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槍の勇者のやり直し

やりのゆうしゃのやりなおし

槍の勇者のやり直しとは、小説投稿サイト『小説家になろう』で連載されていた『盾の勇者の成り上がり』の外伝である。作者はアネコユサギ氏。
目次[非表示]

概要ですぞ!

小説家になろうの作品、盾の勇者の成り上がりが完結した後に始まりましたぞ!
槍の勇者である元康が主人公の本編の外伝ですな。
2014年4月連載開始して、2015年5月連載終了しましたぞ!
こちらも例に漏れず、1日1話、毎日10時に更新していましたな。
漫画版を連載開始しておりますぞ!

なお、この物語では盾の勇者で使われなかった設定などが大量に使われていますぞ!
あとはそうですな、「槍直し」という別名もありますな

槍の勇者の北村元康を主人公にした本編(盾の勇者の成り上がり)のパラレルワールド
こちらでは、お義父さん(尚文)が絶望に支配される前にこの元康が助けるため、やさぐれていない素のお義父さんを見ることができますぞ!

年表

内容
20144外伝「槍の勇者のやり直し」がなろうにて連載開始
20155外伝の連載終了
20177「槍の勇者のやり直し」書籍化&コミカライズ化決定


あらすじ

最初の世界で女神の攻撃を受け死んでしまった元康だが、龍刻の長針のスキルで時間遡行し、召喚直後の世界へと戻る。
しかし、スキルの影響か今までの出来事の一部とフィーロたんとの思い出を忘れてしまう。
消えてしまったフィーロたんとの思い出を新たに作るために世界を平和にしつつ、フィーロたんを探していく旅をして行く。

チュートリアル編 410〜414

最初は訳も分からずやり直していたが、オルトクレイやマルティを筆頭とした三勇教の策略により罪をでっち上げられてこの世界に絶望しかけていた尚文を救い出し、生きるための手助けをする。
その後、シルトヴェルトの使者を名乗る亜人たちが来訪し、それらに尚文を託して自分はフィーロたんを探すためにメルロマルクに留まる。
尚文と別れた2、3日後、尚文達がシルトヴェルトに向かう間にある国境で、シルトヴェルトに亡命しようとした尚文が(おそらくメルロマルクの兵士たちにより亜人の使者もろとも)殺されてしまい、それにより2回目のループに入る。
ループ後、樹や錬を殺して検証したことで「四聖勇者が死ぬと、時間遡行が発動する」ことを知る。

シルトヴェルト編 415〜454

四聖勇者の内の誰か一人の死亡でループするというルールを理解し、尚文を自分の手で守らないといけないということを身にしみて実感した元康は、尚文に同行しつつフィーロたんを探す旅に出る。
この旅の道中の国境の砦における戦闘、メルロマルク砦の戦い(元康命名)において、前回のループで尚文がここでメルロマルクの兵士たちにより殺されたのだと確信し、自らの魔法で兵士たちを砦ごと薙ぎ払い勇者の真の力を見せつける。
シルトヴェルトに到着したのち、爪の勇者の調査にかこつけて来訪したタクトに襲撃され、その隙を突かれメルロマルクやシルドフリーデンからも戦争を仕掛けられ応戦するが、女王の帰還によるメルロマルク正規軍の翻意でシルトヴェルトが優勢となるや樹の仲間である燻製の裏切りにより樹が殺されて3回目のループに突入する。

メルロマルク編 455〜574

王の間で騒いだり下手に他国へ亡命することは危険だと判断し、最初の世界に沿うようにメルロマルク内で尚文の安全を確保しつつ奴隷を購入して行商をする。
様々な身にかかる火の粉を払いつつ、無事に女王も帰還して尚文の無罪を証明し、女王の計らいでカルミラ島でレベルアップを行うが、島での仲間交換や勇者会議を境に樹はもとより、錬との対立も決定的となる。
樹と錬の手によって霊亀と鳳凰が復活して、それにより封印が弱まってしまったのか応竜に麒麟までも目覚めこの世界の人口の2/3を減らされた結果、四霊が世界を覆う結界を生成したことで世界は滅亡を免れるが、元康は納得がいかず4回目のループを自ら行う。

フォーブレイ編 575〜715

錬と樹を放っておくといずれ暴走して手がつけられなくなることを知ったため、あらかじめマルティの策略を二人に見せることで冤罪事件で騙されないようにし、四聖勇者を団結させる。
元康が冥土の土産にとオルトクレイとマルティを殺してしまいフォーブレイに亡命するが、その後、影武者にオルトクレイを演じさせた三勇教が国の実権を握り、メルロマルクを悪魔の蔓延る死の街に変えてしまう。
女王からの依頼でその事件を解決した後、七星勇者を探す過程で転生者の存在やその親玉の自称神の存在が発覚する。

