概要
声:小西克幸
ブラッドの友人。東を統べる魔物。『東の塔の闇の遣い』と呼ばれ、恐れられている。
60年前の魔物狩りで南のシース・西のカウゼル・北のブラッドがそれぞれ寺院に捕らえられ手足を拘束され呪縛を受ける中、一人だけある程度の自由が認められている(その理由については「コウモリの朝」編で明らかになる)
作品前半は、西でラプンツェルと二人で暮らしていたが、後半で元の東の塔に住居を移した。ブラッドとは旧知の仲で、信頼関係のある悪友といった関係。
元・人間。人間の頃の名前は『エイジャ』といい、普通の生活を嫌っていた。家族の血肉と引き換えに魔物となる。
東の塔に住んでいる時、自身で育てていた「ちしゃのみ」と引き換えに人間の夫婦からラプンツェルを奪う。この出会いが、彼の運命を大きく変える事になる。荊を使役する事が多い。
幼いラプンツェルからは「魔法使いさま」と呼ばれていた。当初はお稚児趣味の金持ちに彼を売るつもりだったが、惜しくなって止める。以降、ともに暮らし始める。
ラプンツェルを闇の側に引き込んでしまった自責の念に苛まれていたが、ラプンツェルの言葉で救われる。
13巻以降は長髪をばっさりと切り短髪になる。