概要
「ーー開けよ。扉を開けよ」
その声に従い金の扉を開けた時、世界救済への幕が上がるーー
異世界から転生した個性豊かな24人の王を名乗る人物達と、特別な盾を与えられた主人公である小役人(名称変更可能)が共にエネミーと呼ばれる脅威に立ち向かっていくストーリー。
公式曰く『ゲームと音楽を連動させた【正義】と【狂気】のRPG』。
その言葉の通り声優とシンガーが分かれるダブルキャスト制を採用しており、声優が紡ぐストーリーはもちろんの事、シンガーが歌うテーマソングもまた違った魅力を演出している。
キャラクター(転生王)
ヴァージニア
前世についての考察
その他
クロード
前世についての考察
その他
ルイゼット
前世についての考察
その他
カンタレラ
前世についての考察
神話・伝承観点から見た王
ミコ
前世についての考察
神話・伝承観点から見た王
瀬織律姫
ラキ
前世についての考察
その他
マーニャ
前世についての考察
神話・伝承観点から見た王
サティス
前世についての考察
その他
ハリー
前世についての考察
その他
ムーダン
前世についての考察
その他
ザン=エクエス
前世についての考察
神話・伝承観点から見た王
テオ
前世についての考察
神話・伝承観点から見た王
クララ・ケリー
前世についての考察
その他
シノン
前世についての考察
その他
スタフカ
前世についての考察
その他
ドラクリヤ
前世についての考察
その他
アディ
前世についての考察
その他
ルル
前世についての考察
その他
カマラ
前世についての考察
その他
マクシムス
前世についての考察
神話・伝承観点から見た王
オーディン
ゴエティア
前世についての考察
その他
コンスタンス
前世についての考察
神話・伝承観点から見た王
ヘカテー
ヘレナ
前世についての考察
その他
アンジュー
前世についての考察
その他
キャラクター(評議会・その他)
小役人(名称変更可能)
主人公。性別選択可能
デフォルト名・ルイ
デフォルト誕生日・2月5日
評議会に在籍しており、控えめな性格で押しに弱い傾向にある。しかし頑固な一面も持っており、ストーリーの重要な局面において王に反抗するシーンが描かれている。
また刺繍ができたり、相手が確実に欲しがっている言葉をかけたりと、ボンヤリとした外見と性格とは裏腹に観察眼が鋭く地味にハイスペックだったりする。
神話・伝承観点から見た小役人の盾の考察
結論から言えば、小役人の盾のモデルはギリシャ神話に出てくるアイアスの盾である可能性が高い。
こちらアイアスで軽く触れられているのでアイアスの盾についての詳細な説明は省くが、小役人の盾との共通項として
・7つ(枚)の面(革/属性)を持っている
・要塞のごとき防御力を持つ
が挙げられる。
しかし、本編中で盾その物が重要な役割を果たしている事と、ユアマジェのテーマは二面性である事からまだ何か秘密が隠されているのではないのかと推測される。
有名どころで候補として挙げられるのは
・アンキーレ(ローマ神話)
・アイギスの盾(ギリシャ神話)
・アキレウスの盾(ギリシャ神話)
の三つ。しかし戦闘モーションや何もない国の重ねの門にて門を開いた事から、盾は魔力に反応している=魔除けの能力を持つアイギスの盾が最も有力だろう。
本編から読み取る双子についての考察
序章にて双子の初登場の際、評議会最高責任者の一人であるパラス局長は先ず「君達は新入りか」と確認を取っている。つまり、それまでパラス局長の印象に残っていなかった事を意味している。
評議会が大所帯になったのは王が評議会と行動を共にしてから徐々に、という描写があるので、序章の段階では人数が少なかったはず。にもかかわらずパラス局長が双子の事を把握していなかったのは、双子が評議会に入ったばかりだったからなのでは、と推測できる。
更に小役人は大人しい性格ではあるものの、力仕事から針仕事まで本編に限らず王の無茶なオーダーにも幅広く対応しており、望み通りかはさて置き叶えてはいる。
この事から、双子は伝統と食べ物の国東端部の村で生まれ、家や村の手伝いに積極的に駆り出されていたのではと推測される。
余談だが、村がどんな様子だったのかをうかがえる情報の一つとしてメインストーリー9章にて小役人に対して「この世界にある国の事を知ってるのか」という旨の質問が投げかけられるシーンが挙げられる。
この時の小役人の回答は選択制になっており、
『ほとんど知らない』
『少しなら知ってる』
の2択だ。一見矛盾している回答だが、気になるのが『知ってる』と回答した時の小役人のセリフ。
「まあ、それなりには知ってると思います。
と、言ってもただ知識があるだけですけど」
つまり小役人自身は他の国に行った事が無く、関心も無かった事がうかがえる。記憶に留めているかいないかの違いだけで、事実小役人(ないし双子)に世界の事を教える存在がいたのではないか。
ではその存在とは誰なのか?
