概要
『ゴッド・オブ・アビス』の背景ストーリーで判明した用語。
読みはゴルフであり、現実世界のゴルフに相当する競技。
自然文明ではこの剛流振が盛んであり、トッププレイヤーにもなると文明全体への影響力も高く、これを極めた者は首領(キャプテン)として自然文明の盟主になれる。
その実態は、かつて古代超獣世界を支配していた深淵の存在、アビスロイヤルに対抗する為のトレーニングであり、究極の剛流振はアビスベル=ジャシン帝を打ち砕く事ができる…………らしい。
特徴
ルールの全容は不明だが、回転の力を扱うのが基本らしい。
この回転の力を極める事を目的とし、『最終的に辿り着く至高の回転競技が剛流振』、とされている為、回転の力を扱うならゴルフ以外の競技でも良いらしく
・巨大なゴルフボールでラグビーをする超球の超人
・先端にゴルフボールを取り付けた矢を使って弓道をする弓道の妖精
・ボクシングのアッパーでゴルフボールを飛ばす打ち上げパーシモン
・サッカーのPKの要領でゴルフボールをキックする罰打の妖精
・ゴルフボール型のクリーチャーを柔道の巴投げで大きく投げ飛ばす巴投の超人
等々明らかにゴルフとはかけ離れた動きをするクリーチャーが多数存在し、果てはゴルフクラブをお玉として使いカレーライスを調理する振舞の超人など最早ゴルフとは何の関係もない者も存在する。
みんな大好きゴルファンタジスタは、この剛流振のトッププレイヤーであり、その実力は素人の剛流振パワーを1剛流振とするなら、ゴルファンタジスタの剛流振パワーは1億剛流振に匹敵する。
元々大自然の回転の力を増幅・解放するのが剛流振であり、ゴルファンタジスタの圧倒的な剛流振にもなれば、生命エネルギーそのものを回転させられる。
剛流振の極める為には試練を受ける必要があるものの、その試練は『ラウンドナンバーズ』と呼ばれるジャイアント・ドラゴンやジャイアント・リヴァイアサン等の超巨大なクリーチャー達がコースとなり、互いに回転の力で妨害しながら全18のコースを突破しなければならない。
全コースを突破できる確率は0.1%以下で、脱落者はキャディ・ビートルの様にキャディに転身する場合もある。
が、最終コースの十八番龍エターナルグリーンParLifeでOBを出すと、待ち構えていたガイア・コマンドの試練の大地ダン・ティランが牙を向く為、まさに命がけ。
首領の地位就いたゴルファンタジスタは尊敬・憧れの対象となり、ジャイアント・スノーフェアリーを筆頭に、自然文明に属する者達は彼に尽くすことを無上の喜びとしている。
そのゴルファンタジスタがジャシン帝に倒された後、何とアビスロイヤルの間で剛流振が流行り出す。
しかも、真っ白に燃え尽きたゴルファンタジスタを、ボール代わりに遊んでいる。