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ガエリオン

がえりおん

ガエリオンは、小説「盾の勇者の成り上がり」の登場キャラクターである。
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概要

盾の勇者の成り上がり」と「槍の勇者のやり直し」「真・槍の勇者のやり直し」共に同名の親子が登場しているが、子の方は別個体で計3匹のガエリオンがいる。
そのため、本ページでも別々に記載している。
名前が同じなため読者からは区別を付けるためにそれぞれの特徴から「親リオン」「ギャウリオン」「オスリオン」「ホモリオン」「キュアリオン」「メスリオン」「なのリオン」など色々な呼ばれ方がされている。

盾の勇者の成り上がり


親ガエリオン


フィロリアルの女王によりバラバラにされたという真の竜帝の一部である竜帝の欠片を継承した、純血種のドラゴン。自称「最弱の竜帝」。
盗賊に襲われた亜人の生き残りに託されたウィンディアを義理の娘として世話していた。
他の竜帝に自分の持つ竜帝の欠片を奪われたくないがために人里近くに巣を構えていたヘタレ
そのせいで巣の財宝や卵を狙う村人や冒険者に目をつけられて、最終的には剣の勇者である天木錬により殺された。
弱肉強食を旨とするため殺されることは覚悟していたが、当時ゲーム感覚であった錬に淡々と処理するように殺されたことへの怒りと憎しみから、死後はドラゴンゾンビと化して、死体の処理に来ていた尚文たちと戦った。

最初は意識のみが核石を取り込んだ尚文の盾の中に潜み錬に一矢報うため虎視眈々としていたが、子ガエリオンに同化してからは真の竜帝になるために尚文に龍脈法の加護を授けるなど協力しつつ竜帝の欠片を探し回っている。

フィロリアルとは種族的な問題で仲が悪く、フィーロには何かと対抗心を持たれ、フィトリアに今は協力すべきだと呼びかけたが向こうからは「卑小な欠片が」と挑発されて悔しがっていた。
元康からは(フィーロの)「ライバル」と呼ばれている。

欠片を集めるごとに竜帝としての知識が増えていき、四聖勇者を殺してはいけない理由やステータス限界値のLv100を突破する方法などを思い出す。
だが、大体の情報は尚文が発見した後に思い出すため『使えない』のレッテルを未だに返上できない。
それと同時に竜帝としての技能も増えて、ドラゴン系のクラスアップの加護の枠を増やしていく
タクト戦以降では大半のかけらを所持していた側近の竜帝であるレールディアから奪い、最も竜帝に近い存在になる。

槍の勇者のやり直しでも登場するが後述。

子ガエリオン

何者かが尚文の村に寄付した物品の中にあったから生まれたオスドラゴン
卵のときに親ガエリオンの魂が憑依し二重人格となっていが、親の方のガエリオンの教育方針でウィンディアにはそのことが秘密とされている。
尚文に懐いているが、実は同性愛にまで発展しており、番外編のバレンタインで自作のチョコ(国宝級)を渡して告白した結果完璧に尚文に拒絶される。
しかし愛を込めて作り上げたそのチョコと失恋の想いがチョコレートモンスターと反応し最大強化された四聖勇者たちでも悪戦苦闘する羽目になる事件に発展した。
ちなみに親曰く相手が男でも子を孕ませることができるらしい。
槍の勇者のやり直しではエピローグ相当の部分以外では基本的に登場しないが、後述の別個体は力をつければすぐに人語を喋ることが出来るようになったため、元康からは尚文の好みに合わせてわざと喋ってないのではと疑念を持たれた。


槍の勇者のやり直し

子ガエリオン

ウィンディアの義妹であるメスのドラゴン。最初の世界で登場したオスのガエリオンとは違い、ガエリオン(親)の実子であり最初の世界では略奪目的で巣を襲撃した冒険者に殺されている。
親を「お父さん」、ウィンディアを「お姉ちゃん」と呼んで慕っている。
フィーロとは面識がないのだが、親と呼称を分けるのを面倒臭がった元康から最初の世界のガエリオン同様にライバルと呼ばれる。
後に親のほうが「ライバルの親」扱いされるようになったため、最初の世界も含めて面識が全く無いのにライバル扱いという不思議なことになった。

最初の世界のガエリオン同様に尚文を気に入り童貞を狙っている肉食系。
尚文が自分以外と関係を持っても気にはしないが、童貞や処女と言った「はじめて」を奪う事にひたすら拘っており、逆にそれが奪われた後では自分が相手をしてもらえても納得しない。
後に元康の自称愛の狩人に対して、「愛の捕食者」を名乗る。
親と同じく人語を話すことが可能。親と子の名前が同一だが、口調が違うのでわかりやすい。口癖は『なの』。

