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概要編集

CV:丹下桜


現フィロリアルクイーン(種としてのクイーンの中でもフィロリアルをまとめる役職)にして失伝した八つ目の七星武器・馬車の眷属器の勇者


メルティ暗殺容疑の逃亡中にクイーン種になったフィーロの実力を知るために来訪する。

戦闘能力はとても高く、尚文一行のアタッカーであるフィーロを攻撃をいなしたり魔法を相殺するなど終始手玉に取る。

それでもフィーロの実力を認め、冠羽(尚文曰くアホ毛)と祝福を与える。


滅多に人前に現れないため、種であるフィロリアルクイーンの存在自体が伝説と化している。

フィーロの冠羽を介して会話ができる

フィーロを介して会話する時は「です」「ます」を使い、礼儀正しくも仰々しい喋り方をするが、尚文と邂逅した去り際に一言だけ喋った際には、フィーロと同じ声質で挨拶も「じゃあねー」とフィーロと同じテンションだった。

その後しばらく出番は無かったが、タクト戦と同時に起こった波で再登場し、北村元康と共に波の方を対処していた。


ドラゴンとは犬猿の仲であり、尚文らと邂逅した去り際に素材を渡しフィロリアルシリーズを全解放させる裏でドラゴンシリーズにロックを掛けていったり、発情期を迎えたフィーロを抑えるのに条件を出す(断れば悪化させると脅しもかける)など、結構セコイ性格。

ガエリオン(親)に「今は争っている場合ではない」と協力を呼びかけられた際に「矮小な欠片如きが」と挑発的な言動を取っていた。

かつて真の竜帝と呼ばれたドラゴンをバラバラに引き裂いたらしい。


クイーンなので眷属が多数いるがフィーロの眷属フィロリアルの鳴き声は『クエ』だが、フィトリアの眷属は『グア』のと鳴くのでわかりやすい。

フィロリアルを引き連れて人里から離れたところで起こる波を鎮め続けていた。


過去に勇者の仲間だったこともあり人語も話せるが、その勇者から人前では喋らないよう言われているため尚文達とはフィーロに翻訳させて会話する。

ただし、フィーロも精神年齢が幼いせいか色々齟齬も発生する。


クラスアップの際にフィロリアルの加護を与えることが出来、これを受けるとステータス関連が平均2倍近くまで伸びる(個人差あり)。

ミレリア曰く通常は一つの項目が1.5倍になればかなり上がったほうのようだ。


書籍版(並びに漫画版とアニメ版)ではweb本編と違い人化した上でよく喋る。

四聖が本来協力すべき時なのにいがみ合い、メルロマルク以外の各地の波をほったらかしていることに呆れ果てており、場合によっては現四聖を処分して新しい四聖を召喚させようと考えたり、メルティを人質にしてフィーロの実力を図ろうとするなど完全な味方ではない。

相当長生きしているらしく、四聖の現在の惨状を今まで何度も見たとも言っている。

また、フィーロとの闘いの最中に密かにメルティを救出しようとした尚文の不正を即座に防いだり、四聖のいがみ合いの原因に尚文にも非がある、尚文にはちゃんと話をできる力があるなど、長生きしてる分視野がかなり広い。

そんな彼女がこの世界を波から守り続けているのは、かつて彼女を育てた勇者との約束を守るためである。

但しフィロリアルと言う種であるため、知能の未熟さや種の違いか人間の事情を察する能力の乏しさも垣間見せる。

霊亀戦では操られ世界の敵と化した霊亀を止めるべく尚文に(フィーロを介して)呼ばれて登場。尚文達が霊亀内部に侵入する時間を稼ぐため、馬車の眷属器を伴った巨大なフィロリアル・クイーン形態で霊亀と怪獣大決戦を繰り広げた。

後にレベリングの真っ最中だったフィーロとメルティに接触、フィーロのアホ毛を介して尚文を誘導しようとするもフィーロの頭に乗って同行していたラフちゃんから理に適った言葉で諭され、彼女達に報酬の前払いとして勝手に資質向上を施して頼み事を依頼するが、クテンロウへの報復を優先させていた当の尚文からは後回しにされて地団駄を踏む。


書籍版で人化して喋ったりする理由は、書籍版の尚文達が過去に行って未来を変化させたからではないかと推測されている(その場合、城野守がフィトリアに対してなんらかの拒絶などを示していたことになるが)。


アニメ版ではメルティを拘束する際にリベレイションクラスの魔法を行使(=龍脈法を会得した勇者しか使えない最上位の魔法である事の証明)した他、フィーロに呼びかける尚文の姿を見て在りし日の城野守の姿と重ねる等、原作書籍中盤以降で明らかになった要素が先出しで描かれた。


槍の勇者のやり直しでも登場し、元康から「大きいフィロリアル様」と呼ばれる。

ほぼ毎周出てくるが、元康が半狂乱で抱きつこうとしてフィトリアが嫌がり(というより怖がり)話が進まないため、元康が目隠しと耳栓をされる形で出番をカットされる。

書籍版では元康の持つ龍刻の長針に反応を示していた。


公式設定資料集収録のサイドストーリーではそれなりに登場しており、

もしも霊亀の甲羅が柔らかかったら』:霊亀をそのまま撃破するも攻撃の煽りで三勇者を巻き込んで殺してしまい「知ーらない!」と言いながらその場から逃走。


もしもフィトリアがフィーロと同じ性格、同じ口調だったら』:フィーロの言動そのままで三勇者の和解をさせようとするがメルティを介しての翻訳に時間がかかり、その間に尚文が作っていた料理を食べて自分の目的を忘れてそのまま尚文達に同行。メルティをフィーロと取り合いになり、当人が疲れ果てる程の事になる。


もしもたまごガチャで選んだ卵から孵ったのがバルーンだったら』:尚文の便利な移動手段となったヒンデンバルーンを空色のフィロリアルの姿で地上から羨ましそうに眺めた。



関連タグ編集

盾の勇者の成り上がり 盾の勇者の成り上がり登場キャラクター一覧

フィーロ(盾の勇者の成り上がり)


木之本桜・・・声優繋がりもあり、容姿繋がりでもある。『怪獣』というワードも繋がっている。

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