声優は入野自由。
概要
九十九遊馬が神代凌牙との決闘中、幻想の中に現れた謎の扉に両親の形見の鍵を超かっとビングをしたところ次元幽閉されていた扉から解き放たれた謎の生命体。彼の姿は遊馬や一部の人間やとある条件しか目視出来ないらしい。
解き放たれた際遊馬と激突しその衝撃で記憶が「ナンバーズ・カード」となって飛び散り記憶喪失となる。覚えていたのは、「アストラル」という己の名前と決闘に関する記憶のみであり、何の目的で遊馬たちの世界に来たのかは謎である。
自らの記憶のピースを集めるため、遊馬から離れられないこともあって彼と共に行動する。ナンバーズが懸かった決闘では遊馬にアドバイスをするのだが、(下手な割に)遊馬は自力で決闘したがるため聞き入れてもらえないこともあるが、物語が進むにつれ、聞き入れている。
性格
「デュエルに関する記憶」がやたら偏っており、遊馬の住む世界の文化や生活様式など、ありとあらゆる事象をデュエルに関連付けるという超デュエル脳。その最たる例が、遊馬が「まさかお前!幽霊だろ?!」と詰問したとき「幽霊とはどんな効果だ? いつ発動する?」と真顔で返答した事であろう。
記憶喪失の影響か馬鹿にしているのか、当初は遊馬の事を何度もトンマと呼んでいた。
頭は良く、相手の攻撃によってこちらに残るLPを先読みして戦略を立てたり、サイコロを投げた時に6の目が12回連続で出る確率を一瞬で計算している。
遊馬から離脱できず、普段は遊馬の傍に付き添い身の回りの日常の出来事を「観察」する事を日課としている(下記)。実体化しないときは遊馬の鍵の中に潜伏しているようだ。
真顔で迷言を連発し、全裸かつ体育座りの姿勢でTVの特撮ドラマを視聴している姿はシュールの一言。
そんなギャップからネット上ではすでに人気者である。
容姿
容姿は透けた水色の体に金色の瞳で、常時浮遊。記憶を失っている影響で身体の一部が欠けており、瞳も透明と金のオッドアイ(アニメ版のみ)。決闘時には青白いオーラをまとっている。また、ナンバーズとの決闘では彼の命は遊馬のLPとリンクしており、敗北すると消滅してしまうらしい。
アストラルの観察結果
観察結果を言う時、アストラルは「観察結果その○、(その日の観察結果)」という形式で発言している。
※以下、本編ネタバレを含む
その1 | 君(遊馬)のデュエルタクティクスは、私よりはるかに劣るようだ。 |
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その2 | 君(遊馬)は変だ。 |
その3 | 人間は食べては出すという永久コンボをする。・・・しかし、出す瞬間を見られては死んでしまう。人間は完全なコンボで動いている。 |
その4 | これ(遊馬のペンダント)は、この世界のものではない。何かメッセージが隠されている、パズルのようなものか? |
その5 | 人間は心が痛くなる。 |
その6 | 人間は褒められると頑張る。 |
その7 | 私の記憶のピース、ナンバーズカード。それに触れたものは心の中の欲望や闇が増幅するようだ。 |
その8 | 遊馬はデュエルを禁止されている。 |
その9 | 遊馬にも裏があるようだ…ウラ。 |
その10 | 人間の親子の感情は理解…してもいい。 |
その11 | どうやらまだ遊馬には女性の気持ちが理解できないようだ。 |
その12 | これが君達(遊馬・凌牙)の決闘(デュエル)…。 |
その13 | 仲間がいれば、希望を信じることができる。 |
その14 | 遊馬、君は皆に愛されているようだ。 |
その15 | サッカーとは、なかなか奥深いもののようだ。 |
その16 | かっとビングは、トマト嫌いにも効くようだな。 |
その17 | 人間は思わず言った言葉で人を傷つける。しかもそれを覚えていない。 |
その18 | キャットビングにドッグビング、「かっとビング」は色々と呼び名を変えて広まっている。世界中に広まる日も、そう遠くはないだろう |
その19 | やっぱり遊馬は・・・バカだ。 |