うちは一族抹殺事件
うちは一族抹殺事件(他称もあり)はうちはイタチがうちは一族を弟のうちはサスケを除き皆殺しにした事件のことである。
事件に至るまで
うちは一族の結束を「己の器を制約する物」と忌み嫌っていた。イタチは暗部に所属しており、その暗部での秘密の任務を理由に一族の集会を欠席することや、言動などから一族に監視されていた。そしてイタチを監視していたうちはシスイ殺害の容疑をかけられていた。
事件の夜
イタチは父と母を含むうちは一族のものを全員殺害したが弟であるサスケだけは殺さずに、万華鏡写輪眼開眼の秘密(最も親しい友を殺すこと)を告げ、「そしていつかオレと同じ“眼”を持って、オレの前に来い」と復讐の念を抱かせた。
イタチの真実
イタチがうちは一族を抹殺したのは木の葉から命ぜられた任務であり、木の葉の里の平和、世界の平和のための苦渋の選択の末だった。
一族抹殺の任務が命ぜられた背景
千手とうちは一族の確執
80年以上昔の戦乱の世、千手とうちは一族は互いに戦闘一族として名を馳せていた。だが、長い争いの中で疲弊していき、うちは一族と千手は休戦をする。そして領土の平定を望んでいた火の国との協定を結び木の葉隠れの里が誕生した。そして、里長である初代火影には千手の長である千手柱間が選ばれた。一方、うちは一族の長であるうちはマダラはそれに対して千手によりうちはが抹殺されるとの危機感を抱いており、柱間と対峙する道を選ぶもうちは一族の中でもついてくるものはなく、一人里を出て復讐者となり木の葉隠れの里に戦いを挑み、終末の谷で千手柱間と戦うも破れた。
二代目火影である柱間の弟・千手扉間は信頼の証としてうちはに木の葉警務部隊という特別な役職を与えるが、これはうちは一族を里の政治から遠ざけ、なおかつ一族をひとまとめに監視下に置くためのものだった。マダラの遺志を継ぐ造反勢力も出てくるも主権は千手の手へと渡った。
そして、十六年前に起きた九尾の妖孤襲来をきっかけにうちは一族は里の中で隔離されていく。九尾を操ることができるのはうちはの瞳力だけであり、里はこの事件を主権を狙ったうちは一族の者の仕業とし、一族を里の片隅へと追いやり暗部による厳しい監視をつけた。
その結果うちは一族は里を乗っ取るためクーデターを企てた。
イタチの行動
イタチは父・フガクからの命で暗部に入り込んだスパイであったが、実際は逆で木の葉がうちは一族に送り込んだスパイであった。
イタチがうちは