ドラゴンの例に漏れずフィロリアルが嫌いでサクラやユキとよく喧嘩したり張り合ったりしている。
一方でフィロリアルとは正々堂々と競い合おうとするスタンスで、タクトの配下の竜帝やグリフォンに攻撃されていたサクラを庇ったり、憎まれ口ながら(サディナの勘では)レース前のユキの体を気遣ったりしている。
恋愛的な意味でもフィロリアルをライバルと思っていたためフォーブレイ編ではフィロリアルたちと似たような背丈の幼女として人化する(顔はフィロリアル並に整っており尻尾を思わせる髪型の赤い長髪とのこと)が、後に子供が尚文の恋愛対象外なことに気づいたため他のループでは大人として人化している。

フィロリアル以上に元康とは犬猿の仲で嫌い合っており互いに煽ったり挑発している。
元康からは何かと厄介者と思われているが一応フィーロのライバルに勝手に退場されると拍子抜けと存在は認められている模様。
また、ループのシステムを知ってから元康の境遇への同情を見せるが、当の元康があの性格なのでやはり仲は良くない。

メルロマルク編では親ガエリオンが錬に殺された後に巣穴で冒険者に殺される前に尚文たちに救出される。連鎖復活した四霊との戦いでは投擲具の勇者となったユキや鞭の勇者となったウィンディアと共に鳳凰と戦った。
フォーブレイ編前半では親が殺されること無くウィンディアと共にパーティー入りする。その後竜帝の力を利用して元康の槍に記憶をスペースを作ること成功し、ループに便乗するようになる。
実はメルロマルク編から槍のプロテクトを破ってループしようとしており、前のガエリオンの記憶の一部が継承されていた。それもあって最初から尚文への好感度が高い。

尚文の童貞を奪われたとわかった際には滝のように涙を流し「ループしたいなの…」しか言わなくなるほどにループを切望するが、ループする際にその世界が消えることを知ったためショックを受け、尚文や皆のためにループを終わらせようと元康への協力を申し出るが拒否されてしまう。
ゼルトブル後編ではループに便乗してメルロマルクの奴隷商の持つ卵に意識を移すが、厄介者を排除しようと元康によって川へと流されてしまう。しかしその行動まで想定済みであり、卵から孵った後に元康の槍を通じて経験値を一部奪ったり、他の竜帝をラストのカースの力を借りて倒すなど、裏で着実に力を付けていた。
満を持して元康たちと合流するが、カースの力の弊害で元康のラストエンヴィースピアの色欲の呪いで元康化して「ですぞなの」という語尾に変化し、サクラとキスをする羽目になる。

最初の世界のラフタリアによって元康をフィーロと再会させてループを終わらせるべく行われたループの際には元康を応援して見送るが、当人からはライバルに応援されると途端にやる気が落ちると思われるなど徹底的に嫌われており、
その後番外編のバレンタイン事件でオスのほうのガエリオンを取り込んだチョコレートモンスターの一部を素体に最初の世界に現れるが直後に元康に蒸発させられた。しばらくして再生し村に現れてウィンディアと感動の再会をし、オスのほうのガエリオンから核石を奪おうと戦いを挑むも敗北。グラス側の世界の竜帝の核石を集めた後に村に居付いている。
尚文に可愛がられるため、オスのガエリオンにラフ種系モンスターとの子供を作らせてそれを素体にしようと画策しており、真では後にラフ種の形質を取り入れた身体に乗り移っている事が示唆されているが目論見が実った結果なのかは不明。

親ガエリオン

メルロマルク編では本編と同じく錬によって殺されてしまう。
ドラゴンゾンビとなってしまうが、倒されることで浄化されて子の方に竜帝としての力を託す。
フォーブレイ編前半では、ウィンディアと卵を勇者一向に養育費の宝と一緒に預ける。
自身の領地は部下に任せて自分は勇者との約束違いの保険も兼ねて、卵に取り込まれる形で憑依して動向を見守る。
ウィンディアにペットにされそうになった時はプライドの一切をかなぐり捨てて、尚文に『強くさせてくれ』と懇願した。
ゼルトブル編後半ではループしてきた子ガエリオンによって山奥の縄張りへとウィンディアと共に平和的に退去したため登場しない。

真・槍の勇者のやり直し


親ガエリオン

シルドフリーデン編で登場。
メルロマルクに不審感を持った錬が予定を変更してゼルトブルに早い段階で逃げたため殺されることなく娘たちと暮らしている。
穏当な交渉を面倒臭がった元康の物理的な交渉によって蹂躙されてしまったため勇者たちに不信感と不快感を懐き、フォーブレイ編のようにウィンディアを託すことなく子ガエリオンのみが勇者たちについていく形となった。
そのせいでウィンディアから命惜しさに娘を差し出した誇りのないドラゴンと軽蔑されてしまう羽目になり意気消沈していたが最終的には和解した。

