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メぼ虐の編集履歴

2023/12/15 14:34:55 版

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センシティブな作品

メぼ虐

めんだこぼっちぎゃくたい

この項目はpixivでR-18Gに該当する内容を解説しています。 人によっては精神的に不快になられる可能性がありますので、そのようなものが苦手な方はブラウザバックを推奨します。 『メンダコぼ虐』タグを使っていた方はこちらに変えてください。

はじめに

「メぼ虐」とはアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の11話に登場した後藤ひとりの別形態「メンダコぼっち」を精神的、身体的に加害する描写を含む創作、およびその設定をベースにして表現される創作の一群である、『メ』ンダコ『ぼ』っち『虐』待の略称である。

暴力・グロテスク描写の要素を持つキャラ虐というジャンルに分類され(その愛好家は「虐厨」と呼ばれる)、キャラクターを貶める要素を持ち、原作のファン層に受け入れがたい内容が描かれていることが多いため、強い拒否感と不快感を与えることが容易に予想される。

そのため、本記事ではジャンルの嗜好性・特殊性に鑑み、無用の軋轢を避け上手な棲み分けを図るための配慮についてまず注意を述べる。

注意事項

投稿側への注意

「メぼ虐」はキャラクターの虐待を主眼とする、暴力・グロテスク描写を根底に持つジャンルである。メンダコぼっちを虐待するため、一般的な原作ファンやメンダコぼっちに愛着を持つ人、暴力や性的な表現などに嫌悪感がある人など、「メぼ虐」を好ましく見ていない人は多い。

このため、メぼ虐創作を行う者は、メぼ虐に特有の表現を非愛好者の目に触れさせないために可能な限りの配慮を図ることが必要となる。

例えば、同じキャラ虐というジャンルに分類され、その最大手とも言えるゆっくり虐待ゆ虐)では、それを取り扱う多くの創作表現コミュニティにおいては「設定の持ち出し」「無断リンク禁止」などのローカルルールが定められている。これは「虐待表現などを目にしたくない層」と棲み分けを図るためのマナーである。

ただ、ゆっくり虐待は荒らしとして愉快犯的な思想を持った住人が多く、更に全盛期である2000年代後半~2010年代前半はネット上のマナーが未成熟な時代であったため、そういったマナーを守るような層が少なかった。

その結果、現在でも全年齢でR-18G相当の作品が溢れかえっていたり、健全なユーザーに対して悪質なコメントが行われた形跡が残っている。

しかし近年においてはネット上の倫理観がアップデートされ、ゆ虐のような酷い前例に倣わないよう、メぼ虐はpixiv上においては「投稿作品にぼっち・ざ・ろっく!関係のタグ(後藤ひとり等のキャラクター名)やメンダコぼっち(虐待創作以外のメンダコぼっち)等の関係無いタグを付けない」ことや、「関係の無い作品でメぼ虐の話題を出さない」などといったことを守る必要がある、と周知されつつある。

キャプション検索などで意図せず見てしまった人のために、最初のページを「閲覧注意」等の注意喚起にすることも有効である。

上記の通り「メンダコぼっちは生き物であり、「ぼっち・ざ・ろっく!」の主人公・後藤ひとりとは別の存在」と見なしている制作者も多いが、ぼっち・ざ・ろっく!という作品の原作での表現上、(アニメではあくまで劇中でのイメージ上での存在であるものの)こういったジャンルを知らない層や好ましく思わない層にとってはメンダコぼっち後藤ひとりの別フォルム」=「メぼ虐は後藤ひとりへの加害表現」と見られる可能性が非常に高いことにも留意されたい。

なお、人間の後藤ひとりに対しての暴力表現を含む作品には「ぼ虐」(『ぼ』っち『虐』待の略称)というタグが付けられることもある。

閲覧側への注意

これらを守ってはいるものの、「普通のメンダコぼっち作品」と「メぼ虐」を両方投稿している作者も少なくない。そのため、「普通のメンダコぼっち作品目当てでフォローしたところ、タイムラインにメぼ虐作品も流れてくる」といったこともある。