ここでは国を移動するだけのため、ループはしない。

ゼルトブル編

前編と後編の2つに分かれている。

前編 716〜754

フォーブレイ編からループすることなく話が移行し、今までのループの中では初めてサディナに出会ったところから始まる。
フォーブレイや、その他、波も落ち着いてきたところで戦力の増強を始める。その途中で何者かの手により霊亀が復活してしまったが、増強した戦力であっさりと対処する。
その後数か月は大きな出来事がなかったが、突然大量の転生者が波とともに現れる。
辛くも転生者たちを退けるものの、元の世界で元康が殺された時間に到達したことで強制的に5回目のループが発動してしまう。

後編 755〜818

さらにミレリアとメルティを仲間に加えて、メルロマルクの陰謀を阻止し国の膿を穏便に除去することに成功させ、
前回のループで頼まれていたこともこなし、着々と人員強化しつつ順調に波に対処する勇者一行だが、途中シルトヴェルトの砂漠に4つ目の活性化地があることが判明する。
4つ目の活性化地で勇者達が見たものとは…

フィーロたん編 819〜835

ループ世界の真実を知った元康は、ループを終わらせるためフィーロたんとの再会を目指す。
最初の世界と全く同じ状況を再現すればフィーロたんと再会できるはずなのだが、ついつい余計な手出しをしてしまうせいで中々上手く再現出来ず苦戦する。
そして迎えた最後のループでも尚文のラフタリア購入を邪魔してしまうという致命的なミスを犯すが、ある意外な人物がラフタリアの代わりを務めることになり……

ループ理由

2週目:尚文がメルロマルク王国の刺客に暗殺される。
3週目:樹がループ直後に元康に殺害される。
4週目:錬がループ直後に元康に殺害される。
5週目:樹がパーティメンバーの燻製に裏切られ殺害される。
6週目:最終選択で結末を望まなかった元康がループを選ぶ。
7週目:樹と錬がループ直後に元康に殺害される。
8週目:「神を僭称する者」の介入時期(タイムオーバー)を迎えた。
9週目以降:ループの真実を知るとある人物が強制的にループさせた。

※2週目・3週目の殺害理由は、ループ条件の検証のため
※7週目の殺害理由は、6週目の結末を招いた樹と錬に対する腹いせ


登場人物

一部キャラクターを除き、元となった本編「盾の勇者の成り上がり」と共通しますな
詳しくは「盾の勇者の成り上がり登場キャラクター一覧」をご覧くだされ!

ネタバレ(本編の謎にも深く関わるため気にする人は注意)

ゼルトブル後編

システムエクスペリエンス
元康たちが4つ目の活性化地で見た物とはなんとシステムエクスペリエンスという勇者妨害を目的とした女神の手先であった。
勇者を始め、世界中の人たちが波で勝てないようにと大地に根を張って大陸中の経験値を奪う機械を設置したり、宝刀クラスの武器などを集めて隠していた。※1

しかもご丁寧に簡単に侵入できないように幻影装置がいくつも設置してあるが、これを見破るには高度な幻耐性が必須で破るにもまた別の力が必要。
入ったら入ったでポータルを含め脱出できないため、クリアするか荒野で野垂れ死ぬかを選ぶしかない。
シルトヴェルトの砂漠が迷いの砂漠と呼ばれるのはコレのせいである。
ただし、宝刀、宝銃を集めたり、経験値を奪えるのは大陸のみであり、海は影響されない。
本編の尚文がなぜか海でレベル上げしているメンバーの上がりが早いと疑問に思っていた答えはこのせいであった。

ちなみにこのシステムエクスペリエンスを撃退した後に、荒廃していた土地に緑が戻ったことなどから世界各地で飢饉に陥っていたことなどにも影響していたらしい。

※1
破壊不可が付与されているため破壊はされなかったが壊れないだけで劣化はするらしく、呪いをかけて武器を弱らせた上で刃物系の武器は全て刃を潰されていて、銃火器類に関しては残弾を全て抜かれていた。
なお勇者のウェポンコピーでなら元通りの性能で扱える。

フィーロたん編(帰還編) 819〜831

フィーロの卵はどこだ
尚文が拾ってきた魔物が最初の世界のラフタリアだと明かしたところから始まる。
この世界は最初の世界の救済手段がなくなった際に行われる最後の救済措置だと言われている。
ラフタリアは元康を元の世界に連れて帰ろうとするが、この世界の根元が元康の『フィーロたんと再会したい』という願いから生まれたためにそれを満たせていないため引き抜けず、それを達成するための最後のループに入る。
しかし、元康が尚文と敵対することができず、錬と樹を敵対させたifの世界を見ることもできる。

この世界についてはパラレルワールドではなく単に時間を巻き戻しているということもわかる。
また、この世界は開ける前の箱のようなもので未確定要素で溢れている。
お義父さんはシュレディンガーの猫と例えた。
ラフタリアはゲームのルート分岐と例えた。
(複数パターンのセーブデータを持っていても、プレイするためにロードできるのは結局一つなため)

