概要
イシュカ・レイク・シエル・バイス・エル(声:緒方恵美)
もう一人の主人公。心臓の病気になり、死ぬ為にブラッドのいる洞窟にやってくる。
『涙の宝石』のおかげで生き返ったことで、他人の傷を癒せるようになる(自分が『涙の宝石』で生き返り、そのおかげで生き長らえている事を本人は知らない。自分は「死人返り」、つまりゾンビだと思っている)
ブラッドの髪をみつ編みすることが趣味で、五つ編みをしようとしたこともある。ちなみにネイはその髪を解くのがいいらしい。
孤独と死の恐怖に、病気になってから一年間の記憶が欠けていたが、LIE IN BED編で記憶を取り戻す(しかし本人には記憶の欠落・復帰の自覚はないと考えられる)
『涙の宝石』の力で、言葉や意思に力が宿っている。イシュカが考えた事や発した言葉が実現化する。一例として、見えないはずの結界の呪文を「見える」という意思の力で可視化し、「つかみどりできないかな」という発想で具現化させた。「傷を癒す力」も、元々は「傷とか嘗めて治せないかな」というイシュカの意思と言葉が元となっている。
ヴィルト曰く「使い方を間違えたらとんでもない爆弾」。
その特殊な力ゆえに、カウゼルに器としての体を狙われる。
純粋な存在であり、人間を疑わず、「ブラッドが人を殺さないから、人もブラッドを殺さない」など人間の悪意の面に疎い。その為、自分自身の心の闇の部分に苦悩する。