また「メンダコぼっち」と「メぼ虐」は同じキャラクターを扱っている、ある種表裏一体なコンテンツであるため、普通のメンダコぼっち作品を投稿している作者をpixivでフォローすると、メぼ虐を投稿している作者がおすすめに表示されることもある。

それが嫌な場合は閲覧者自身による対策(ミュート設定など)が必要となる。また、本ジャンルに限らず虐系の作品につくコメントは過激なものが多数を占めるため、そこに対しても注意が必要。

タグ付けについて

推奨されるタグ

  • R-18G(大前提)
  • メぼ虐(本記事)
  • 愛で / 虐待描写なし:ベースの設定のみ使用しており、虐待描写がない場合や作品の趣旨がメンダコぼっちを愛でることにある場合。

キャラクター系のタグ

  • メぼ(メンダコぼっち)
  • メ喜(メンダコ喜多)
  • メ虹(メンダコ虹夏)
  • メ山(メンダコ山田)

推奨しないタグ

要は、通常の二次創作を探している際にうっかり目にする可能性のあるようなタグのことである。

  • ぼっち・ざ・ろっく!(表記揺れも含む)
  • メンダコぼっち
  • 原作のキャラクター名
  • ぼ虐 / ぼっ虐:母数は少ないものの、通常の作品に既に使用されているため。
  • その他、無関係の原作、二次創作タグ
  • メンダコぼ虐:以前使われていたタグ。メンダコが入っているため、そちらで検索している人の目にもついてしまう恐れがある。

作品の分類に迷ったら

ぼっち・ざ・ろっく!」の原作では後藤ひとりが精神的に追い詰められることで成り立つギャグ表現なども散見されるため、一般向けにもそういった内容を汲んだ二次創作が書かれることがある。そのような表現をメンダコぼっちに対して適用すると、人によっては「メぼ虐」作品なのではないかと捉えられる可能性もある。

その他、虐待表現こそ無いものの「野生生物としてのメンダコぼっちを飼育する」などといった設定を持つ作品について、基本的には「メンダコぼっち」のタグが付けられることが多いが、「メぼ虐」として扱ったほうが良いとされることもある。

これは「ゆっくり虐待におけるゆっくり」が「通常のゆっくり」と異なる物として扱われていることも理由だと考えられる。

ただ、ゆっくり虐待と異なり、メぼ虐で扱われるメンダコぼっちはアニメ本編に登場するメンダコぼっちとほとんど同じものである。また公式からの設定がほぼ無く、前述のような非公式の二次創作の設定がベースとなっているため、「メンダコぼっち」タグの作品といわば「虐待表現の無いメぼ虐」との線引きが極めて難しいという問題も抱えている。

「メぼ虐」作品としてみられやすいと思われる内容

  • メンダコぼっちへのギャグ表現にとどまらないような身体的、精神的加害が表現されている(特に流血表現や身体欠損描写を含むもの、精神的なものでは所謂「不憫系」と称されるものもNGな人もいる)。
  • 上記からの発展や、不慮の事故などによるメンダコぼっちの死が表現されている。
  • 元々のキャラクターを強く逸脱したようなキャラ設定を与え、他の登場人物になんらかの被害を与える、もしくは閲覧者を不快にさせる(キャラクターの改悪)。

直接的には描写がないものの、上記の内容を暗喩するような表現(おそらく作品の後の時系列で死んでしまうなど)が含まれる場合にはこちらの作品として解釈し、検索避けをするのが無難である。

メンダコぼっちの特徴

メンダコぼっちの記事も参照。

アニメ本編の内容から取られている特徴

  • 体はピンク色でメンダコっぽい謎のフォルムをしており、背中にギターをしょっている。また右側頭部にと後藤ひとりと同じ髪留めがついており、髪の毛っぽいもの(通称:触角)がついている。
  • 目は常に「> <」であるが、泣いているわけでないことも多い。また、口は描写されないことが多く、前についているのか、タコ同様下についているのかは永遠の謎である。
  • 好物は唐揚げとコーラ。

