演:鈴木砂羽
概要
帝都新聞社会部記者(警視庁記者クラブ所属)→フリージャーナリスト。
生年月日は1970年(昭和45年)11月12日。S.1時点で32歳。 旧名は奥寺美和子。
亀山薫とは大学時代からの付き合いで、長い間同棲していた。S.3で自身の浮気を発端に破局、別居してしまうが、S.4-1で復縁。
途中、帝都新聞のカイロ支局(エジプト)への転勤をはさみ(S.4-12〜20)、同最終話で薫と入籍した。
その後、S.5で10年あまり勤めた帝都新聞を辞めてフリージャーナリストに転身、S.7-9で警察官を辞めた薫と共にサルウィンへ旅立った。
普段はさばさばとした性格で気が強いが、薫に他の女性の影を感じると嫉妬してしまうような一面もある。薫に対する口癖は「○○し給え」。
過去に薫をいじめたと勘違いして右京の、そして特命係を疎ましがる内村の足を踏みつけたこともある(PS.1、S.1-5)。
職業柄、特命係が追っている事件に関して情報を持っていることも多く、その場合には2人に情報を提供し、逆に特命係が上層部に不祥事案件で握りつぶされた時は、リークを受ける時もあった。
また、彼女の何気ない一言が重要な手がかりとなることも多かった。
時に事件に巻き込まれ、薫共々命の危険に晒されたこともある(S.5-2、S.6-15)。独立してから初の単行本を出す話もあったが、編集者の死により流れている(S.6-7)。
美和子スペシャル
彼女の持ちネタ…もとい得意(特異?)メニューとして、「美和子スペシャル」なる初めて見た者は口に入れるのをためらう程に変な色合いをした創作料理がある(S.5-13他)。
Season21にて薫のレギュラー復帰に伴い彼女も(番組に)帰ってきたのだが、職探しをしなければと思っていたところ『こてまり』の女将小出茉梨に誘われて店を手伝うことになった…のだが、さっそくこの「美和子スペシャル」を作ろうとして特命係の二人を慌てさせ、さらにはS.21-4では「水色のカレー」を新作料理として作り、茉梨を戦慄させるなど、その料理の腕は(ある意味で)進化している様子(一応、静岡に富士山カレーと称して水色のカレーを売っている店や土産として存在する)。
S.21-正月SPではビビッドピンク色の煮物を作っていたが、材料は不明。
余談
Season21の第17話では妙に声が掠れていると思しき場面が見られたが、これは鈴木氏自ら「実は少し前から喉が不調だったが、流石に共演者に迷惑をかけるのも申し訳無いので『いつもより声が出ていない』と思われるかもしれないが、そこは大目に見てほしい」という趣旨のコメントを放送日直近で予め出していた(彼女曰く「舞台公演ですらここまでの悪化は無かった」「ドラマの収録が前後している関係で、しばらくは『本調子に戻ったと思ったらまた悪化した』と思われる事もあるかも」とのこと)。
…もっとも、年季の入った古参ファン含め「今までその事を黙っていたのは水くさいが、正直に告白してくれるだけマシかもしれない」「砂羽さんの声変わりより心君の声変わりの方に驚いた」などあまり否定的な反応(彼女の「不摂生」を批判する声も無くは無いが、むしろオンエアでは「言われてみたらそんな気がする」程度でもあった上、事前に「声の不調」に言及していた事から「思ったよりは悪くなさそう」と感じた視聴者も多かった)は見られなかった。
関連タグ
相棒(刑事ドラマ) 亀山薫
浅倉禄郎:大学時代の友人
ジャイアンシチュー
本来のシチューとは全くかけ離れたラベンダー色のスープ(ごった煮とも言う)。
自宅にある「ウマそうな物」を何の考えもなく鍋にぶち込んだ為、
非常に破壊力のある見た目と化してしまった。
料理なのに美味しそうに見えない点では「美和子スペシャル」と似ているのかもしれない…。