この記事には、「超力兵団」のネタバレを含みます。原作をプレイされてからの閲覧をお勧めします。
概要
ゲーム『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団』に登場する葛葉ライドウと大道寺伽耶のカップリング。本作での主人公とヒロインの位置にあたる。
ゲーム序盤(第一話)
「私を殺してください」と告げ、連れ去られた伽耶の行方を捜索する事になる。調査を進める中で、伽耶の家に伝わる奇怪な伝承「鬼の血」について知る事になる。
ゲーム中盤(第五話~第六話)
陸軍の地下造船所の最下層にて、怪しげな儀式を目撃するライドウ。白い包帯の様な布で目元と体を縛られ横たわる伽耶の姿。駆けつけたライドウにより救出され、鳴海の提案により一時的に探偵社の秘書として保護される事に。しかし、この時すでに伽耶の肉体は鬼に支配されていた為、ライドウのもとを再び去る事になる。
また、この時にライドウは伽耶に真名を聞かれ、プレイヤーの意志に関係なく伽耶に教える。
ゲーム終盤(第十二話~エンディング)
ライドウの手により鬼の呪縛から解き放たれた伽耶。ライドウは、時空の間で伽耶を抱きとめ、本来あるべき世界へとふたりは戻る。朝もやの中、ライドウの腕の中で伽耶が目を覚ます。そこはふたりが初めて出会った場所だった。
ライドウの腕に支えられながら、伽耶は静かに語りかける。
「あれは、鬼、だったの?何だか長い夢を見ていたよう……」
「次第に意識がもうろうとして…何もかもが消えそうになってたの。」
「だけど…何故だか解らないけど…そんな時、貴方の声が聞こえたの。」
「不思議ね。一度会っただけの貴方が、助けてくれる。……そんな気がしてた」
伽耶はライドウを見詰め、ライドウの真名を呼びお礼をする。思わず、帽子の唾を深く被り直すライドウ。ふたりは、帝都の彼方から昇る朝日を見詰めた。
EDでは、大道寺邸に再び訪れるライドウと歓迎する大道寺邸の人々、そして穏やかな笑顔を見せる伽耶の様子も伺える。