二次創作において付加された特徴

  • 「タコ」なので下側に足が8本あると思われるが、作者によってはそれとは別に目の下あたり、体の側部左右に腕が描かれることもある。
  • アニメでのメンダコぼっちの台詞は文字に書き起こすと「んにゃ!」のみであるが、作者の共通認識で「みー」(その他「み」を基調とする鳴き声)であったり「ひーん」という泣き声を発する。
  • 上記のように特定の鳴き声(泣き声)しか発さないが、なぜか人間との意思疎通には一切問題ないことがほとんどで会話が成立している。
  • 原作での陰キャ要素はなりを潜め、マスコット然とした明るい性格になっていることも多い。
  • たまにメンダコぼっち研究者として「喜多博士」が登場する(後述する「メンダコ喜多」とは無関係)。

生き物としての「メンダコぼっち」の特徴

  • メンダコのようなデザインではあるが、アニメでも山の中で登場していており、多くの場合陸生動物として扱われる。
  • 性別は不詳だが、原作の後藤ひとり同様メスと考えられている。
  • サイズは通常がハンドボール~サッカーボールサイズ、子メンダコぼっちはピンポン玉サイズが多い。
  • ギターは自身で生成し、ある程度成長するとマイギターを所持し出す。
  • ギターの練習に余念が無く、演奏技術を極めることがタコ生の快楽(演奏技術については作者によってまちまちだが、原作同様ギターは上手いことが多い)。
  • 繁殖は卵生として描かれることが多い。しかし、同時に単性生殖として扱われることも多く、場合によっては単頭でしか存在していないのに突然卵を産むこともある。メンダコぼっち同士、もしくは亜種のメンダコと夫婦?になることがあり、その場合には二匹の間に子を成す。生まれる数、種類の割合は作者によって異なる。
  • 人間に飼育されることもあり、餌については人間と同等でよいとされる。飼い主については原作キャラクターであることもあれば、オリジナルのモブキャラ(男性、女性どちらも)であることもある。
  • 飼育環境用にメンダコぼっち向けの小型ギターや小型アンプが販売されており、飼い主が買い与えることもある
  • メンダコぼっちが「my new gear...」したがる二次創作もあるが、メンダコぼっち自身の生成するギターは一点ものである設定が多いため、人間が買い与えるのが一番確実な方法らしい。

メぼ虐独自の設定

  • 作品によっては「自然界のおやつ」などと呼称されることもあり、ヒエラルキーは全生物の中でも最底辺として扱われる。
  • 下北沢のツチノコ」が天敵として扱われ、メンダコぼっちを食べる描写のある作品もある。なお、下北沢のツチノコ自体が虐待される作品もあり、そちらは「ツぼ虐」(「『ツ』チノコ『ぼ』っち『虐』待」の略称)と呼ばれる。
  • 性格については安定していないが、原作からの延長と思われる「家族思い」であったり「優しい」、「(最低限の)礼儀をわきまえている」というキャラ付けがされることもある。
  • しかし一方で「自身の目的しか考えていない自己中」として描かれることも多く、「夜中に大音量でギターを弾き騒音被害を出したため虐待される」という展開は一つの鉄板ネタである。もしくは最初は従順でも甘やかされるなどすると増長して自己中と化す、といった描かれ方をすることもある。
  • 触角は太い神経に繋がっているため、触られるのを嫌がる、もしくは信頼した相手にのみ好んで触らせるといった設定がある。引っ張られるとかなり痛いようで、あえて触角を持ち上げて運ぶことで痛めつけるシチュエーションも多い。また、触角は引き抜くと中の神経ごと抜けるため、メンダコぼっちにとっては大ダメージになる。
  • 上記のような加害や裂傷、足を切る、踏み付けなどの虐待を受けても、メンダコぼっち自身は異様に頑丈で死にたくても死ねない。場合によっては再生能力まで持ち合わせることもあるようで、その場合には時間はかかるが(焼きつぶされない限りは)欠損部位も修復するようである。一方で、執拗な虐待を受けた結果死んでしまうといったケースもある。
  • 一方で、人間側が研究家としてメンダコぼっちの扱いに長けているケースも存在する。
  • 喜多博士はメンダコぼっち愛好家でもあることが多く、メンダコぼっちを溺愛しているために何かしらの精神的被害にあうことも多い。

