子や、モブかわ等と呼ばれる顔が描かれていないキャラクターだが、主人公達を案内するというそこそこ重要なポジションで、島編では何度も登場している。
当該作品では、作中内にキャラクターの名前が出てくることがほとんどなく、このキャラもその例に漏れず現在(2023年10月)名前が一切出てきていない。多くのキャラはグッズの商品名などで名前が判明するが、それも無いため、見た目の特徴からこのように呼ばれている。
人物像・行動
前述の通り、モブキャラのちいかわ族で、基本的に2人一緒に行動している。
島民(島モブ)の特徴である「南国風」の格好をしているが、他の島モブが頭に花冠を乗せているのに対し、この二人は頭に葉っぱを乗せている(生えている?)。
また、腰蓑の位置が他の島民より高く、胸の上まで覆っている。一枚葉と二枚葉で位置に差異があるが、メイン画像を参照。
島に到着して早々に船酔いで気分を悪くしているちいかわを介抱するハチワレに話しかけられる形で初登場し、彼に炭酸飲料を差し入れた。(ただし「炭酸とかありませんかッ」というハチワレにきょとんとした反応をし、「シュワッとするさっぱりするような飲み物」と言われてようやく理解した。)
その後、ちいかわトリオを宿泊場所(バンガロー)を案内し、椰子の実のジュースを振る舞ったり島の遊びを教えてあげたり、一緒にUNOに興じるなど親しくなった。
この後、セイレーン討伐の際にも、この2人はちいかわトリオに協力的な姿勢をしており、助太刀や島の案内(セイレーン探しを手伝う)をしている。
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ファンからの評価
島編において、開始当初から大ゴマで描かれる、ちいかわたちとの交流が描かれる、などして、そこはかとなく重要キャラクターとして描かれていたが、徐々に『セイレーンが島民を襲う原因になった、人魚を食べた島民』として疑われるようになった。
理由としては、
- 他の島民より腰蓑の位置が高い→人魚を食べた者には、腰あたりに何かしらの人魚を食べた証拠が出るため隠しているのではないか?
- ハチワレに人魚の不老不死伝説のことを聞かれると、首を振って知らないと否定した。→汗をかいていた。嘘をついていないか?
- 川に落ちても無事、水中でも苦労なく動ける→ちいかわが溺れそうになっていたのに、セイレーンや人魚と同様の環境で動けるのは人魚を食べたからではないか?
など。
この時点では、他にも疑われていたキャラクターがいたため、候補でしかなく、また一枚葉と二枚葉どちらなのかも分かっていなかったが、『セイレーンに激辛カレーを食べさせ、歌を封じる作戦』の際に、
- 「人魚を食べると永遠の命が手に入る」という伝説が記された「伝説の生物図鑑」が一枚葉の家にあった。
- 人魚の鱗と思われるものが鍋を動かした際に落ちてきた。
など、一枚葉が犯人(主犯)ではないかという疑念が更に強まった。