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ヴァルハラ(Dチル)の編集履歴

2023-11-20 20:23:54 バージョン

ヴァルハラ(Dチル)

でびるちるどれんのいせかい

ここでは真・女神転生デビルチルドレンシリーズに登場する異世界『ヴァルハラ』について解説する。

概要

ジンの前世である光の御子とアキラの前世である闇の貴公子の二人が作り出した異世界。

二人は争いのない平和な世界を目指してヴァルハラを創造したものの、作中では悲惨な目に遭う異世界でもある。


光の書・闇の書

遥か昔、魔界の大魔王ルシファーを上回る実力を持っていたとされる光の御子と闇の貴公子は、二人で力を合わせて争いのない平和な新たな異世界『ヴァルハラ』を創造した。

それまでの世界がどのようなものだったかは不明だが、少なくとも魔界は既に存在しており、当時魔界では光の御子と闇の貴公子はルシファーに匹敵する実力者として知られていた。


完全な余談だが、前作に登場した甲斐刹那要未来はルシファーが父親であることから、「デビルチルドレン」という表現は魔界と人間界のハーフという意味合いも内包されていた。

しかし本作ではヴァルハラ出身のシュンもまたデビルチルドレンであることから、「魔界出身のデビルと人間界の人間のハーフがデビルチルドレン」という構図は成り立たなくなった

ジンとアキラ、シュンの最大の違いは、光の御子と闇の貴公子が転生した人物であるというただ一点のみであると同時に、ヴァルハラを創造した光の御子と闇の貴公子が元々魔界出身だったかどうかも不明である(明らかなのはデビルであること)。


話を戻すが、光の御子と闇の貴公子がヴァルハラを創造した際、対となる破壊の存在として「クェーサー」と「セイファート」が誕生している。

ヴァルハラに限らず異世界の命と時間を喰うために存在する「クェーサー」と「セイファート」は倒してもいずれは復活する存在で、作中で描かれていないものの、光の御子と闇の貴公子も対峙したものと予想される。


作中開始前の背景では、皇帝兄弟を操り、ヴァルハラに帝国を生み出し、デビルと人間に圧政を強いており、それを良しとしない人間やデビルが反乱軍を結成。

一方、帝国軍は魔界や人間界に「時のゆがみ」を生じさせ、時間経過とともにヴァルハラも含めた全ての異世界を滅ぼし無に帰そうとしている。

つまりヴァルハラ以外の異世界は時のゆがみによって滅びるか帝国軍の軍門に下るかの選択を強いられていたのだ。

しかし魔界の場合は、ルシファーの部下である一方、自身が魔界の王になる野望を秘めた「フォロウ」が帝国と結託しており、ジンとアキラが居なかった未来ではルシファーが倒されフォロウが魔界の王になったものの、後に帝国軍が魔界に進軍しダークパレス以外が滅びフォロウも倒されたことが明かされているため、実際の所は帝国軍の軍門に下るという選択肢もないのだが。

また、いずれの選択であったとしても結局は全てが滅びることによってクェーサーとセイファートにとっては糧となるため、始末がつかない状況となっていた。


クェーサーとセイファートについては皇帝を裏で操る存在であることから表向きには明かされておらず、作中の登場人物でクェーサーとセイファートを知るのは少なくとも光の御子と闇の貴公子、皇帝兄弟、ジンとアキラに限られていた(ギンヌンガガップの「守護神」が把握していたかは不明だが、彼にとってはヴァルハラも争っている状態の方が好都合なため黙認していた可能性もある)。


上記を踏まえた上で作中の動向を鑑みると、ヴァルハラを救うための方法を人間界で探していたアミは、偶然にもジン、アキラ、[[レナ>レナ(デビチル)]と出会い、奇しくもジンとアキラがデビライザーを扱える存在「デビルチルドレン」だったことが判明する。

さらに終盤にはジンとアキラは光の御子と闇の貴公子の生まれ変わりであることも判明。

恐らくヴァルハラを去った後は人間界で余生を過ごしたものと思われるが、時を超える力を持っていた光の御子と闇の貴公子は見事ジンとアキラを導き、ヴァルハラに限らず魔界や人間界も救ったのだった。


炎の書・氷の書

上記のようにヴァルハラの平和が訪れたのは束の間だった(前作からどれくらいの時間が経過したのかは不明だが、前作のメインキャラの容姿に変化がない)。

魔界と天界が戦い続けることによりどちらかが滅ぶまで終わらない戦争「ハルマゲドン」が勃発したことで、ヴァルハラは滅びてしまう

ジンとアキラは本作ではヴァルハラを行き来することはできず、ギンヌンガガップの「守護神」を倒したことで、ヴァルハラ・人間界・魔界・天界が救われたことしか明かされていない。


アニメ版

ゲーム版同様に光の御子と闇の貴公子によって創造された異世界。

ゲーム版における皇帝弟にあたる「アズラエル」がヴァルハラ皇帝として圧政を強いているが、後にゲーム版の皇帝兄にあたる「レミエル」が即位している。

時の鎖と時の鍵を光の御子と闇の貴公子が行使することで、ヴァルハラに平和が訪れるとされる時の塔の巫女に伝わる言い伝えがあるが、世間的にはあまり知られていないようだ。


本アニメでは上記の通り、デビルチルドレンの定義が殆ど「デビライザーを扱える者」程度の意味合いしかないことが明示されている。

光の御子と闇の貴公子がヴァルハラを去る時、その力の一部(デビライザーを行使し、一時的にランドとゲイルをランクアップできる「デビルチャージ」が行える能力)を少数の人間に授けたとされ、その力を引き継いだ存在が「デビルチルドレン」だからである。

アミが唱えた呪文は光の御子と闇の貴公子を呼ぶ呪文だったが、同時にジン、アキラ、レナが唱えた召喚の呪文と重なったことで、三人がヴァルハラに呼び出される結果となってしまった上、ジンとアキラが時の鎖と時の鍵を合わせても何の効果も発揮されなかった。

もっともジンとアキラの力が先祖の力と比べると弱いこともゲーム版で示唆されているため、第2話時点で光の御子と闇の貴公子でないと断定するのは早計なのだが。

加えて第2話で時の鎖が分裂してしまったため、ジン、アキラ、アミ、レナは時の鎖を探すべく時の塔から離れて旅に出ることとなった。


第1話時点でヴァルハラの大部分が帝国軍に支配されている状況で、デビルの種類ごとに帝国軍の部隊が随所で確認できる。

また、第2話におけるアキラの推測では、召還の呪文を唱えた際に人間界の時間が止まったらしく、ヴァルハラを救うことが人間界の時を動かし、ヴァルハラと人間界の双方を救うことに繋がるという設定になった。

帝国軍は報連相がしっかりしているようで、第2話の時点でデビルチルドレンの話が、第4話で炎帝ハボリムが倒されたことでアミが時の塔に仕える巫女と帝国軍中に知れ渡ることとなった。

実はアズラエルとアミは兄妹のように育った過去があり、そもそも時の塔に仕える巫女がアミであることをアズラエルが知らない可能性は低い。

つまり第1話以前に時の塔に侵攻しなかったのは、これらの事実をアズラエルが隠していた可能性もある。


登場デビルはゲーム版におけるゾンビが復活した種も含まれている(ゾンビ自体は登場しない)。



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