「上下 左右 正面 背後!! あらゆる角度から無数の刃が貴様を切り刻む!!」
概要
ハンター試験編で登場した「無限四刀流」の使い手である試験官。
毛皮のベストを着たオールバックの男性で顔の大きな傷痕も相まって狩人のような風貌と言える。
原作では名無しであり、名称は旧アニメ版で判明。
顔の傷は286期ハンター試験でヒソカ=モロウに敗北した時に付いたものであり、その屈辱を晴らすために1年かけて無限四刀流を編み出していた。
無限四刀流
その名の通り、4本の曲刀を使った独自の戦闘スタイル。
ジャグリングの要領で曲刀を放り投げながら、ブーメランのように投擲とキャッチを繰り返した斬撃で相手を切りつける。
なお、投げた曲刀を自由自在にキャッチするのに半年もかかったとの事。
作中の活躍
287期ハンター試験で初登場。
トリックタワーで再会したヒソカとの戦闘では回避困難な無限四刀流で彼に3回切り傷を負わせる等、初見殺しという形で善戦したものの、それから程なく回避が難しい代わりに止めるのは簡単という弱点が露呈して形勢逆転。
半年もかかった曲刀のキャッチを短時間でマスターしたヒソカからは「無駄な努力ご苦労様」と一蹴され、首を切り落とされて死亡。
試合終了後、恐怖の表情を浮かべたトガリの生首が床に置かれていた。
アニメ版
旧アニメ
試験官でなく受験生という設定になっており、合格ではなく当初から復讐のために試験を受けていた。
表現規制の都合上、敗北後のシーンが斬首ではなく「ヒソカに対する恐怖でショック死する」という流れに変更されている。
新アニメ
大筋こそ原作準拠であるが、斬首のシーンがシルエットによる演出で残虐性を抑えている。
関連タグ
カストロ:同じくヒソカの対戦相手であり、試合中に弱点が露呈して最期はヒソカに惨殺される末路が共通している。