概要
韓国のCJグループ傘下のCJ 4DPLEX社が開発した。
標準の映像・音声に合わせて座席稼働や環境効果が体感できる。座席の前後上下左右への動きや背中への衝撃、水しぶきや嗅覚などにも対応した演出が可能。水演出は手元のスイッチでオフにもできる。
グレードがいくつかあり、フルの場合は熱風などの演出も存在している。
本編開始前に4DXの機能がどんなものかデモンストレーションを行っている。
また、座席が激しく動くため、安全に考慮してポップコーンなどの食べ物をビニールに入れるなどの処置を施している。
なお、身長100cm未満・妊娠中・年配・車椅子利用・心臓や首などに障害があったり、身体または精神的に敏感・車酔いしやすい人は4DXは利用できない。また、子連れの場合は保護者の膝の上に座らせる・チャイルドシートの持ち込み利用は禁止されている。
こういった演出効果が気が散って内容が入りにくいという人もいる為、初回は通常の上映で鑑賞し、4DX上映がある場合は二回目以降に4DX鑑賞という人もいる。
日本では2013年の中川コロナシネマワールドを皮切りに、主要シネコンチェーンでは前記コロナワールドの他、シネマサンシャイン、ユナイテッド・シネマ、109シネマズ、イオンシネマが導入している。
4DX上映は通常の上映料金に1000円程上乗せした価格の料金が多い。
またグランドシネマサンシャイン池袋などでは3面スクリーン上映のScreenXを併設していて3面に表示しながら体感上映することもできる。
pixivでは
日本で4DXが拡大するきっかけとなったのは2015年の某スペースオペラの事実上第7作だが、pixivでは同作の1か月前に公開されて翌2016年に4DX版が公開された某戦車道アニメの劇場版及びそれ以降に公開された最終章シリーズに由来するイラストが多い(本項で使用しているイラストは全て同作由来である)。
関連項目
MX4D:類似技術