藤原月光

ふじわらのつきみつ

『とりかえ・ばや』の主人公。

概要

とりかえ・ばやの主人公。

人物

左大臣・藤原丸光の息子。母親は東対の方。

本名は藤原月光。女としての通称は睡蓮。

とても明るく活発な姉の沙羅双樹とは

正反対の性格で内気な少年。

外で男童と蹴鞠をして遊ぼうとはせず、仕えている女房や女童と遊んでいるほどで丸光が様子を見に来た際には姫君のように御帳台に隠れその姿を見た丸光はショックを受けていた。

姫君として裳着を行い、沙羅双樹の本名である

藤原涼子の名を借り睡蓮の姫君として生きることになる。つまりこういうこと

美しさは祖父である大殿、丸光の兄で右大臣の角光が見惚れるほどでかぐや姫のようだ言われ、当時の帝東宮から興味を持たれた。

右大臣に関しては自身の娘が帝や東宮に入内しているのにもかかわらず睡蓮の入内を勧めてしまっていた。

この事もあって同時期に元服して帝のお気に入りとなった沙羅双樹とともに右大臣の娘である梅壺女御から敵視されてしまう。