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梅壺女御の編集履歴

2023-12-06 13:41:55 バージョン

梅壺女御

うめつぼのにょうご

『とりかえ・ばや』のキャラクター。

人物

右大臣・藤原角光の次女で東宮でのちの帝の女御である。


宮中に入内して10年以上が経過している。

父親から子供が生まれない事を責められ文句を言われている。本人もとても気にしているようで言われた瞬間に殺気を出していた。


自身と右大臣家の邪魔になる沙羅双樹睡蓮のことを敵視している。


自身に仕えている女房(以前は月光が生まれる前まで母である東の対に仕えていた)が二人に関するとある発言で入れ替わりをしているのではないかと疑念を持つようになる。



関連タグ

とりかえ・ばや

藤原角光



















ネタバレ注意

沙羅双樹(涼子)の正体を見破ろうと刺客を雇い、行幸の狩りの際に矢を射させ負傷させる。沙羅双樹の手当てを自ら志願し、正体を暴くために強引に衣服をはだけさせようとするが沙羅双樹自身が手当てをしたことでその場をしのがれてしまう。


それでも諦めきれず、左大臣家が断る前提で自身の妹四の姫と沙羅双樹の縁談をすすめるが断わらずに結婚したことで二人が入れ替わっているのは自身の勘違いであったのかと呆然としている。


沙羅双樹と睡蓮が本来の性として生きることになった後、銀覚の文によって掘り起こした壺の中の文を読んだことで二人の秘密を知ってしまう。


密かに左大臣家と沙羅双樹、睡蓮を罰する事を訴えるが、帝が一向に動かない事にやきもきし、人払いをさせた睡蓮(涼子)を呼び出し、肩の傷を確かめるため自身の女房たちに命じて身動きで出来ぬようにさせるが騒ぎを聞いて駆けつけた沙羅双樹(月光)によって連れ出されてしまう。


その後、帝に涼子付きの女房に自身が尚侍にした所業を訴えられ、帝から十日ほど里下がりを命じられてしまう。



その里下がりをしていた右大臣邸が幻覚によって放火され、牛車で避難する際に彼によって牛車を乗っ取られて気絶しまい、女房とともに人質のごとく、そのまま内裏に連れて行かれてしまう。


内裏で涼子が幻覚が遭遇した際に意識を取り戻し、彼女に向かって放火をした犯人であること、帝を連れて逃げろと叫んだことで幻覚に叩かれてしまい、再び気絶をするが涼子の機転と自身の女房によってその場から逃げ出すことに成功している。




涼子が正式に帝の女御となりその後、懐妊した報告を受け、顔が真っ青になった角光とともに複雑そうな表情をしている。


涼子が無事に皇子を出産し、知らせを受けた帝に自ら会いに行き、出家したいと考えていることを伝える。


幻覚からもらった数珠を取り出し涼子が出産をする前に祓わせたところ玉が弾け飛んだことを報告し、妬み心から幻覚と銀覚の正体を見抜けなかったことに対して償わせてほしいと頭を下げてその場を後にした。


出家後、帝からの頼みで東宮候補ではなくなった弓弦親王の後見人が右大臣家になったことで母として指導

することを頼まれ、生きる希望を得られたことに感極まって涙を浮かべていた。

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