悪魔くんこと埋れ木真吾は全人類が幸せに生きられる世界を築こうとしており、それには悪魔の力が必要と考えている。なお、作中で「悪魔」と呼ばれる存在はキリスト教起源のものに限らず、世界中の神話・民話に語られる様々な妖怪・怪物も含んでいる。
物語の始まりでは、まだ真吾は悪魔の召喚に成功しておらず、懸命に魔術の研究と実験を繰り返している。しかし伝説的魔術師ファウスト博士が現れて真吾に秘儀を授け、遂に悪魔を呼び出す事に成功する。
更に、ファウスト博士は真吾に『ソロモンの笛』を与える。これは悪魔を従わせる力を持つ笛で、かつてソロモン王が使ったという物であった。