亜種

このジャンルのメンダコぼっちには、原作の「結束バンド」のメンバーを基にした亜種が存在している。(というか、このジャンルによらずともいる)

各種固有の鳴き声があるが、それと同時にメンダコぼっちと同じく「み」を基調とする鳴き声も発する。

詳細はメンダコぼっちの項を参照。

メぼ虐に対するスタンスの違い

メぼ虐作品を投稿する作者も全員同じスタンスというわけではない。

1つ目はメぼ虐作品がメインの人達で、彼らはメンダコぼっちを「害獣」「生きる価値の無い生き物」とみなし、メンダコぼっちに対して酷い扱いをする傾向にある。言ってしまえばヘイト創作に近く、虐厨と呼ばれるタイプもここに該当することが多い。絵柄も粗く、残酷描写も生々しいことが多い。問題行動を起こすのはこのタイプが多い。

2つ目は「基本的には健全作品(普通のメンダコぼっち)がメインだが、たまに虐作品も投稿する」というタイプ。投稿はしないものの、虐作品をブックマークしたりコメントを寄せるケースもある。実は通常のメンダコぼっち投稿者でもこのタイプは多い。

メンダコぼっちに対しては基本的に「かわいい小動物」というスタンスであり、前者と異なりヘイト感情を押し出すことはあまり無く、どちらかといえばキュートアグレッション要素が強い。とはいえ虐作品なのでまあまあグロいが、前者と比べると絵柄も綺麗で、丁寧に描かれていることが多い。またタグ付けも徹底している傾向がある。

ただ作品以上に問題なのがコメントの内容であり、メぼ虐作品に対しては作者のスタンスに関係なく、メンダコぼっちを罵倒するコメントを書く風潮が蔓延している。中には健全作品(普通のメンダコぼっち)に対しても罵倒コメントや虐展開を好む旨のコメントを書く者もおり、他のユーザーや(時には作者本人からも)苦言を呈されている。

「メンダコぼっち」というキャラクターが抱える問題

「メンダコぼっち」と「メぼ虐」との線引きが難しい

ゆっくり虐待を例に挙げると、ゆっくりを生物として扱う作品は虐待描写の有無にかかわらず「ゆっくり虐待」と分類され、通常のゆっくりしていってねとは明確に区別される。前者と後者では容姿も微妙に異なり、またキャラクターとしての特徴はかなり異なっているということも理由である。

しかし、前述の説明の通り、メぼ虐で扱われるメンダコぼっちの容姿や特徴は、アニメ本編に登場するメンダコぼっちとほとんど同じものである。また公式からの設定がほぼ無く、非公式の二次創作の設定がベースとなっているため、「メンダコぼっち」タグの作品といわば「虐待表現の無いメぼ虐」との線引きが極めて難しいという問題も抱えている。「虐待表現の無いメぼ虐」≒「メンダコぼっち」というのが現状だと思われる。

またこれも前述の通り、「メンダコぼっち」と「メぼ虐」を両方好む作者も多く存在する。そのためこの二つは表裏一体の関係であり、メンダコぼっち創作を楽しむ際に避けて通れないものとなっている。ファンからすれば残酷な話だが、極論メぼ虐に触れたくなければメンダコぼっち創作そのものから離れるのが最も確実な選択となっている。

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