は、初めまして、指揮官、私はノーフォークです…えっと…あの…その…よろしく…
概要
ゲーム『アズールレーン』に登場するロイヤル所属の重巡洋艦KAN-SENのひとり。
サービス開始当初から建造・ドロップとも常設実装されており、簡単にお迎えすることができる。
本ゲームのチュートリアルを担当する一人。物語の冒頭にて、相方のサフォークと共に鉄血部隊の偵察任務に就いていた。
その後も入手機会の多さから、なにかと顔を合わせることも多いだろう。
シェフィールドから様付けされたうえで敬語を使われているため、どうやらロイヤル内での身分は上の方のようである。
容姿
寒冷地で行動する機会が多かった史実を踏まえてか、暖かそうな赤いフードを身につけている。
妹のドーセットシャーも似たような服装(こちらはフードを脱いでいる)であるが、何故か姉の方が幼い…どころか駆逐艦に混ざっていても違和感の無いレベルの容姿をしている。
しかも好感度が上がると指揮官に絵本の読み聞かせやら添い寝やらをお願いしてくる。かわいいが、本当にかわいいが、退行してないだろうか。
...ただし公式のロード時画像(関連イラスト参照)を見る限りは完全な幼児体型というわけでもなさそうである。
常にアイスキャンディーを持ち歩いており、SD絵でも度々取り出して舐めているが、自己紹介文からこれはアイスではなく凍結したアンテナであるという説もある。
性格
脳天気なサフォークや礼儀正しいドーセットシャーとは対照的に、かなり引っ込み思案。ドーセットシャーは姉と共に活躍できたことを誇らしく思っているが、当の本人は受け継いだ名前に対して自信が持てないでいる様子。
話す際にもかなり緊張しており、セリフのテキストにはほぼ必ずと言っていいほど三点リーダーが付くレベルで何かを話そうとする度に口ごもってしまう。本人曰く「おくびょうではない」らしいが...。
指揮官とも初めは会話もままならない様子で、話しかけると「他のみんなとも仲良くしないとダメです」と自分から話題を逸らそうとする節がある。
とはいえそれは本心でもあるらしく、元々思いやりのある優しい性格なのだろう。
妹のドーセットシャーからは「世界の宝、神から授かった恵み」と断言されるほど溺愛されている。セリフでの直接の言及こそないものの、バレンタインチョコのメッセージなどから姉妹仲は良好な模様。
性能
すがすがしいまでに防御面に振り切ったステータスの持ち主。
HPは全R艦中妙高に次いで第2位、対空はサセックスと僅差の全R艦中第2位で、全体で見ても上から数えた方が早い。入手性・レアリティを考えると破格といっていいだろう。史実で戦後まで無事生き残ったことを反映してか、運も69とかなり高い。
しかしその反面、火力と雷装は全重巡洋艦中ワーストで、最上位からは2倍弱と大きく水をあけられている。
自分から動いて戦果をつかみに行くというよりは、防御性能を生かして高火力・低耐久な他の味方艦(たとえばサフォーク)を立てることが得意な構成となっている。きちんと育成してあげればメインステージの深部やイベントのEXステージ、セイレーン作戦といった高難度海域でも十全に活躍してくれるだろう。
彼女に惚れた指揮官は、ぜひとも彼女に勇気を与えてみてほしい。
スキル
- 正面装甲
被弾した際、15%の確率で自分の正面に敵弾を無効化するシールドを展開する。防げるのは重巡以下の砲撃弾で、魚雷・空爆・戦艦の砲撃は防げない。
広さは自機の大きさと同じくらいと控えめだが、インディアナポリスやプリンツ・オイゲンの似たスキルと違い正面で固定されるため、弾を狙って受けられるというメリットがある。
- 全弾発射-ノーフォーク級
上下それぞれの斜め方向に3wayの通常弾を放つ。正面が空くため、単体狙いよりは多数のザコを巻き込むように当てると効果的。
本編外での活躍
アニメ版
1話から登場している。なお何がとは言わないがピンク色である。
5話では廃墟島の戦いに参加、五航戦に突破される。
6話ではお風呂に入っている時もフードを被っている。
登場シーンは短いながらやたらと気合いの入った描写から「アニメスタッフにドーセットシャーが紛れているのでは?」などと冗談交じりに評されることも。
アズールレーンクロスウェーブ
サブキャラとしてサフォークとともに参戦している(3Dモデルはない)。
ちなみにこのとき明かされたプロフィールによれば、
- 好きなもの・こと:おとぎ話の絵本、妹(色々自信をつけてくれる)
- 苦手なもの・こと:寒がり
- 趣味:昼寝
- 特技:礼儀の知識
だそうである。
ビスマルク追撃戦
ノーフォークは一連のビスマルク追撃戦の最後の戦いに参戦した4隻の内の1隻である。
しかしながら、他の3隻(ロドニー、キング・ジョージ5世、ドーセットシャー)と異なりこれはと言う戦果を挙げていない。
それが自分に対する自信の無さに繋がっているのかもしれない。
だが、確かに最後の戦いでは戦果を挙げられなかったが、それを補って余り有る戦果を実は挙げている。それは……
『ノーフォークが居たからビスマルク追撃戦は勝利できた』
と言う事である。
デンマーク海峡から北フランス沖まで追尾し続けられたのはノーフォークだけである。
一度見失ったビスマルクを再び発見したのもノーフォークである。しかもその場所は傍受したビスマルクからの電文をもとにイギリス海軍が計算して割り出した場所とも、カタリナ飛行艇が船影を確認して報告した場所とも異なっていた。
悪天候の中アーク・ロイヤルのソードフィッシュ雷撃機隊がビスマルクを攻撃できたのもノーフォークの指示誘導が有ったればこそである。
そして何よりドーセットシャーがビスマルクに引導を渡せたのも、ノーフォークが指示誘導したからである。
確かに目に見える戦果は挙げていないかもしれないが、ノーフォークの頑張りが無ければ他の艦船が戦果を挙げる事は能わなかったとも言えるので、もっと自分に自信を持ってくれても良いはずである。
関連イラスト
↑公式のロード時スチル。
関連タグ
ドーセットシャー:妹。
カウンティ級のKAN-SEN
インディアナポリス:姉妹から愛されているつながり。
マッコール:アイスキャンディーを持ち歩いているつながり。