なお、交渉に赴いた際の元康のドライブモードを見てドン引きしていた。

子ガエリオン(メス)

同じくシルドフリーデン編から登場。親と同じく殺されることなく暮らしていたところに、シルドフリーデンの竜信仰と統治のために新たなドラゴンが必要になったことで元康の槍に仕込まれた記憶でループする。
最初の世界に渡った後には槍の記憶の更新をあまりしなかったため、「魔王」と呼ばれた異世界の竜帝の知識や魔法などを使いこなせるものの、元康のループ開始タイミングなどは把握しきれていない。
尚文のことが好きなことは変わっていないが、生まれてからそれなりの主観時間が経過したことで以前のような変態的な性的行動を恥じたり、自分を嫌う元康への同情や協力も普通に行うなど精神的に成長や変化しつつある。
尚文から恋愛対象として見られることはないと半ば諦めていたことやシルドフリーデンの混迷した状況から、世界を平和にすることを最優先して精力的に働くが、元康からはドラゴンへの偏見及び以前の行動や思考から全く信用されておらず、成果が出るたびに不快感を持たれているが軽くスルーしていた。

最終決戦ではフィロリアルを使ったテロ行為並びに元康の行動封殺のためだけに卵を人質にしたタクトに対しシルドフリーデンを荒らして腐敗させた事以上に「敵対種族とはいえ魔物の命を冒涜した事」にブチギレて、後で元康に殺される覚悟を持って戦う事を決意。
シルドフリーデンの元代表であるネリシェンを殺害したのは序の口として、タクトの女達を魔物化させて攻撃させたり、死んだ女をゾンビ化させて嗾ける等敵が行った残虐な手段を「やられたらやり返せ」という最初の世界の尚文の如くやり返した。
方法は外道ではあるが相手がそれ以上の外道であり、それから世界を守るために啖呵を切った事がきっかけで爪の眷属器の勇者に選定される。当のガエリオンは「いや、こんなので選定したらダメなの…」と困惑したが。

その結果尚文からの好感度を本人が意識していた以上に稼ぐ事に成功しており、尚文(童貞)の方から求められると言う想定外の形で本懐を果たす事に。
自分がまさかの捕食される側だったと言う結果に愕然としながら、愛の捕食者の自称を返上した。
その後その世界の尚文の願いを受け、以降の世界では元康を助ける事を行動方針に変更。
次の世界で元康が心に深すぎる傷を負った事もあり、いくつかのループで彼を傀儡にする様な形で行動を導いていた。

続く伝承のフィロリアル編ではフォーブレイを訪れた元康がたまたま見かけたレールディアを闇討ちしようとした所、槍が反応して彼女に上書きする形で登場。
元康が言動から中身が変わったのを察した事から、外見はレールディアのままの様で、元康を情報交換しつつ諌めた後は、タクトを仕留める計画を提示しレールディアに成り代る形でタクト陣営に潜伏する事となった。また赤豚を暗殺しようとする元康にウロボロス劇毒の素材を提供した。

元康がカルミラ島での出来事を終えたタイミングで彼と共にタクト一派を駆逐する作戦を実行。
セブン島に嵐を纏わせ逃亡を阻止しつつ、タクトハーレムの他種族の女達に自らの正体を明かして殺害したのを機に島の伝承になぞって殺人事件を引き起こし、飲み水にウロボロス劇毒を混入し他の女達を狂暴化(最終的にウロボロスの使徒化)させタクトと仲違いを誘発、さらに女達をゾンビや魔物に変えて殺し合いさせる等シルドフリーデン編以上の残虐性をもって次第に追い詰めていき、最後は惨劇を引き起こしたのが自分である事をタクトに見せつけた。
タクト一派処理後は尚文の元へ合流し、島での出来事を撮影した映像水晶をノンフィクションドキュメンタリー映画として披露(ただし直接殺人に関わった自分や元康の姿が映らないように編集済み。フォーブレイ王にはタクトの悪行暴露も兼ねて無修正で見せられた)。
映画は推理・パニックものとして世界中で公開され大ヒットし、ガエリオンは一躍大富豪になった。

合流後の尚文からは元康共々攻略本・解読機扱いされるが、元康に作らせたラフ種を尚文に進呈、フィーロを飛べるようにする等で貢献した他、自作のアクセサリをメルティとフィーロに押し付けて魔法少女にした。

子ガエリオン(オス)

直接登場しないがシルドフリーデン編で言及される。槍の勇者のやり直しのエピローグ部分では最初の世界でメスのほうの子ガエリオンと衝突することになっていたが和解したのか向こうから「弟」として扱われており、尚文の村に寄付される未来はなくなったが市場を探して見つけ出した卵の状態でウィンディアの元に送られた。

関連タグ

盾の勇者の成り上がり 盾の勇者の成り上がり登場キャラクター一覧
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