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龍笛の編集履歴

2023-12-04 08:38:03 バージョン

龍笛

りゅうてき

雅楽などに使われる和の三管の一種。

説明

篳篥と並んで和の三管と称される横型の木管楽器である。言ってしまえば日本版フルートでもある。

雅楽では天と地を往来する龍を象徴していて、雅楽以外では神事などで用いられている。

元々は中国発祥の横笛で、飛鳥時代に日本に伝わったとされる。

本来は煤竹で作られるため高級品だが、現在は合竹製や花梨製もあり、樹脂製に至っては6000円程度で購入できる。また篳篥と比べても音が出しやすいため、雅楽器の入門としてももってこいである。

構造は吹き口と指穴のある部分と、一回り太い頭の部分との2本の竹からなっている。頭の部分には鉛が入っていて、これが音を大きくする役割を果たしている。

持ち方は右手は第二関節あたりで押さえ、左手は第一関節で押さえる。

息の吹き方によって、ゆっくり吹けば「和(ふくら)」という音になり、早く吹けば「責(せめ)」という音になる。


関連イラスト

和の三管奏


関連タグ

楽器 管楽器 木管楽器

雅楽  篳篥

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