また、最初の世界のラフタリアにより、サクラこそが元康の探し求めていたフィーロたんだということが明かされる。
しかし元康は匂いが似ているだけの別人と言い張ったため、最初の世界と同じ姿のフィーロたんと出会うことがループ脱出の条件となる。

フィーロの生態
フィーロたん編ではマルティに唆され敵対する勇者が誰になるかで尚文の相棒となる奴隷が変化し、奴隷や仲間によってフィーロたんの天使形態が変化することが判明する。

敵対者尚文の奴隷フィーロたんの形態備考
元康ラフタリア幼女最初の世界
敵対無しエクレア(仲間)幼女(サクラ)元康同行
キールエクレア似の成人女性(サクラ)元康同行
ラビット種の男性グラマーな成人女性
リザード種の男性グラマー+アメリカン
元康サディナ幼女奴隷購入を妨害
要は尚文の仲間に大人の女性がいれば幼女に、男性や子供ばかりなら成人女性になるらしく、さらに孵化する時期や登録した主人の違い、成長期の食生活により色や性格に差異が出るようだ。
元康がフィーロたんと認める形態になる条件は「自己主張しないと欲しい物が手に入らないと思わせる(性格)」「主人は尚文(目の色)」「尚文の仲間に大人の女性が居る(天使形態の外見)」「成長期の主なエサは次元ノキメラ(波のボス)の肉(体色)」と、作者が活動報告で明かした。
他にもう一つ条件があるが、元康が関わっていること、かつ代用が可能である点から「人を思い切り蹴り飛ばす」ことだと思われる。

なお、必要以上に尚文を攻撃しすぎると世界を憎みすぎて奴隷を購入しなくなり、過剰に強化された呪いの盾の力でメルロマルク城が地図から消える。
また、購入した奴隷が決闘の際に相手側を支持した(と尚文が思い込んだ)場合も、怒りと絶望で呪いの盾を暴走させ大惨事になる。

なお、ゼルトブル編以前のループでことごとくラフタリアを放置したこと、フィーロたん編で余計なことばかりして脱出に時間が掛かったこと、尚文の心の支えになるのもフィーロの誕生に影響を与えるのもラフタリアである必要は無いという事実を見せつけられたことにより、最初の世界のラフタリアはこれ以降元康を毛嫌いするようになる。


余談(ネタバレ注意)

帰還編まで含んだ各勇者の死亡回数と死因は

槍・・・1回
フィーロたん編にて数々の失敗を犯した結果ラフタリアの怒りを買い殴られて死亡
盾・・・1回
チュートリアル編にて(おそらく)国境の砦でメルロマルクの兵士に殺害される
剣・・・3回
チュートリアル編終了後、元康にループ条件の確認のため樹のついでに殺害される
メルロマルク編終了後、鳳凰の封印を解いた腹いせに元康に樹ともども殺害される
帰還編にて、元康に怒りを煽られすぎた尚文が放った特大のダークカースバーニングに巻き込まれて死亡
弓・・・4回
シルトヴェルト編にて、仲間の裏切りに遭い殺害される
その他は剣と同じ
となっている。このうち弓の1回と盾の1回以外は全て元康のせいである
やはり元康よりもループに適した人物がいたのではないだろうか・・・。

鍊が敵対した場合は敵にはなるが、錬の性格上行動に疑問やわだかまりを抱えるため、所々首を傾げながら敵対する。
この時赤豚もいるが、錬は経験値を稼ぐために2つ隣の村移動していたため、その錬を夜通し探回ったのか目にクマができている。
見つけ出したことに凄まじい執念とキモさを感じる。
それに、強姦されたことになっているのにわざわざ2つ隣の村まで助けを求めに行くってどういうことなの?

ちなみに時間遡行をする直前は世界が灰色になり、元康以外は動かなくなってしまう。
また、元康の死亡が原因の際は世界が一旦ブラックアウトする。
(単に元康の意識が無くなっているだけともとれる)

槍直しに登場したメスのガエリオンは元康に便乗して最初の世界に行くが、その際竜帝の性質を
生かしたのか、チョコレートモンスターの身体を使っている。
本編の尚文からは、オスのガエリオンとの区別のためにメスリオンと呼ばれた。
なお、読者からは語尾の『なの』を取って『なのリオン』と呼ばれた模様。


メディアミックス

書籍・漫画情報

※本編『盾の勇者の成り上がり』及び外伝その2『真・槍の勇者のやり直し』については該当ページを参照。




関連タグ

小説家になろう 盾の勇者の成り上がり ループもの 強くてニューゲーム
真・槍の勇者のやり直し(続編)

関連リンク

外伝 槍の勇者のやり直し 第1話|小説家になろう
本作は「盾の勇者の成り上がり」の続き(410話〜)にあたる。

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