前述したように双子の出身は農業など飲食関係が発展した伝統と食べ物の国東端部の可能性が高く、また伝統と食べ物の国東部と北部は行商人が行き交うユアマジェ界におけるシルクロード・馬と道の国に接しており、交易が盛んでもおかしくはない。従って、国境付近にあるであろう双子の村に食糧の買い付けに来た行商人から、これまで旅してきた様々な国での話を酒の席等で(正確かはさて置き)聞かされていたのではと思われる。
補佐
小役人の双子。小役人の性別に応じて変わる
名称・レイ(変更不可)
デフォルト誕生日・2月5日
評議会に所属している上、小役人の双子の片割れではあるが、本編に限らず登場が少ない。また過去3度にわたり開催されたライブに至っては存在の匂わせすら無く、1stと2ndではW小役人として登場したため、【小役人の補佐】という役職を与えられた存在はゲーム内本編しか存在しない事になる。
主人公の片割れというメインを張ってもおかしくない肩書きを持ってるにもかかわらず公式からの扱いはモブそのものであり、そこに何の意図があるのかは分からないが、敢えて描写されない事により神秘性が増したとも言える。とりあえず補佐推しとしては2024年にリリースされるらしいユアマジェ新規アプリのストーリーに期待したい。(2023年12月現在)
双子の名前について
小役人のデフォルト名であるルイは、フランス語で「名高き戦士」を意味するLouisから来ているのではと思われる。フランス王家で永く継がれた事からも分かるように王に縁のある名前であり、また、小役人のデフォルト名が意図的にそう設定されたのだとしたらその双子の片割れであるレイはスペイン語で「王」「君主」を意味するreyから来ているのではないのだろうかと推測される。
神話・伝承観点から見た双子
後述する王の来歴を参照(書く気力が尽きたので後日書く事にする。2023/12/02現在)にして欲しいのだが、ユアマジェ界における王は=神である。つまりユアマジェ本編において双子もとい小役人は神に最も近い人間とも呼べる。
では神話・伝承において最も神に一番近い人間は誰だったのか?その答えに最も近いのが、アダムとイヴなどで知られる存在、もとい神に造られたとされる最初の人間なのではないだろうか。
この最初の人間について様々な描写がされており、有名どころを簡潔にまとめると
・キリスト・ユダヤ聖書→地上全てを支配・管理させる為に神から加護を与えられた。なお一人である事を憐れんだ神が男の肋骨から女が生み出されたとされる(アダムとイヴ)
・ギリシャ神話→地上に厄災を齎す為に神々から様々な加護を与えられた。男についての記述は不明(パンドラ。パン=全てのもの、パンドラ=全ての贈り物)
・北欧神話→巨人の死体から作り上げた世界で、3人の神が人の顔のような木の幹を見つけた。神と同じ顔を蔑ろにするのを躊躇われたので新しい生命を創る事にした(アスクとエンブラ)
以上三つをまとめたが、いずれも神による手厚い加護が与えられたり、地上を支配・管理する事を求められるケースが多い。
また余談だがバビロニア神話では神の為に働く人間を作る為に混沌の象徴ティアマトの夫であるキングーの血骨を使ったとされている。ティアマトは異形の女神であり、そのあまりの巨大さに「大洪水を起こす竜」と形容されているが、具体的な記述は存在しない。しかし原初の神の内の一人であり、様々な神や怪物を生み出した事から「母なる神」と呼ばれている。何かを彷彿させないだろうか。
パラス
評議会所属・局長(軍事担当)
赤銅色のステキなお耳がとっても魅力的な獣人。軍人としてのプライドが高いがそれ以上に自分の任務に忠実で、気ままに動く王と人命や評議会内の秩序を巡って衝突を繰り返している。ギリシャ神話のパラスアテナ神が名前の由来なのではないかと思われる
フィロ
評議会所属・局長(財務担当)
クマどうにかしてくれ
ノクシーヌ
評議会所属・局長(外交担当)
その思い切りの良さどっから来てんだ
ジッキョ
自称「メイカーの代理人」撮影・実況担当
元ネタはエジプト神話のバステト
カイセツ
自称「メイカーの代理人」編集・解説担当
元ネタはエジプト神話のセクメト
エリカ
ローティーンな少女。レムナント構成員の一人。カマラに懐いているが忠誠を誓う程では無く、また言動もしっかりしている事から薬物による洗脳はされていないと思われる。れっきとしたモブにもかかわらず評議会外で唯一名前を持ってる人間。
メイカー
綿畜生である。王や世界の味方とは誰も言ってない。