概要
北部ガリア方面侵攻部隊指揮官 / 少将 / 51歳 / 身長192cm / 体重75kg
マクシミリアン幕僚の初老の将軍。皇室と繋がりのある伯爵家出身で、皇帝に絶対的な忠誠を誓っている。マクシミリアンには、彼を監視するため部下となった。
ガリア戦役においては北部方面軍を指揮し、ガリア公国の重要地点の一つ鉱山都市ファウゼンを占領、兵の多くを温存したままガリア北部のほぼ全域を占領するなど指揮官としては有能であるが、多くの被害を出しては帝国の威信に傷が付くと体面を重視しすぎるきらいがあり、被害の出る速攻や野戦を嫌うなど消極的な戦術を好む。
しかし体面の重視だけではなく。犠牲を省みず、ただ勝てばいいという戦いは許されないという発言からも彼の思惑が推察でき、膠着状態に陥り南部・中部共に消耗している中で前述の通り兵の温存に成功している。だが、全ての状況においてそうではなく、勝つために必要とあらば、あらゆる手段と部下の犠牲も厭わない考えを持つ。
ウェルキン・ギュンター率いる第七小隊がファウゼン解放に向かった際には、ファウゼンを見渡せる鉄道橋梁に装甲列車エーゼルを配備してこれを迎撃、頑強な装甲と搭載火気の重火力で小隊を寄せつかない戦いを展開するものの、第七小隊に内通したダルクス人により橋脚に爆弾を設置され第七小隊がこれを爆破。装甲列車と共に川に落下して沈没、戦死する。
帝国至上主義者であり、他民族とくにダルクス人を蔑視し、ファウゼンの鉱山地帯では多くのダルクス人を鉱山で強制労働させていた。
またラディ・イェーガーとは過去に一戦を交え、自らも負傷した経歴があるが、いまは共にチェスを差す仲である。