ハオリムシ(ピクミン)
はおりむし
分類
通称 | ハオリムシ |
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和名 | アカメモンツキバオリ |
学名 | Trilobitins reclusiva |
科目 | ハオリムシ科 |
体長 | 75mm |
概要
『ピクミン2』に登場する原生生物の一種。
背中の蛇の目模様がハオリムシ科の大きな特徴であり、アカメモンツキバオリは黒地に赤い蛇の目模様の甲羅とエリのトゲで識別が簡単なことからハオリムシ科を代表する種と言われている。
背中の甲羅は筋肉を固定するフレームの役割も持っておりこれによって短い体長でも強力な口吻を放つことができる。
普段は土の中に潜っているが、比較的大柄ために背中側を隠しきれてない。しかし、背中の甲羅はピクミンの攻撃を受け付けない程強固。
尖った口吻を伸ばし、ピクミンを刺して食べる。一度に一匹しか攻撃できない代わりに、意外と射程が長いため注意が必要。ただし、攻撃するまでにかかる時間、捕食にかかる時間が長めなため、数の暴力での撃破・救出が可能。
また、ウジンコ同様に掛けた橋を食べて丸めてしまう特徴を持つ。
ちなみに口吻がピクミンに突き刺さった時、思いっきり胴体を貫いているだけでなくピクミンから赤黒い液体が飛び散るというなかなかにグロテスクな表現があるが、完全に捕食される前にハオリムシを倒せば何事もなかったように無傷で生還する。
ルーイメモによると、殻つきのまま塩ゆでにし、タルタルソースでいただくのがお勧めらしい。
『ピクミン3』以降は同じハオリムシ科のカブリムシとその亜種であるトビカブリが登場している。何気に原種となるハオリムシは『2』以降一切登場していない。ただし『スマブラSP』の「とある星」の背景おいては、原作や『for』までとやや異なる色合いの新規モデルに変更されている他、複数の個体で群れて暮らす原作では見られなかった生態が観察できる。
ちなみに現実にも「ハオリムシ」という名前の生物は存在する。
深海の熱水噴出孔周辺などに生息し、口・肛門・消化器官をもたずに共生菌から栄養を得て生きてる。その共生菌も海中の硫化水素などから栄養を得ているなど、ピクミンの原生生物に負けず劣らず特異な生態をしている。