概要
『盾の勇者の成り上がり~RERISE~』とはTVアニメ「盾の勇者の成り上がり」を元にした放置育成RPG。略称およびハッシュタグは『盾の勇者リライズ』。
開発配信はパラダイムシフト。配信日は2021年2月24日。なんとウマ娘プリティーダービーと同日にひっそりと配信された。
尚、この会社はフィーロ&メルティのアラームも作っている。
元はキック・アスが開発配信していたが、2022年3月15日にキック・アスからパラダイムシフトに運営移管。ただし現在に至るまでのプロジェクトチームがそのまま移管するもので人員の変更、降板は特にない模様。
2023年7月31日に配信2年半を目前にしてサービス終了予定。
クレジット表記は(C)2019 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の制作委員会/盾の勇者の成り上がりゲームプロジェクト
原作のイラスト・キャラクター原案である弥南せいらは本ゲーム制作には関わってないと思われるが、ゲームを元に個人的にイラストを描いている
ストーリー
ストーリーは『バトル』のクエストクリアによってホーム画面の『四聖武器書』に「RERISE」と「これまでの話」に分かれて追加されていく。「これまでの話」はアニメ本編と一緒なので省略。
RERISE
カルミラ島での戦闘を終えた尚文たちは、突如強烈な光を受けて・・・収まった後に目を開けるとカルミラ島にいたはずだったのに、別な場所に全員転移したようだった。
違和感を覚えつつも一先ずメルロマルクに帰還すると、なぜか理不尽な迫害を受ける事になる。
しかもメルロマルクの王都は盾の勇者である尚文のみならず、四聖勇者全員立ち入る事が許されず、この命令を出したのは女王だという。勇者たちに一緒に同行していたメルティは抗議をするが、そこへもう一人のメルティが現れ、糾弾する。
そして王都は四聖勇者たちが侵入出来ないよう結界が張られており、罪人扱いである。
今居る場所は何処なのか、パラレルワールドなのか尚文たちは情報集めを開始する。
オリジナルキャラクター
「RERISE」に於けるキャラクターは完全な新キャラクターではなく、カルミラ島から転移した別世界のもう一人の自分たちのような存在である。
プレイヤーに解りやすくするために裏キャラクターはいわゆる2Pカラーで表示されているが、登場キャラクター目線では全く自分たちと寸分違わない姿をしていると思われる。
なお、グラス、ラルク、テリスの裏キャラクターは居ない模様。
※登場順
- 裏メルティ
メルロマルクの王都で尚文たちが城下の住民たちと揉めて、メルティが抗議しているところに現れて、偽物扱いをする。困惑している住民に対し、四聖の傍若無人ぶり忘れたのかと訴え、目の前のメルティを王都侵入のために四聖が用意した偽物だと推測し、尚文たちを王都から追い出す。
- 裏マイン
裏メルティの話では国家転覆を狙った大罪人。尚文たちは悪徳領主の館に侵入した際に領主と裏マインが争っている場面に出くわす。裏マインは尚文を自分を陥れ嵌めた下郎と罵る。そして本当にメルティが誘拐されていると思い、解放を要求する。グラスと手を組んでいる。
- 裏錬
突如もう一人の「尚文」として尚文たちに攻撃を仕掛ける。尚文たちが争っている間に別行動をとっていた錬が現れて単独で突っ込み、裏錬の方が強いだろうと分析していた尚文は自分やラフタリアが援護に回るが裏錬に押され気味になる。その内にリユート村から使者が現れ、裏錬に耳打ちすると転送スキルを使って姿を消す。
- 裏尚文
尚文たちの前に裏元康を従えて姿を現し、ラフタリアを見て自分達の偽物だけじゃないことに驚く。そして自分の前に立ちはだかり、「ナオフミ様には手だしをさせません。たとえこの身に代えても守ってみせます・・・・!」とラフタリアが言うとそれは呪いの言葉だと言い放つ。
パーティー登録をしていない尚文たちも一緒にまとめて転移スキルを使い、裏元康と連携し、尚文たちを追い詰める。尚文たちを殺して消滅させて歪みを正そうするなど上記のラフタリアの件もあり意味ありげな言動をしている。
- 裏元康
基本的な性格、口調は元の元康と近いようだが、やや気性が荒い。裏尚文を「尚文様」と呼び、裏尚文に対してのみ敬語を使い服従している。と書くと本編の改心後の元康と大差ないようにも見えるが、尚文たちを「尚文様を騙った」と認識し、尚文以外の仲間にも容赦しない。尚文たちに裏尚文に平伏すように要求したり、フィーロが文句を言ったら敵意をもって返し、裏尚文が攻撃を命じたら攻撃をする。
- 裏樹
尚文たちと裏尚文たちの戦闘を目くらましのスキルによって仲裁し、尚文たちの退路を作ることに協力する形になる。本人は誰とも接触せずに尚文たちが死ぬのをもったいないと思い、距離をとって観察に留めている。
ゲームシステム
- バトル
「放置モード」と「ボス戦」があり、放置用パーティーを組んで、放置したり高速チケットを使うと探索結果でドロップアイテムが貰える。「ボス戦」に勝つと次のエリアに行けたり、『四聖武器書』のストーリーが解放されたりする。
- キャラクター育成
「冒険者」でバトルで得た経験値を使ってレベルアップをする。冒険者キャラクターはプレイヤーのレベルまでレベルアップできる。そのほかにバトルや召喚で得た装備を武器屋で鋳造・名匠製造・創成精錬したり、魔宝石を装備につけたり、装備を強化して装備させる。鍛練・資質向上もする。
「パーティー編成」もメイン・放置探索・闘技場に分けられている。
- フィールド
「討伐隊」制限時間以内に他プレイヤー多数と協力してボスを討伐。「チームクエスト」最大三人で敵を倒す。「闘技場」いわゆるアリーナ。「カルミラ島」エリアを進んで敵を倒してアイテムドロップ。
- ギルド
攻城戦・ギルドバトルなど。
2021年11月25日より行商機能が解放される。好評ではあったものの、不具合発覚により一時的に休止。仕様変更をして再開される。
・・・他
実装キャラクター
レアリティRのキャラクターは全てアニメ立ち絵の流用だが、SR以上は全て書き下ろしイラスト。
レアリティはR・SR・SSR・URで現在の実装キャラクター全てに存在する。
本編の衣装やスキルなどの他にオリジナルコスチュームでの実装もしている。
※図鑑掲載順
余談
槍の勇者のやり直しはゲーム上、実装キャラクターもいないしストーリーも関係ないが、タイトル画面での元康の読み上げが「盾の勇者の成り上がりRERISEですぞ!」だったり、ゲーム内チャットで使用できるスタンプに元康の「ですぞ」スタンプが存在する。⇒ハーフアニバーサリー新スタンプ